プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

塾講師になりたいなと思っているものです。

よく塾講師は生活が不安定だという話を聞くのですが、それは本当ですか?
具体的には、どのように不安定なのでしょうか?
一生勤められない仕事だということでしょうか?

詳しい方、お願いします。

A 回答 (5件)

こんにちは。



塾講師からフランチャイズ式の塾長へ、そして個人塾( 現在 )へと変遷してきました。塾講師は短期間の経験でしたが、乱塾時代といわれる期間に経験しました。

>よく塾講師は生活が不安定だという話を聞くのですが、それは本当ですか?

本当でしょう。塾がつぶれたら質問者の方もつぶれます。経験上、塾はつぶれやすいです。最近の傾向としては、中規模塾がつぶれやすいと思います。私の周囲でも、いくつかは閉鎖しています。しかし、新しい塾も増えています。過当競争なのでしょう。大規模塾なら講師生活も安定するでしょうし、小規模塾なら講師を雇う余裕はありませんので。

>具体的には、どのように不安定なのでしょうか?

時間外勤務もあるようです。
授業の後すぐに帰宅はできないでしょう。塾によるでしょうが、教室の清掃、レポート作成などや反省会などがあるかもしれません。特に個別指導を導入している塾は、レポート作成が多いのではないかと、勝手に想像しています。これらは無給でしょう。
夏期講習、冬期講習、春期講習なども加わりますから、休みたいときに休めません。学校のテスト前には、テスト対策で土日返上もあるでしょう。

学校の先生は資格( 教員免許 )があり、よほどのミスがない限り、一旦採用されれば解雇されることはないでしょう。先生は資格でしょうが、塾講師は他の回答者の方が言われるようにタレント( 才能・素質・技量 )です。そのために、塾の授業以外の時間で、自分のための勉強( 自分を磨く )も必要です。

若い塾講師なら、若さそのものがタレントになることはあります。それは限られた年代期間の話です。
本格的に塾講師を希望するなら、日々勉強が必要です。日常の話題、近所の話題、地域の話題、地域との付き合い、問題集や参考書の知識、塾用テキストの研究、指導の仕方や話し方や伝え方、受験雑誌、保護者との対話、個々の生徒の様子の把握など、やるべきことはたくさんあるはずです。

>一生勤められない仕事だということでしょうか?

収入面でのご質問でしょうか。収入面だけで塾講師のことを考えない方がよろしいでしょう。
学校の先生に嫌な思いをさせられたが、という質問が教育関連のカテゴリーでもあります。しかし人間関係のことですから、教育をするという立場では、塾講師も同じ立場になり得るでしょう。
道を歩いていたり、スーパーなどで買い物をしていると、卒業生たちから声をかけられることもありますし、保護者の方( 卒業生の保護者の方も )からあいさつをされることもあります。こうしたことは得難い財産になるはずです。

多数の教室を持つ塾ですと、学校の先生同様に、あちらこちらへ移動ということもあるでしょう。そうすると、なかなか生徒・保護者と打ちとけるわけにはいかないかも知れません。
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この回答へのお礼

みなさん、アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2009/04/19 20:28

大前提として、塾講師は「教育者」ではなく、「タレント」です。

カリスマを自身が持つか、そういう講師を支えるためのスキルが必要になります。

>> できるだけ、実力とはなにかを教えてください。

大きくそして大切な要素が2つあります。

生徒、保護者、地域の人たちを引きつける魅力がひとつ。生徒を辞めさせない、生徒を集めることができる、という2つの口コミを作ることができる魅力も含まれます。

もう一つが、実績を作る能力です。保護者と本人が、長期的と短期的に「通塾」に求める成果を把握し、各々を満足させる成果を出すこと、もしくは、成果を出せなかったときに納得させ以降の通塾で成果が見込めることを信じさせる能力です。
単純に志望校への合否数を競うだけでは商売はできません。優秀な生徒だけ集め、不要な生徒をふるい落として合格率を確保できればOKという時代は終わっています。
生活習慣、学習習慣、教科指導、受験指導、出願指導、保護者対応、この全てがひとりでできる必要がある塾も多くあります。

