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私の会社では、部署ごとに「コンプライアンス担当者」としてコンプライアンス関係の責任者を設け、その人たちに対してコンプライアンス研修を行い、その人たちから部署内へのコンプライアンス教育を行ってもらうような形でのコンプライアンス教育を行っています。
そして、この研修を来年度も行おうと思っています。
(なお、これとは別に、個々の社員に対するe-ラーニングの教育も行っています)

ただ、何年も同じ内容の研修だと単純に「またか」になってしまうので、多少は見直しをしたいのですが、結構幅広い内容を含む研修内容を自分としても一生懸命作成したので、どこをどう見直せば良いか悩んでいます。

そこで、毎年コンプライアンス研修を継続して行っている会社の方にお聞きしたいのですが、コンプライアンス研修や教育の内容を見直す場合、どのような点を見直していますか?
それとも、毎年全く同じ内容の研修を行っていますか?

なお、もちろん自分でも時事的な情報を最新のものにすることも考えてはいますが、コンプライアンスとは普遍的なものであり、しょっちゅう大きな見直しをかけるようなものではありません。
また、毎年数人は新任者が出てきますので、完全に見直すわけにもいかないかと。

私の会社の研修内容がわからないと何とも言えないかもしれませんし、漠然としていますが、ご参考までに教えて下さい。

A 回答 (1件)

コンプライアンス担当ではないのですが、研修を作るお手伝いをさせていただくことがあり、その経験から少し書かせていただきます。



研修の見直し方として、「中身を見直す」のと「見せ方を見直す」のと2つあるかと思います。

まず、中身を見直す方としては、広い内容を全部研修で教えるのではなく、その年の重点テーマのようなものを決めて、そこを中心に研修を組み立てる方法があります。そうすることでせっかくお作りになった研修も無駄にならず、かつ毎年同じ内容にならずにすみます。

重点テーマを選ぶときには、自社で発生したコンプライアンス違反事故の事例などを使って、その事例を交えながら話をすると受講生の食いつきも良くなると思います。

見せ方を見直す方としては、研修の進め方を工夫するというのが考えられます。例えば、今の研修が講師の方が一方的にレクチャーする形式だとすると、そこにグループ討論の時間を設けてみたり、ロールプレイをいれてみたりします。

コンプライアンスというのは、社員からすると、会社から押しつけられて面倒、どうしてこんなに手続きが複雑なのかわからない、そういうイメージがあります。その状態でいくら「これはしちゃダメ、あれも禁止」と言っても納得してもらえません。

納得してもらうには、受講者に視点を転換してもらって、例えばコンプライアンスを推進する人の視点に立ってもらったり、企業につけ込もうとする人の視点に立ってもらったりして、自分だったらどういう規程を作るだろうか、どういう会社はカモにしやすそうか等と考えてもらい、そこから今会社にあるの規程の必要性を理解してもらう、そんな視点転換を促すアクティビティがあると面白いと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
ある程度方針も決まってきました。あとは、どのように組み立てるかです。参考に致します。

お礼日時:2009/05/01 20:11

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