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こんばんは。
変なタイトルですみません。

海外には「地位のある者はそれに応じた責任と務めがある」という考えがあると聞きましたが、それについての文献などご存知ないですか?

また、具体的にはどのようなことでしょうか??

海外の歌手や俳優が募金、チャリティー活動などよくしていますが、あの行動・思想はどこから来ているのか、疑問に思いました。

何かしらの哲学があれば知りたいです。

A 回答 (5件)

#2からの追伸


「貴族なら貴族らしく」というのが「ノブレス・オブリージュ」ですね。これは欧州には色濃く残っていますが、その理由はいまだ欧州が貴族社会だからですね。階層社会が現存するゆえ、言い直せば貴族社会の維持のためのものといえますね。
「武士なら武士らしく」という意味ではかっての武士道と同じことですね。これは階層社会の維持目的だったですね。
外国人が日本人によく発する言葉は「金持ちなら金持ちのように振舞え。」ですね。この意味は、大変な金持ちの国なのに貧乏人のように振舞うのが不思議ということですね。
これと、
「海外の歌手や俳優が募金、チャリティー活動などよくしています。」
とは思想がまったく異なるということですね。
海外の歌手や俳優は貴族ではありませんから、「貴族なら貴族らしく」などという考えでやってるわけではないのですね。
「金持ちなら金持ちらしく」というのが正しいのでしょうがこの精神的理由が#2ということですね。
イギリスでは税金を大量に納めると国への貢献からサーの称号を得て一代貴族になることもありますが、一般的ではないですね。
俳優や歌手は養子を育てるという社会奉仕もしてますね。
アメリカでは自分の子供より養子が多かったりしますね。
開発途上国からの養子が多いので、これはややもすると人買いのように見らますが、開発途上国には良いことだと思いますね。
「行動・思想」もいろいろ複雑なのですね。
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他の方が言うように、ノブレス・オブリージュ(ノーブル・オブリゲーション、日本なら武士道。



例えば有名人ほど、罪を犯すとバッシングされますよね。
有名人は人に多くの影響を与えるので、人々の模範たるべき行動を要求される。

例えば裁判官は地位が高いので、模範たる行動をするよう要求されるので、罪を犯した場合、「社会に影響を与える地位にあるものが」ということで、他の犯罪者に対するより厳しい罰が与えられる。

海外の有名人は、人々の模範たる行動をやる義務があるってことで、チャリティーとかやりますが、対象は主に金持ち向け。
金持ちから金を出させるわけです。

金持ちは才能や運に恵まれたからなったわけで、その恵みを独占せず、才能に恵まれず貧困にあえぐ人に才能の一部で得た金で養うって考え。

ユダヤ教の隣人愛から来るのだと思います。

ロータリークラブとか秘密結社の中にもこの考えがあるの。
フランス革命を指揮したある秘密結社。
腐敗した王族とキリスト教会を攻撃したわけですが、地位があるものが、義務を果たしていないということで、倒すことになったのだと思います。

地位が高いほどに多くを要求され、要求にいつまでも応えないでいると、地位をひきずり下ろされるってことです。

武士道も、武士は平民の模範たるであるべきってことで平民よりもっと自分を律するべきだってなったんじゃないかと。
じゃないと、支持されなくなり一揆が起こされちゃいますから。


明治維新も秘密結社が起こしたものとされ、倒幕運動が起ったとされます。
明治政府は義務を果たしていないってことで、倒される対象になったのではないかと。

だから倒されたくなければ、義務を果たすしかない。
それだけ地位が高い人は多くを要求されてしまうので。
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いい質問ですね。



回答を見て勉強になります。


ノブレス・オブリージュが日本にもっと浸透するといいですね。

みんなが意識して見始めると、常識になっていくんでしょうか。

やはり、社会的責任あるものの義務や規範がなさ過ぎてますね。
国民が弱いんでしょうか。主権なのに。権力の横暴を許してますね。
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>>何かしらの哲学があれば知りたいです。


ですか。
新約聖書に「金持ちは天国に入ることは難しい」という意味のことが書かれているからですね。 貧しい者は天国に入りやすいんですね。
クリスチャンはこれを子供のころから刷り込まれるのですから、地位が上がって収入が増えるほど怖くなるのですね。
これに関しては有名な、金持ちでけちのスクルージ叔父さんの話がありますから探してみてください。イギリスやアメリカではみんな知ってますから。
そこで、チャリティやボランテイアー、寄付、その上、養子を育てることで、その罪悪感から逃れるというのが習慣になってるだけですね。
成功したものは大体、自分の子供のほかに養子を育てますね。これがステータスですね。寄付も莫大であれば等価ですけどね。
富は悪という宗教に染まってるからで、日本人では到底理解できないですね。
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ノブレス・オブリージュのことですね。


参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/ノブレス・オブリージュ

「貴族の責任」「高貴な義務」ともいいます。
封建的社会にできた考え方で、地位の高いもの(王族・貴族)は支配している者を守り生活が成り立つようにする義務がある。すなわち彼らが生産し収穫するものが、自分の生活を支えているから、という考え方です。

日本でも江戸時代までは普通な考え方でした(そのため富裕者を「有徳」と表現することもありました)

もともと、王権や貴族などの支配階級は、強制的な支配権を持つことにより、持続可能な社会を作ることが目的でした(つまり、どんなに餓えていても来年用の種は強制的に残すなど)
それが元になり、貴族などに富を集め、非常時には貴族が義務としてそれらを放出することで、貴族も平民も農奴もひとつの社会として持続可能だったという方法です。

また戦争などの場合、貴族の子弟は子供のころから戦術論なども習っているため、率先して指揮を執り、先導して敵と戦うために一般兵卒よりも死亡者が多かったという事実もあります。

もちろん人間ですから、中には強欲なものもいましたし、きちんと義務を果たさないものもいたでしょう。
しかし、実際にはほとんどの貴族がこのような責任を果たしたと考えられています。

日本でも、鬼平鬼平犯科帳で有名な長谷川 宣以(実在の人物)なども私財をなげうって、犯罪予防に取り組んだ人物もおり、明文化はなされないものの、同様の思想はあったといえます。

またこのような地位につくべき子供に与える知識の総称を「帝王学」といいます。
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