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一般に「二重敬語(ご覧になられる・仰られるなど)」は
本来皇室の方にしか使わない表現であるため、
普段目上の人に使うと逆に失礼にあたる、と聞きます。
ところで、現代、この二重敬語を天皇陛下に使うことは可能なのでしょうか。
それともこれは既に過去の習慣で、
現在は天皇陛下に対しても二重敬語は使わないのでしょうか。

この疑問は、先日日本語を勉強している外国人学生のロールプレイを
添削していて気になったもので、そのときは
「天皇陛下となんて話したことがないからわからない、
おそらく使う機会はないだろうから、
普通の(二重敬語でない)敬語で作ってはどうか」
と言って切りぬけたのですが、それ以降どうしても気になっています。
ニュースなどを注意して聞いた限りでは、二重敬語にはなっていないように思いました
(それ以外の場面でも間違っているアナウンサーはべつにして)。

あまり日常的でない質問ですが、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

現代の感覚では、たとえ皇室に対してでも、二重敬語は正しい用法とは言えません。


なお「ごめんなさい」は二重敬語ではありません。
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この回答へのお礼

簡潔なご回答ありがとうございます。
二重敬語は正しくないのですね。
これで二重敬語を聞いたときに気持ち悪い…と思う感覚を
大切にできます。

「ごめんなさい」は、私にもよくわからなかったのですが…
ありがとうございます。

お礼日時:2009/04/14 17:43

的外れな回答ですが、日常的に誰でも使っている二重敬語がありますよね



「ごめんなさい」がそうです

これを全く敬語にしないと「免ぜよ」「許せ」となっちゃいます
もっとも。「ごめんなさい」が敬語だと思って使ってる人はいないでしょうね、一般化されすぎてひとつの単語になってしまったので
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「ごめんなさい」は本来二重敬語なのですか?
全く知りませんでした。

確かに挨拶は元の語(意味)を知らないものが多いです。

お礼日時:2009/04/14 03:17

Google などで検索するといろいろと出てまいりますが、


あえて申せば、「こうでなければならないという基準は、今日の日本において確立されていない」ということになろうかと思います。

マスコミによってバラバラだったりするようで(しかも、それぞれのマスコミ各社にはそれぞれの基準が設けてあるようだ)、どれが正しいとか誤りだとか、判断がむずかしい。
仮に誤用であっても、それが一般に流布すればそれが基準になるということもありえるだろう。
戦後の日本で皇室、あるいは天皇に対する見方、感じ方に変化が生じて、それからまだ100年もたっていない。
余りにも歴史的に新しい状況で、言葉がそれに追い付いていないともいえるかもしれない。
考えてみれば、そもそも「天皇」という言い方自体が新しい。
「みかど」「おほきみ」から一気に「天皇」へ。
「民主主義」なるものが日本に導入され、それと皇室との関係をどうとらえてよいやら、まだ日本人がとまどっている状況で、「敬語」の用法にまでは公式にも基準がない以上、混乱はやむを得ないのではあるまいかと思えます。

以下のページをざっと参照いたしました。
http://subzero.iza.ne.jp/blog/entry/434510/
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20060610/1149943 …
http://www.geocities.co.jp/halfboileddoc/persona …
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4208897.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
http://questionbox.jp.msn.com/qa2362005.html
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この回答へのお礼

bakanskyさま、早速のご回答ありがとうございます。
戦後も昭和61年生まれの自分は
戦前みかど・おほきみを使っていたということ自体存じ上げませんでした。
(1)は「崩御される」が間違いか、ということ
私も質問の際に、「崩御」という言葉は残っているが二重敬語は残るのかというのも
付け足そうか考えたのですが混乱したのでやめました。
個人的には「崩御なさいました」と言いたいところです。
(2)
敬語を使わないのはいかがなものか、
私も公平を要求されるメディア内でも敬語は使っていただきたいと思うのですが。
日本は戦前があまりに天皇陛下は神様のような教えが広まっていたせいか反発しすぎて…という印象は受けますね。
イギリスでも女王陛下に対しては女王陛下と言って敬っているのでは…。
(3)
この中では批判されていますがこの「皇室用語の扱い方」では二重敬語は皇室に対しても失くす方向なのですね、改めてはっきり見るとかなり衝撃があります。
そこの醤油をとっていただけますでしょうか?の問題はとても興味深いです。
(4)
私も『大鏡』は勉強しましたが、天皇・皇室以外にも二重敬語あり、
誰が誰に対して何を言ってるのかも複雑で…。
話者を下げて天皇を上げるために登場人物を下げ…尊敬語と謙譲語のオンパレード。
かつ尊敬語にも謙譲語にも使える語が多く。
(5)
近頃「お客様は神様です」という言葉もあまり聞かなくなって参りましたが…どうなのでしょう。
神様に対しては二重敬語可なのでしょうか。
(6)
個人的に「社長様」というのにはかなり抵抗があります。
後輩が使っていたらおそらくやめさせると思います。
これも二重敬語に分類されるのですね。
それで「先生様」は言いませんが……「院長先生」は言いますね。
許容されつつあるとはいえ間違いなのでしょうか…。
この…個人的にはどうしてこの回答に良回答を…っていうのが選ばれている気がしますが
これが今の時代の流れ、というものなのでしょうか。

皇室典範にさだめられているとか、いないとか
今宮内庁または皇室自ら自分たちに使う敬語についてのお達しが出るとも思いませんし
難しい問題ですね。

うまくまとまらず長文になってしまい申し訳ないです。
たくさん調べていただいてありがとうございました。

お礼日時:2009/04/14 03:10

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