いちばん失敗した人決定戦

ジャズギターを修行中の初心者です。
ギター教室に通っていて、先生に、課題曲をじっくり取り組むのとは別に、多くの曲をできるだけ知るようにと言われました。
とにかくいろんな曲をメロディとコード進行だけでも弾いてみて、アドリブができなくてもいいから、たくさんの曲を覚えるようにということです。

青本とREAL BOOK1~3(Hal Leonardのやつです)を持っていますので、エクセルでその全曲目リストを作り、知っていそうな曲から印をつけて、メロディとコード進行を練習していっているところです。

しかし、何曲かをやると、数日前にやった曲のコード進行を忘れてしまっています。ジャズは似たようなコード進行が多いので覚えやすいといえば覚えやすいのですが、ダイアトニックコード以外の細かな部分とか、その曲独特の進行部分など、なかなか覚えられません。
サビの部分が、他の曲とごっちゃになってしまったりもします。

曲を覚えるコツのようなものって何かありますでしょうか?
「自分はこういう方法で覚える」といったことがありましたら、もしよろしければ教えてください。

青本やリアルブックは、コード付けの解釈が違っていたりするので、他の資料とかも調べて、自分でこうではないかと修正したりしたところはなんとなく覚えているのですが・・・

A 回答 (3件)

#1です。



なるほど、アナリーゼは課題として勉強されているようで安心しました。

私の経験で言えば、青本は、現場でプロが使う譜面なので、コード表記がテキトーでプレイヤーが自分で判断してリハモするのを前提に書かれている気がします(#1回答のとおり)。

私も昔は青本や1001でよく演奏したものですが、やはり初見の実戦を続けることで譜読みやコード進行の暗記は強くなっていくと思われます。特に個人練習ではなくスタジオセッションや、ライブセッションを繰り返すことでギターパートだけでなく、ベースラインやホーンセクションのフレーズと組み合わせて曲を覚えていくと、間違いにくくなります。

ギターコードだけで言えば似たようなパターンが多いので覚えにくいのも事実ですから、時間の許す範囲でセッションを経験されることをおすすめします。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。
たしかに青本やリアルブック、かつての1001なども含めて、これらの譜面はプレイヤーが使う一定の目安のようなものですね。このりおり弾け、ということではなく、コード解釈の一例のようなものだと思います。
セッションは、いちおうだいたい決まったメンバーで定期的に練習しているのですが、見ず知らずの人とのライブバーなどでのセッションはまだ経験がありませんが、来週はじめて参加することになっています。
まだレパートリーが少なくて、どうなることやらとドキドキです・・・。
これをきっかけに、もっとセッションにも足を運ぶことができたらと思います。

曲を覚えることに関して、とりあえず忘れかけた頃にまた復習ということを、何度も繰り返すしかなさそうですね。

お礼日時:2009/04/14 01:35

前の方の回答も一理ありますね。



でも私は、その先生が仰有ったのは、「曲を知りなさい」というように感じました。
青本とリアルブックと、もちろんそれを広げて弾きまくるのもいいのですが、それと同時に「覚える」というのはコード進行を覚えることではなく、「(名)演奏を聴いて覚える(知る)」ことじゃないかと。

エクセルで全曲目リスト作っちゃうなんて、すごく真面目な勉強家なのでしょうが、そういう方なら尚更、色んなジャズメンの好き勝手な解釈による演奏を聴いて自由度を知りなさいと、先生はいいそうですよね。
だって1つの曲が、色々リハーモナイズされて、同じなものってないぐらいじゃないですか。
なんだか資料などで修正もしたようですが、それって修正じゃないですよ。
それは一つの解釈でしかありませんから。
(気分を害したらごめんなさい)

それに実際、ステージに立った時、メンツの誰かがスタンダードに全く斬新なコードをつけてきて「やろう」となるかもしれませんよ。
メロディーだってテーマを正確にします? フェイクして演奏しちゃいたいとなるかもしれませんよ。(多分そうなる)

「覚える」ことに対する質問にこれは回答として相応しくないかもしれませんが、私は「知る」ことをおすすめします。
本を見て演奏して、その曲の有名無名様々な演奏を聴いて、そして再び譜面を開いて演奏してみる。
余力があるのなら、その中の好みの演奏をアナリーゼするのもいい。
そこまでしなくても、また違う曲を演奏して、聴いて、演奏して。次の曲も。次の曲も。

譜面からの演奏だけではとても狭い演奏になります。
必ず「他の演奏を聴く」をプラスして演奏することで、たくさんのことを得るし先生の仰有る「覚える」になるように思います。

この回答への補足

エクセルで全曲目リストを作ったのは、ネットで本の紹介文から曲目をガバッとコピペしただけですよ。会社の昼休みにできる作業でした。
青本とリアルブック3冊分、全部で10分ぐらいで作れました。これがあるととても便利です。自分の演奏できる曲の自己評価表のようなものにもできますし、セッションでよく演奏される曲の頻度順にソートとかもできます。(演奏頻度については、人から聞いたりネットなどで資料を調べることで、ある程度の順位が見えてきます)
また、なんとなくタイトルだけ覚えのある曲や、取り組む候補曲のタイトルをYouTubeの検索窓にコピペして、どんな曲なのか聴いてみたりも気軽にできるので、リストを作るというアイデアは大成功だったと思います。

