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全くの無知で恥ずかしいのですが質問します。
仏式の場合の戒名についてです。全ての宗派が同じかどうかは知りませんが、私の場合は曹洞宗です。
戒名に、院号居士(大姉)、居士(大姉)、信士(信女)なんてありますよね。これは仏の階級とか身分を現すものだと思うのです。
この世の中で嫌なくらい差別を受けながら生活しているので、死後は全く身分差別のない世の中で生活を送りたいものです。なぜ仏の世界では、死後までも身分差別を受けなければならないのでしょうか。
戒名代の金額に応じて高い身分が買えるという話です。
神式の場合は、高齢で亡くなられた場合は敬意を表して「大」を、女性の場合はミセスの称号を表す「刀自」を付けて、大命(大刀自命)、命(刀自命)しかないと聞きました。
仏の世界はえらく封建的な感じがします。今の民主主義の世の中とは逆行している感じです。
ご存知の方は教えてください。

A 回答 (5件)

これは禿人(職業坊さん)の生活のために過ぎないだけです。

何も死後の差別ではなく、娑婆の世界での出来事に過ぎないです。実際、経典には戒名に関することは説かれていません。
詳しくはさておいて、今は死のビジネスが盛んなご時勢ですが、その筆頭にあるのが禿人、次いで葬儀屋、掃除業者(腐乱死体があった部屋の掃除)です。これはビジネスの世界です。これを知らない一般人は、心情的に見栄を張るため坊さん(禿人)、葬儀屋達に高い金を払うだけで、この坊さんはベンツの車に乗って、我々と一緒にスキューバダイビングを楽しんでいたりしたものです。
私でしたら、戒名など不要です。これは死者に対する冒涜とはなりません。むしろ戒名をつけてあげるということは、死者に対する冒涜となりますね。この禿人の実態を知ればね。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
死のビシネス、まさにその通りですね。
格の高い戒名(高額)をつけてもらって喜んでいるのは死者ではなく見送った現世の人達、家族なんですよね。
うちの戒名は院号居士だ、とか言って盛んに自慢し信士などを見下しています。現世の人間の見栄なんでしょうね。
有難うございました。

お礼日時:2009/05/11 09:18

戒名代の多寡が戒名に影響するというのは、日本の現代の仏教の商業主義であることはまぎれもありません。


しかし人は死んだら皆、仏になり平等のはずであるというのも、誤った日本の仏教観です。

釈迦の生まれた社会は、因果応報と輪廻転生(人は死んだら平等でなく生前の行い・生き方によって死後の世界が決まる)の思想です。
因果応報と輪廻転生の中では生きていても一日として心が安らぐことが無いため、その輪廻の鎖を断ち切る(解脱)ための方法(煩悩を断ち切り正しい道を歩む)を教えるのが仏教です。

そのために人は大変な修行をしたり、善行をしたり、寺社仏閣に寄進(貧者の一灯と言われるように金額の多寡ではありません)します。

当然といえば当然のことですが、それが日本に入ってきて人は死んだらみな仏になると解釈をゆがめられています。

またそれは封建的どころか、金さえ出せばみな平等(生前努力しようとしまいと立派な戒名をつけてもらえる)というのは現代の人の考え方(お金至上主義)に合致したものだからこそ受け入れられているものと思います。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
人は死んだら平等でなく生前の行い・生き方によって死後の世界が決まる、要するにこの世で悪いことばかりしていると死後地獄に落ちる、ということですね。子供の絵本で見たような気がします。
仏の世界って、そういうものなんですか。勉強になりました。
有難うございました。

お礼日時:2009/05/11 09:56

今では戒名はお金で買えますが、曹洞宗では明治頃まではそうでもなかったです。


戒名はその方の生き様が書いてあるだけです。生前どのような方だったのかが戒名をよめばわかります。以前は戒名の末尾に士がつくのは武士だけでした。
戒名がお金で買えるといいましたが、昔の戒名をお金で買うのと今の戒名をお金で買うのとは意味が違います。
昔はお金を使って世間に貢献した人が戒名を上げてもらったのです。坊主にお金を払って上げてもらったわけではないのです。
戒名は故人の歴史書みたいなもので、お寺はその管理をする市役所のようなものでした。時代と共にお寺の役割が変わってしまったのです。

 
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
戒名は故人の歴史書といいますが、確かにその通りだと思います。戒名を見れば生前どのような人だったかはおおよそ見当がつきます。
お金を使って寺や世間に貢献した人が戒名を格上げしてもらった、といいますが、寺が感謝の意味で戒名の格上げをしたのなら、格が高いことを理由に高額の金品を要求するのはおかしいと思うんです。
これが仏の世界だ、と思って理解することにしましょう。
有難うございました。

お礼日時:2009/05/11 09:44

私の家も曹洞宗ですが、私自身も無知でよく知りません。



個人的には死後の世界でも上下の階層はあると思っていますが、それは生前の行いによる結果で分かれるもので戒名代で分かれるものではないと思います。

よって戒名代を高く払うことの意味はお寺さんに対して感謝料をはずむかどうか、という現世的な感覚で捉えています。

一番大切なことは、身に覚えの無い新たな名前で悩むことではなく、亡くなった方が何の心配もなく成仏できるように遺族が家庭円満に過ごすこと、そして亡くなった方のことをいつまでも忘れないことではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
生前の行いによって、死後に仏になった場合に格が分かれる(格付けされる、身分差別される、上下に分かれる)というのが理解できないのです。全部一緒でよいと思うんですが。
まあ、仏の世界はそういうものだ、と理解するのがよいのでしょう。
坊さんに感謝料をはずむことは個人の自由であり、負担できる範囲内ですればOKだと思います。
有難うございました。

お礼日時:2009/05/11 09:30

死後の世界にまで身分差別をつけているのはほとんど既成宗教です。


幼稚園児には幼稚園児の教え方を、大学院生には高等な教えかたするように、お釈迦様は順々に低い教え(小乗仏教)から高度な教え(大乗仏教)を説いていかれています。
最高の教えは法華経であり、法華経のなかでも最後の方になると竜如(女の人)も成仏できると教えています。いわゆる男女差別もありません。また民主主義にのっとった教えになっています。
お釈迦様は王族の生まれでしたが、その身分を捨てて、布教活動をされています。そういう人が身分差別をつけるでしょうか。
お釈迦様は戒名をつけるとか、寺院を建てるとか、そんな事は一切言っていないようです。それよりも布教活動をしなさい、と言っています。
戒名とかははっきり言って、お金儲けの手段です。
ある知人が、「死んだ後に戒名で呼ばれても、だれも自分のことだと思わないよね」と言っていましたが、まさにその通りですよね。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
私には詳しいことは理解できませんが、人が死ぬと坊さんに戒名をつけてもらいます。その時に、どういう戒名をつけるかによって戒名代の請求額が違ってくるんです。
一文字増えただけでも5万円増しと言われるのです。これが私の地方では一般的です。
私は居士だとか信士だとかに格付けするのが理解できないのです。全員が居士であっても、信士であってもいいじゃあないかと思うんです。なぜ区別するんでしょうか。
まあ、いろんな考えがあっていいと思うんです。自分の好む宗教を選択すればよいわけですから。
有難うございました。

お礼日時:2009/05/11 09:06

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