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初投稿です、初めまして。

少し前に行ってきたベートーヴェンの「第九」のコンサートでのことです。
第4楽章の合唱は某学校の生徒が、ソロの部分は有名なソリストさんが歌いました。
で、その生徒とソリストさんが入場したのが確か第2楽章か第3楽章の後なんですが、そのソリストさんが入場してきた時に拍手が起きました。

自分もその学校の生徒で、会場に行く前に先生からは「第4楽章の最後の音がなるまで拍手はするな」と注意をされていました。
こういう場合には、拍手はしていいものなんでしょうか。
わかる方がいましたら、教えてください。

A 回答 (4件)

ご質問のケースの場合でしたら、何ら問題はないと思います。


「第九」のコンサートでは、曲の最初からソリストの歌手の方々や、合唱団がステージにいないケースがよく見られます。
確かにこれらの人々が活躍するのは、最後の第4楽章のみですので、第1楽章からステージに居る必要はないと言って良いでしょう。こうしたケースでは、第3楽章の始まる前に、歌手と合唱団が入場されることがよく見られますね。
その時にもし拍手が起こったとすれば、それは入場してきた歌手や合唱団の皆さんに対する敬意として贈られているものだと思いますから「不自然な」「的外れな」ことはないと思いますよ。

それから、よく「クラシックのコンサートでは、いつ拍手をしたら良いのかわからない」という質問もよく聞きます。
一般的に、暗黙的なルールとしては、曲が完全に終わった時点で拍手するのが妥当ですが、プログラムや演奏される曲をよく知らなかったり、初めて聴くような曲は「どこが曲の終わり?」なのかわからない時もあると思うので、オーケストラなら指揮者が完全に指揮をしていた両腕を下ろしたとき、ヴァイオリンやピアノを弾いている場合は演奏者が楽器を下ろしたり、手を離して立ち上がった時なら、「曲が完全に終わったんだな」と思って大丈夫です。

でも、曲が完全に終わらなくても、第1楽章や第2楽章が「すばらしい!」と思ったら、短い拍手程度ならしても私は構わないと思います。
(中には「けしからん!」と眉を細める人もいるかもしれませんが…)
演奏中にイビキを掻いて寝たり、スーパーのビニ袋をガサガサとされるより、よっぽどマシです!(笑)

あと、逆に最初の拍手ですが、演奏者が一人だったり、数名のときはステージに姿が見えた時点で客席から拍手が自然と起こると思いますが、アンサンブルやオーケストラのような大勢のときは、また違ったりするのをご存知でしょうか?
これも「必ずそうしなければならない!」というルールではありませんが、国内のオーケストラの場合は、すべてのメンバーが着席して、最後に「コンサートマスター」という人(指揮台のすぐ左の一番手前に座るヴァイオリン演奏者のことです)がステージに入場してきた時に拍手が起こるのが通例です。
(次に拍手が起こるのは、指揮者やソリストの方が現れた時です)
中にはこれを嫌って、他のメンバーと一緒にステージに出てしまわれるコンサートマスターの方もいらっしゃいますが…

しかし、海外から来日したオーケストラの場合は、メンバーがステージに入ってきた時点で拍手が始まり、それが全員着席し終わるまで続くことが多いです。
(やはり、コンサートマスターの方が最後にステージに出られる時も拍手は起こります)
この違いはまさに海外の方々に対する「歓迎」の意味合いが大きいと思います。ですから、海外のオーケストラの方々が非常にうれしそうな表情をしたり、とまどったりされているのをよく見かけます。
(でも、これは非常に良いマナーだと思っています。)

以上が私の回答ですが、ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありです。
見てみると、やっぱり知らないことたくさんありました。
クラシックのコンサートに行くこともあまりないのですが、もしまた行く機会があったらいろいろ実践してみようかと思います。
…周りの空気とか流れにあまり逆らわない程度には(汗

お礼日時:2009/04/26 13:14

拍手は、演奏終了後、一呼吸してからするべきです。

終わったとたんに大声を上げるのは、主催者から雇われた「ブラボー屋」という連中で、軽蔑されます。本当に感激したときは、何をしても構いませんが、ブラボー屋と混同されるのはいやですよね。

