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 よくニュースで、北朝鮮の脅威が取り上げられます。しかし、日本にとって北朝鮮はなぜ脅威なのでしょうか。

 確かに北朝鮮は、日本人やその他の国の人間を拉致したり、また、国内においても、政府批判をした者などは強制収容所に入れてしまったりと、人権の尊重の観念はまったくありません。そして、独裁制という、私たちから見ればとても異質な政治体制の国です。すごく恐ろしいイメージがわいてきます。また、ノドンやテポドンなどのミサイルを配備し、核武装を行うおそれもあるといわれます。

 しかし、北朝鮮がわれわれから見て恐怖の国であり、異質な政治体制であること、ミサイルを所持したり核兵器を備えようとしていることと、日本にとって脅威であることとは別の問題ではないでしょうか。

 日本には資源があるわけでもなく、また、宗教などの思想上の対立があるわけでもない。確かに、日本は過去に朝鮮半島で大量虐殺を行っており、また多くの女性が従軍慰安婦という名目で迫害を受けています。そして、それに対する戦後補償はほとんど行われていません。しかし、それだけを理由に北朝鮮が攻撃に踏み切ることはないように思われます。

 それでは、北朝鮮が日本に攻撃するとしたら、その理由は何かあるのでしょうか。北朝鮮の脅威がこれほど叫ばれるのはなぜなのでしょうか。

A 回答 (11件中1~10件)

確かに北朝鮮が日本「だけ」を攻撃する可能性は極めて小さいと考えられます。

しかし、北は経済的に疲弊し、体制崩壊の可能性もあります。このような現状では、体制の内部崩壊による軍部の暴走、又は生残りの資源を求めて南進するという事態が生起する可能性は否定できません。北朝鮮が日本を攻撃するとすれば、最も可能性が高いのは対米戦の一環としての対日攻撃です。

北朝鮮軍が南進すれば、米韓安全保障条約に基いて韓国に駐留している米軍の間で戦闘が生起します。朝鮮半島で戦争が起れば、在日米軍基地は米軍の作戦拠点になります。軍事の常識として、北朝鮮は必ず在日米軍基地を攻撃します。直接攻撃はもちろん、在日米軍基地の機能を低下させるためにインフラや周辺地域に対する攻撃もあり得るでしょう。
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みなさん詳しく書いていらっしゃるので便乗して質問しても良いでしょうか。

北朝鮮のミサイルを自衛隊は途中で打ち落とす事はできないのですか。アメリカは良くやってますが。守る事もできなくて、自衛隊は何のためにあるの、、、ト思ってしまいますが。
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質問中に事実誤認があるようですが、あえてここでは無視します。



脅威というのは能力と意図からなります。脅威があるかというご質問かと思いますが、意図の面から見れば問題なく脅威でしょう。というより国家というものは排他的な領域を本来持っていて、それが接触する機会があるかぎり衝突する可能性があるので潜在的には脅威なのです。まして意図というものはいつでも変わりうるものですから顕在、潜在にかかわらず脅威であることは間違いありません。

次に能力ですが、北朝鮮には、軍隊を師団単位で上陸させて、上陸堡を確保し、日本国内に侵攻して正規戦を遂行する能力はないでしょう。しかし秘匿して特殊部隊を上陸させ不正規戦をやるとか、同じく北朝鮮と通じた日本国内団体を使って不正規戦をする能力はあります。もちろんノドンなどの弾道ミサイルを撃ちこむ能力もありますから、その範疇でいえば能力的にも脅威であるということになるでしょう。

脅威が完全に否定できない以上、それに備えるべきです。これは北朝鮮に限りません。少なくとも隣国とは潜在的に敵国だと考えておく必要がありますから、露米比台中韓にも最低限、戦争になったときのことを考えておくべきです。
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現実性のあるシナリオは、No.8の方の意見が一番近いと


思われます。

北朝鮮の国家目標は、武力による南北統一です。
今は休戦状態(朝鮮戦争は休戦しているだけ。終わっていないのです)
であるだけで、休戦協定を破棄するだけでいつでも戦争が
再開できます。

現実には戦争をはじめても北朝鮮にまったく勝ち目はない
のですが、このまま北朝鮮の経済が疲弊して座して死を待つ
だけの状況になれば、破れかぶれで戦争を開始する恐れは
十分にあるのです。
(なにせ金正日が決断するだけでいいのですから、手続きは簡単)

今のところ金正日は冷静な思考を失っていないようで、瀬戸際
外交を繰り返しながらも、レッドライン(ここを越えれば
アメリカが武力発動を開始する)を越えないように慎重に
行動しています。

しかし、自国の経済悪化・国際的な制裁の発動などが将来
起きた場合、自分が死ぬなら憎き韓国・日本・アメリカを
道連れにという可能性も十分にあるのです。

日本人にはわかるはずです。かつて石油の禁輸でアメリカ
に追い詰められて、やむを得ず太平洋戦争を開戦した歴史
的経験があるのですから。(それでも引き際を心得れば、
あそこまでみじめな敗北を喫することはなかったかとも
思います)

どういう攻撃をしかけるかは推測しかできないのですが、
韓国には陸軍で侵攻するとともに、日本に対しては在日米軍
を叩くのと同時に、補給基地となる日本全土を荒廃させる
ため、核兵器・化学兵器を搭載したノドン・テポドンを撃ち
込んでくるでしょうし、日本の政治・経済機能を麻痺させ
るため、主要官庁、港湾施設や飛行場、原発などに対して
特殊部隊や工作員による破壊活動が行われるでしょう。