アルバイト講師は失敗ができます。失敗しても別のところで成功すれば報酬は上がります。専任講師は基本としては失敗はできません。この違いは、専任講師が「実績」を残す時に意外と足かせになります。

以上が、あなたがタレントになりたい場合の「実力」ですが、もうふたつの方法があります。
「将の将」たる器になる方法と、「将の将」のサポートをしていく方法です。塾講師は、様々な人たちの集まりになります。それを束ねていく仕事ですね。

最後に、「辛い」役回りは、タレントたちの穴埋め役を引き受け続ける方法です。タレント達の報酬は高いです。例えそれがアルバイトだとしてもです。全ての駒、全ての教室の授業をタレント達で埋められるほど、講師達は都合良く出勤してはくれません。また、採算も合わなくなってしまいます。それの穴埋めをひたすらして、低賃金で働く「塾講師」も必要になります。塾から見た彼らの存在価値は、自由に使える安い駒であることの1点です。

長く塾に勤める講師が少ない理由は2つあります。
ひとつは、塾講師は「実力」が上がらない場合、給料も上がらないため。
もうひとつは、ある時期に、独立ができると錯覚して、辞めていくためです。(動機はさまざまですが)
塾生は講師に付きます。なので、目の前の生徒はその塾講師が単独もしくは集団でその塾から独立した際に付いていくことが多いのですが、「将の将」たる才能がない人が独立しても、数年で空中分解してしまったり、新規の生徒集めができなかったりで潰れていくことが多々あります。独立は、塾にとって最大の脅威です。これをやったり荷担した講師は、雇われ講師にはなりにくくなります。(移籍とは罪が違います)

以上、こんな感じで。
とにかく、学生時代にひとつの塾に縛られずに多くの塾を見ておくことです。
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フリー(時間講師)と専任で大きな違いがあるとは思いますが、ご相談者の場合(専任の場合)の塾講師の収入は、勤務時間の割りに多くは望めません。


また、労働時間帯も夜間に及ぶ仕事ですので、拘束される時間も多くなります。
勤務日数も土曜日はもちろん、日曜日・祝日等も補習(補講)やテスト前の対策で出勤もありますので、自由が利きにくいのが実状です。
お近くの大手学習塾をご覧頂ければ、講師のほとんどが20代~30代であること(40、50代は稀です)からも、その職業のやりがいや社会貢献度はさることながら、どういう仕事なのかは容易に推測されることができるのではないでしょうか。

この回答への補足

>勤務時間の割りに多くは望めません。
年収300万あれば満足なのですが、どうなんでしょうか?


>講師のほとんどが20代~30代であること(40、50代は稀です)

40、50代になるとクビになるということでしょうか?

>また、労働時間帯も夜間に及ぶ仕事ですので、拘束される時間も多くなります。

自分は、教えることが好きなので、あまり気になりませんが、それでもやめておいたほうがいいのでしょうか?

補足日時:2009/04/18 18:51
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「実力」とは「結果」です。



つまり、塾生の合否数(率)
塾生の評判なども関わると思います。
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実力がないと短期でクビになることもある仕事です。


実力があれば、実力がある間は仕事に困ることはありませんが、そういう人はごく少数です。
この後は、少子化が進み、ゆとり教育も終わり、学校で教えることも多くなります。その分、子どもの可処分時間は今よりも減り、習い事をする時間は減っていきます。

実力のない講師は、どんどんとクビを切られていくでしょうし、新しい人も実力がないとすぐにイラナイと言われることになるでしょう。

「実力」が何かについてはあえて書きませんが、実力のない人にとってはかなりつらい仕事のひとつです。

この回答への補足

できるだけ、実力とはなにかを教えてください。

かなりつらい仕事といいますが、具体的にはどのようにつらいのでしょうか?

補足日時:2009/04/18 18:18
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