電子書籍の厳選無料作品が豊富!

条件付き確率の問題で
AとBは互いに排反な事象で、P(A)=0.2、P(B)=0.8である。いま、P(C│A)=0.4、P(C│B)=0.5のとき、P(A│C)を求めよ。
という問題が解けません。
誰かわかりやすく解説お願いします。

A 回答 (2件)

p(A) = p(A and C) + p(A and not C) …[1]


p(B) = p(B and C) + p(B and not C)
p(C|A) = p(A and C) / p(A)     …[2]
p(C|B) = p(B and C) / p(B)

p(A), p(B), p(C|A), p(C|B) の値を代入して、連立一次方程式を解けば、
p(A and C), p(A and not C), p(B and C), p(B and not C) の値が求まります。
それを使って、
p(C) = p(A and C) + p(B and C),
p(A|C) = p(A and C) / p(C)
です。

[1] [2] の成立する理由がわかりますか?

この回答への補足

[1]と[2]はわかりますが連立一次方程式をどのように解けばいいのかがいまいちわかりません・・・

補足日時:2009/04/30 21:55
    • good
    • 0
この回答へのお礼

連立一次方程式は解けたんですが
p(C) = p(A and C) + p(B and C)の式の出し方がよく分からないです・・・

お礼日時:2009/04/30 22:34

AとBが互いに排反で、A∪Bが全事象になっていれば、


P(A∪B)=P(A)+P(B)
となるのはご存知でしょう。問題にはA∪Bが全事象とは書いてないですが、
P(A)+P(B)=0.2+0.8=1
であることから、もしA∪Bが全事象になっていないとしても、全事象からAとBを除いた残りの事象をEとすれば、
P(A∪B∪E)=P(A)+P(B)+P(E)=1
よって、P(E)=0になってしまい、確率を計算する際には事象Eは考えても考えなくても、以降の計算は同じ結果になります。そういうわけで、A∪Bを全事象とみなすと、
C=C∩(A∪B)=(C∩A)∪(C∩B)
C∩AとC∩Bは、もちろん排反だから、
P(C)=P(C∩A)+P(C∩B)=P(C|A)P(A)+P(C|B)P(B).
このことを使うと、P(A|C)=P(A∩C)/P(C)は
P(A|C)=P(C|A)P(A) / (P(C|A)P(A)+P(C|B)P(B))
と表せます。この等式は、ベイズの定理と呼ばれています。
いろいろ応用がある等式なので、Wikipediaでもみてください。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!