補足日時:2009/04/13 00:45
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この回答へのお礼

そうですね。譜面を見ていろいろ弾くというより、世の中にはいろんな曲があり、いろんな演奏があり、それらをたくさん経験しなさいという意味だと思います。覚えろということではないと思います。
リアルブックを買ったのは、先生の推薦です。これがあればとりあえずどんな曲でも気軽に弾けるから、これでたくさんの曲を弾いてみなさいと薦められ、まあ絶対買えというニュアンスでもなかったですが、安い本なのでいちおう全部買っとくことにしました。
青本は以前こちらでの質問で、何を差し置いてもとにかく買いなさいということでしたので。(先生は青本については、なぜかいまいち否定的です。)

コードの「修正」の件は、修正というより、自分なりにニュートラルな解釈を自分の中で結論づけたということです。結論というとまた語弊がありそうですが、いちおう「自分はこうだと思う」という一定の判断をしたということです。
もちろんセッションなどの現場での臨機応変性を考えてのことです。コード進行を丸暗記ということではありません。現に今やっているセッションバンドでも、都度コードを変えたりしますので。

それと、エクセルで全曲目リストを作ったのは、ネットで本の紹介文から曲目をコピペしただけですよ。会社の昼休みにできる作業でした。

お礼日時:2009/04/13 00:28

アナリーゼ不足の印象を受けました。



多分、目から入る座学や演奏(実技)はしっかり勉強されているようですので、今度は耳から勉強してみたらどうでしょうか?
ジャズ系のギタリストはほとんど皆がアナリーゼでギタリストとしての腕を磨いていきます。
まずCDを聴いて、全パートもしくはギターパートを五線譜に書き取っていく、いわゆる耳コピというやつです(記譜せずに指だけ真似るのは本当の耳コピではありません)。
次にコード進行を聞き取って書いていきます。
さらに、ギターソロで使われているスケール、モードを書き込んでいき、エンハーモニックについても、経過音や転過音、半音進行などいろいろなパターンがありますから、それについても書きこんでいきます。
また必要に応じてポジショニングをTAB譜で補完することもよい勉強です。

そうやって何曲もアナリーゼしていくうちに、アーティストごとのコード進行やリハモのクセ、ブリッジの組み立て方などの違いが分かってきますし、ギタープレイに関してもボイシングやポジショニングなど独特の指癖がある程度分かってくるようになってきます。

すると、ご質問にある、コード進行のクセ、コード以外の細かな部分の手癖の違い、曲の進行・構成にかかる部分も立体的に視覚的に把握できるようになってきます。(というか気付いた時にどんどん五線譜にメモしていくクセをつけましょう)

コード進行に関しては、採譜者によってもテンションの考え方、代理コードのネーミングなどはかなり違うので、コードネームで覚えるのではなく、機能とボイシングで覚えてしまって差し支えありません。コードネームはご自身の分かりやすい表記でいいと思います。

例えば、inCでII-V-Iのとき、ドミナントコードは楽譜上G7と書いてあっても、実際にはG7#11(13)などのボイシングで弾くのが常だったりします(ボイシングは6弦側から×4345×)。しかし、このときにG7#11(13)と書かずに、裏コード表記でD♭7#9と書いても構成音・ボイシング・機能には全く変わりません。ボイシングと機能を理解していれば、これをどちらで覚えるかは自由でいいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
この「たくさんの曲を弾く」ということに関しては、アナリーゼはやっていません。
ご回答のように、曲に対するアナリーゼは、普段の練習というか勉強として、順に課題曲を決めてじっくりやっていっています。
まさにご回答に書かれておられるようなことですね。

先生の言うのは、それらのメインの勉強とは別に、広く浅くでいいのでたくさんの曲をなぞってみろということらしいのです。
その際に詳しいアナリーゼは必要ないので、とにかくいろんな曲にたくさん触れてみろというニュアンスだと思います。
たぶんその意図としては、「木を見て森も見る」ということだと思います。「木」は仰るようなアナリーゼをしてじっくり取り組む作業、「森」は先生の言う広く浅く曲をこなすという、2方向から取り組むことによって、バランスよくジャズという音楽を体得せよ、ということなのだと思います。

しかしせっかく弾くのですから、できるだけ覚えておきたいものです。そのまま忘れていくのがなんだかもったいない気がして・・・
でもそれを覚えていこうとするとアナリーゼ・・・となると、普段のメインの勉強と同じになるので、どうしたものかと、そういうことなのです。
まあ先生のいわれるように、覚えようとはしないで、とにかく曲を経験することに専念すればいいといえばいいのですが・・・

お礼日時:2009/04/12 20:25

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