
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
イチゴがランナーを発生させない原因はいくつかあります。
1.冬季の低温に当てていない。
2.花(果実)が着き過ぎている。
1.ですが、イチゴがランナーを発生させるためには、品種にもよりますが、
株を5℃以下の低温に数百~1000時間以上遭遇させる必要があります。
自然の低温に当てていたなら、minatouriさんが仰るように、5月以降に発生すると思います。
ランナーが出やすい条件は、温度が高いことと、日長が長いことですので。
もし、冬の間に屋内の暖かいところで育てていたら、ランナーは出にくくなっていると思います。
2.ですが、花や果実がたくさん着くと、そちらに光合成産物や栄養分が行ってしまい(転流してしまい)、
ランナーが発生したり、葉や茎が生い茂るための栄養分などが減ってしまうことが原因です。
株分けですが、この時期か秋になってからの方がよろしいかと思います。
これから収穫するのであれば、秋になって涼しくなってからが無難でしょう。
ご存じかと思いますが、イチゴは乾燥に弱いため、夏の暑い時期は株分けに向いていません(一応、可能ですが、管理が大変です)。
方法ですが、株を掘り上げれば、株(正確には側枝ですが)がいくつか繋がっていて、
その繋がったところから根っこが生えているのが分かるかと思います。
それが確認できたら、株と株が繋がっている部分を切って分けます。
この際、それ以外の部分や根っこに傷が付かないように注意して下さい。
手で折っても差し支えありませんが(私はそうしました)、
硬いようでしたら、移植ゴテなどで割っても良いと思います。
切り分けるときは、一つ一つでも、いくつかのまとまりでも大丈夫ですが、
まとまってた方が、分け易いと思います。
あとは、クラウンに土がかからないように注意して鉢に植えるなり畑に植えて下さい。
乾燥に注意し、根付くまでの間は水をたっぷりやります。
私は、昨年の10月末に株分けしましたが、ランナーが出にくいある品種5株から80株近く採取出来ました。
ただ、根の活着が悪かったのかその後に枯れてしまった物もあって、
今現在残っているのは、それでも60株以上です。
この方法だと、根っこが十分に伸びていないことがあって、かなり難しいと思います(特に、まとまりではなく、一つ一つに切り分ける場合)。
また、品種によっても違いがあると思います。
今すぐに増やしたいというのでなければ、来年以降ランナーで増やすのが安全でしょう。
この回答へのお礼
お礼日時:2003/05/23 11:14
長い間、お礼もないままで申し訳ありませんでした。
体調を崩して、そのまま忘れていました(--;)
結局、現時点でもランナーが出てきません。
教えて頂いた事に注意して来年まで気長に待ってみよう
と思います。
ありがとうございました!
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