「第九」のように、瞬間的に終わる曲と、「悲愴」のように、滅入るように終わる曲では違います。後者の場合は、指揮者の手が降りるまで拍手すべきではありません。モーツァルトの41番のような曲でも、すぐに「手」がくるのは、何となくヘンです。1~2拍の「間」が欲しいと思います。自信がないときは、決して「人より先に叩かない」ことです。

「チャイコフスキーの第5」や「舞踏への勧誘」などは、曲をよく知らないで、他人より先に手を叩こうとすると、とんだ恥をかきます。「剣の舞」のように、遠慮してだれも叩かないなど、いろいろなハプニングがあって、面白いものです。

不愉快なことは早く忘れて、良かったことだけを反芻して楽しむのが、本当の聴きかたではないでしょうか。

ソリスト(英語ではソロイスト)の入場時に拍手をするのは、個人的には良い習慣だと思っています(時には、オーケストラメンバーの登場で拍手が起こることさえあります)。ただし、あまり長くならないようにしたいものです。

第九の3楽章の終わりにソリストを入れるケースは多くありません。3~4はアタッカ(休なし)がふつうの演奏です。コーラスは、昔は2楽章の終わりが多かったのですが、いまは最初からが多いようです。最初から「全員」を舞台に並べせておく指揮者もいます。
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この回答へのお礼

回答ありです。
第3楽章に入ってしばらくしたら第4楽章の旋律が聞こえてきたので「あれ?第3と第4の間に空白あったっけ?」とか思ってたんですが、そういうことだったですね(汗
それはともかく「ブラボー屋」…、そういう人もいるんですね……。
慣れるまではやっぱりまわりに任せたほうが良さそうですね。

お礼日時:2009/04/27 20:43

いつ拍手をしたら良いのかわからない・・・


簡単な事ではないでしょうか。拍手が始まってしばらくしたら、一緒に拍手に参加すればいいだけです。

「しばらくしたら」と言ったのは、やはり間違ったタイミングでしてしまう人がままいるのと、余韻(残響)を尊重せずにすぐ拍手してしまう人がいるからです。
演奏後の拍手で最も理想的なのは「指揮者が指揮棒を下ろした後」です。通常の指揮者はちゃんと残響も考慮したタイミングで指揮棒を下ろします。日本国内の多くのクラシックコンサートでは指揮棒が下ろされないうちに拍手が始まる事が多いですが、これは「思わず賞賛してしまうほど演奏が素晴らしかった」からこその行為。本来は望ましくないと考えて結構です。
極端な話、演奏が気に入らなければ拍手はしなくても構いません。それくらいの評価の権利は、聴衆には託されていますので、拍手は義務ではないです。なので、タイミングが解らないうちは、周囲の様子を伺いながらゆっくりしてください。
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この回答へのお礼

回答ありです。
拍手するのにちょうどいいタイミング、ってやっぱり難しそうですね…。
当分は周りの空気をしっかり読んでから拍手するようにします。

お礼日時:2009/04/27 20:32

ソリストが出てきた時、拍手することがあります。


拍手するだけの価値がある人(といったら変ですが)だからです。
「あなたを歓迎します。あなたの舞台が見られて嬉しいです」といった意味合いがあるように思います。

歌舞伎でも、出てきただけで掛け声がかかりますし、
バレエでも、ソリストが出ただけで拍手がおこります。

コンサート慣れしていない人で
楽章の合間、まだ一曲終わってないのに、拍手してしまう人がいます。
先生はその点に気をつけて欲しいと思ったのでしょう。

拍手のタイミングは場慣れしてる人に任せておいた方が安心です。
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この回答へのお礼

回答ありです。
なるほど、そう考えると拍手した方がいいですよね…。
実を言うと自分そのときはどうすればいいのかわからないで結局拍手してなかったんです(汗
確かに慣れるまでは周りに任せた方がいいかもですね。

お礼日時:2009/04/26 13:07

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