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コンクリ-ト舗装について再度質問です。最近は舗装といえはアスファルト舗装に決まっているかのようですが、コンクリ-ト舗装はアスファルト舗装に比べて高いんでしょうか?身の回りではコンクリ-ト舗装は鉄筋を入れていますが、海外では無筋の場合も多くあると聞いています。それに床版ではないのですから、ある程度路盤がささえれば、鉄筋があることが理解できないのです。無筋ならばもっと簡単に工事ができるので、コンクリ-ト舗装は直感ではアスファルト舗装より安くなってもっと普及してもと思うのですがどうでしょう?目地の問題とか、固まるまで時間がかかるとかいろいろな評価はあるんでしょうが、工事費に関して専門家のご意見を聞かせていただけませんか?とくに昨今の石油価格を考えると、セメント自給国日本として考えるべきでは思いますヨ。

A 回答 (6件)

 まずセメント・コンクリート舗装で鉄筋(正確には鉄筋金網)をいれるのは、荷重がかかったときのたわみに対抗するためです。

セメント・コンクリートは弾性に乏しいため、局部的に大きな荷重がかかるとたわみにより破断してしまう恐れがあります。無筋で対応しようとすると、層厚を大きくする必要があるので、余計に不経済で施工性も悪くなります。
 又、弾性に乏しいと云うことは走行時の振動を吸収することが出来ません。そのため、乗り心地や騒音の問題が生じます。
 さらに補修の問題があります。セメント・コンクリート装はあくまでも1枚の版として荷重を支えるので、部分的に欠損部が生じるとその版(つまり目地~目地)全体を打ち換えなければならなくなり、コンクリートの養生期間中は全く車両の通行が出来なくなります。アスファルト・コンクリート舗装の場合は欠損部のみを補充すれば良く、施工後すぐに走行が可能です。
 このことは上下水道などの埋設物の施工や維持管理に関わってきます。セメント・コンクリート舗装では施工が容易ではないので、アスファルト・コンクリート舗装の方が経済的にも有利なのです。

 ただし、大きな荷重が頻繁にかかる様な場所(工場など)や油脂類を扱うような場所ではセメント・コンクリート舗装を使用することが多いです。これは、荷重に対する十分な強度があること(もちろん鉄筋金網を入れた場合)、アスファルトが油脂類に侵されやすいことなどの理由があります。
 又、交差点の手前など、大型車の停止・発進による路面の損耗が激しい場所では、粒度の大きいアスファルト・コンクリートにセメントミルクを含浸させた半たわみ性舗装というのを採用することもあります。

 尚、アスファルト・コンクリートの下にセメント・コンクリート版を施工するというのは、かなりグレードの高い舗装構成です。通常の舗装ではそのようなことはしません。
 又、最近のアスファルト合材は再生材を使うことが多いので、資源的にはそれほど問題は無くなっています。セメント・コンクリートは再生して使うことは出来ません(砕石には使えますが)。
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この回答へのお礼

大変に詳しい説明をいただきましてありがとうございました。他にご意見をいただいた皆様にも感謝します。短い間にたくさんのご意見を寄せていただいてびっくりです。以前はアスファルトは石油精製の副産物として扱われた時代もあったようですが、精製技術が進歩して、産油地にもよりますが、以前ほど残らなくなったというか、わざわざ舗装用に確保しないといけないとも聞いたことがあります。皆さんご指摘のとおりアスファルト舗装には有利な点もたくさんありますが、都市内など高温化で夏にわだちができることなど考えると、少数意見でも、コンクリ-ト舗装もいいところがあるよ、という意見があったらなおよかったかなと思います。回答打ち切りはもう少し待ってみますネ。

お礼日時:2009/07/06 03:27

 >コンクリ-ト舗装はアスファルト舗装に比べて高いんでしょうか?


 高いと思います。材料だけでなく、機材、人員等を含めればアスファルトの方が安いでしょう。養生も不要ですし。寒冷地の冬場等は凍結対策も必要なので、寒冷地では話しにならないと思います(融雪でコンクリート舗装もありますが、実際冬に工事してるわけではない)。解体の際の費用となればコンクリートの方が圧倒的に高いと思います(しかもアスファルトは再利用できるが、コンクリートは細かく砕いて砕石や砕砂としてしか使えない。)。
 アスファルト舗装って以外と安いんですよ(コンクリートの方が安かったら店舗等の民間施設でもっと使われていると思いませんか?)。
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情報が古い(20年以上前)ので間違っている場合があります。


アスファルト、基礎工事込みで幅1.8m長さ10mあたり500万円。

多分レミファルトの簡易舗装(3cm)では、幅30cmだったか45cmだったか60cmだったか(該当場所の下水工事に伴って舗装を全部やり直したので寸法がわかりません)、1mあたり、2.5万円。ただし、水道管埋設に伴う再舗装費。ですから、ほっさく・埋設・整地等の費用は含まれません。
こちらは、35年前。

コンクリート舗装は、駐車場の舗装工事費についてどなたか答えていますのでそちらを参照。

たとえば、北海道の場合には、2m掘って、1m砂利をすいて、1m断熱材を入れて舗装、
簡易舗装の場合には、砂利を10cmすいて、コールタールを塗って砂利をもう一回すいてコールタールをぬって、表面に砂を敷き詰めて終わり。
交通量によって、砂利の厚さも、1m, 75cm,50,30,10cm、舗装厚さも25cm2層10cm, 5cm, 3cm, と規格が異なります。したがって短歌も大幅に変化します。
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通常、舗装をコンクリートにせずアスファルトにするのは補修の容易さと降雨時の滑り難さ、施工時間の短縮などあります。


単品で考えるとコンクリートが安価のように思えますが、人件費など考慮するとコンクリートの方が高くなります。
またコンクリート舗装の施工時に使っているのは鉄筋じゃなくてネットでしょう。
コンクリート舗装は強度的に問題があるのでネットを入れて補強しています。
ネット無しじゃぁあっと言う間にクラックが入ります。
だいたい一定の交通量のあるところではコンクリートじゃもちません。

アスファルトも施工が悪ければ、すぐに剥げてきますし垂れてしまいますが、交通量の多い道や交差点回りではコンクリートミルクを添加して強度をあげています。
<ある程度路盤がささえれば
元々の地盤が強ければよいですが、そうでないところも多いのです。簡単にはいきませんよ。

あと工事費の事をおっしゃってましたが、それは建設業者に問い合わせてください。こんなところで単価を聞かれても答えてくれないと思います。
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コンクリートは割れますがアスファルトは割れません


アスファルトなら傷んでもバーナーで焼き付け補修が出来ますが新しいコンクリートは古いコンクリートににくっつきません
コンクリートは固まるまでに時間が掛かりますがアスファルトは短時間で固まります
アスファルトは衝撃吸収性があるので傷みにくいのです
アスファルトは原油を精製した後に残ったいわば油かすで他に使い道がないのです

アスファルト舗装でも下はコンクリートを打ってあります
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コンクリート舗装はアスファルトに比べ、雨や雪の日に滑りやすい特性があります。

交通安全を考えると、安易に現行のアスファルト路面をコンクリート化できないのではないでしょうか
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この回答へのお礼

ありがとうございました。すべりについては舗装全般の課題ですね。

お礼日時:2009/07/06 03:14

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