また、難民にまぎれて武装兵を送り込んで撹乱させる戦術
もありえます。
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訂正です。

日本の領土領空を飛び越えて発射され太平洋沖に着弾したのはノドンではなくテポドンでした。
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> 確かに、日本は過去に朝鮮半島で大量虐殺を行っており、


> また多くの女性が従軍慰安婦という名目で迫害を受けています。
> そして、それに対する戦後補償はほとんど行われていません。

そんな事実があるのでしょうか?
事実関係はしっかりと抑えていただきたいものです。

参考URL:http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/6199/

この回答への補足

 歴史的事実についての有無について論争するつもりで質問したわけではないのですが・・・・。

従軍慰安婦の問題については、外務省のサイトを見てください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/im_05080 …

 また、大量の殺戮が行われたということは、朝鮮半島を占領下においている以上、容易に想像できると思うのですが・・・・。

 まぁ、水掛け論になると思うのでこの辺りで。

補足日時:2003/03/29 03:32
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実際に攻撃するかしないかという問題以前にまず事実確認だけしておきましょう。


日本全土を射程範囲におさめる弾道ミサイルのノドンをすでに100基以上配備していること。実際にノドンを日本の上空を飛び越えて発射したこと。生物化学兵器を作ることができる工場を持っていること。サリンなどの化学兵器を作るのに必要な原料を大量に密輸入していること。IAEAを脱退したこと。核再処理施設の封印を撤去しいつでも再稼動できる状態にあること。日本及びアメリカに対しテレビ放送や新聞などで盛んに挑発していること。などなど事実だけを挙げてもこんなにあります。これらの事実は日本にとって脅威と言えないですか?実際に攻撃するかどうかは日本が決めることではありませんのでわかりません。しかし「攻撃する」と決めた場合は即行動に移せる状況です。攻撃するのに理由なんていりませんよ。「攻撃しない」より「攻撃した」ほうが自国にとって都合がよい、と判断されれば今すぐにでも攻撃するでしょう。理由なんてあとからいくらでもこじつければいいのですから。
それと他の方々も書いていますが、日本は大量虐殺もしていませんし従軍慰安婦なんてものも存在しません。世界的な常識です。知らないのは当の日本人ぐらいのものでしょう。まあ日教組が意図的にそういう教育をしているせいだと思いますが。戦後補償については、朝鮮半島分についてはすでに韓国に支払済みです。北朝鮮が日本に補償を求めるのは筋違いです。また、#1の方が書かれてるように日本統治時代のものは日本側の置いていった財産の方がはるかに多いので国際法により一円も請求することはできません。日本がもらいたいぐらいのものです。もっとも北朝鮮もそれについては求めていませんが。それでも平壌宣言においては国交正常化した際には、日本が北朝鮮に1兆円の経済援助をする約束をしてきましたね。日本っていう国はつくづくお人好しな国ですね。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。

 私がお聞きしたいのは後付のどうにでもなる理由ではなく、仮に日本を攻撃した場合、実際に金正日体制にどのようなプラスの効果が及ぼされるのかということです。「自国にとって都合がよい、と判断されれば」ということですが、その場面が想像できないのです。

お礼日時:2003/03/29 03:40

半島以外で同胞が一番多い国でしょうから、へんなことはしないのでは。


政治手法として、過激なことをいってかまってほしいみたいなところがありますよね。あの国は。
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>確かに、日本は過去に朝鮮半島で大量虐殺を行っており、また多くの女性が従軍慰安婦という名目で迫害を受けています。



よく聞くフレーズですが、事実無根ですね。今時そのようなことを言うのはちょっと恥ずかしいことです。ま、私も若かりし頃は無批判に信じていましたので人のことは言えませんが(笑)
今は書籍のみならずネットで簡単に情報を得ることが可能な時代ですから、もうちょっと勉強されたほうが良いかと思います。

と言ってもなかなか調べる時間などありませんよね。
参考URLなどちょっと読んでみてはいかがでしょうか?

参考URL:http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/6199/
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イラクのフセインもそうですが、緊張状態を作り出すことで


自分の権力基盤を強化するようなことを、独裁者は平気で
できるのです。

北朝鮮は過去の歴史を取り上げ、自国民の日本への憎悪感情
を煽ることで、民衆の政権への求心力を高めています。

自分の政権を維持するためなら、日本にミサイルの2発や
3発は撃ち込んでくるでしょう。

在日米軍が抑止力となっているから、今はそうしないだけ
なのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

確かに、他国を批判することがいわゆるスケープゴートとなって、国内の求心力が高まるということは考えられます。

しかし、実際に攻撃ということになると話は変わるのでは。国内の求心力は高まっても、国際社会に正当性を主張することができなくなり、日本も自衛戦争として攻撃することができますし、米軍も待ち構えたように攻撃するでしょう。そうなれば政権の維持どころの話ではなくなってしまいます。

とすれば、北朝鮮が理性的な判断ができる限り、日本に対する攻撃はしないと思うのですが。

やはり北朝鮮が独裁制であり、理性的な判断を期待できない場合があるということから、北朝鮮の脅威が叫ばれているのでしょうか。

お礼日時:2003/03/29 04:07

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