この人頭いいなと思ったエピソード

ハウスクリーニングで独立開業を考えています。フランチャイズや協会などたくさんの紹介はありますが実際のところどうでしょうか。開業しやすいけれど撤退も多いと聞きますが。成功事例や失敗事例など教えてください。

A 回答 (1件)

ハウスクリーニングに限らず、独立して仕事をするということはどれだけ集客できるか・・・ということになります。



お客が集まらなければ仕事がないわけですよね。

仮にお客さんを取れたとしても1件数万の仕事で家族を養うほどの収入を得ることができるか・・・となると月に何件の仕事をこなさなくてはいけないか考えて見ましょう。

ハウスクリーニングがはじめやすいのはスタートしてしまえば固定経費が比較的少なくて済むからです。

事務所は自宅、清掃用具は初めにそろえてしまえば消耗品以外、大きくかかってきませんよね。

でも1件あたりの報酬が非常に低いので採算が取れないというのが実情です。

仮に3万の仕事があったとしても10件で30万です。では1ヶ月に10件取れるか・・・1週間に1.5件のペースですが、非常に難しい数字でしょう。

そして一人でやるには1日でできる仕事に限界がありますからおのずと稼ぎの上限が決まってしまいます。人を雇えば仕事を増やせますが、仕事がなければ自分の報酬はなくても従業員に給料を支払わなくてはいけないというリスクを抱えます。

フランチャイズは高額なロイヤリティが発生しますから、その支払いで売り上げがすべてなくなってしまうなんてことも多いですね。

集客には宣伝が必要で私の経験では一番効果が高いのでタウンページですね。でもこれって結構、お高いのですよ。

商圏が限られますから新聞に折り込みチラシ入れもいいけどこれも経費がかかります。自分の足でポスティング・・・チラシを自作で作ってとなるとそのデザインによって宣伝効果は左右されます。ワードとかで作っても「明らかに素人丸出し」なチラシだと逆効果ですからね。

私の知り合いが脱サラで初めたけど半年で見切りつけましたね。投資は無駄になったけど蓄えがあるうちにまたサラリーマンに戻りました。

同じフランチャイズで研修受けた人たちも成功した人は皆無でみな借金抱えて大変だって言ってましたね。

フランチャイズは当然、甘い言葉で誘ってきます。集客ノウハウで簡単・・・とかありますけどそんなに甘い話はありません。

フランチャイズは「加盟料」と「研修料」と「ロイヤリティ」で儲けるようなものですからね、加盟店に仕事があろうがなかろうが関係ありません。フランチャイザーの言葉を鵜呑みにして自分でマーケティングリサーチなどをせずにスタートしてしまうのがもっとも多い失敗でしょう。

もちろん成功事例もありますよ。

別の知人はもともと会社を運営していて節税対策も考えて「子会社」としてハウスクリーニング事業をスタートさせました。
資金があるのでスタート時から5人くらいの人を雇ってビル清掃を中心に宣伝。初めの3ヶ月くらいは赤字だったみたいですけど、もともと採算が取れるのは半年くらいしてからと見込んでいたようなので3ヶ月での黒字化は予想外だったみたいですね。

1年くらいでスタッフも20人くらいに増えてまた別の業種のフランチャイズへの加盟をしましたね。

成功するしないはその人の事業センスっていうのもあると思いますが一番は「お金の心配」がないということでしょうね。

私も別業種でフランチャイズ経験ありますけど、フランチャイザーが信用できたこと、自分でリサーチして採算が取れると見込んでスタートしたのですが、読みが甘くて1年でやめてしまいました。(スタート当初から黒字だったし、マイナスにはならなかったのですが、赤字になる前にやめました)
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。とても現実的なお話で参考になります。私も以前に学習塾業界に身を置いていたときにFCの仕組みはよく理解したつもりです。やはりハウスクリーニングも同じようですね。

お礼日時:2009/05/20 14:04

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