
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
減資の目的は、会社によって様々ですが一般論で言えば
◯繰越欠損金の補填
例 資本金2億円
繰越欠損金1億円
こんな会社があったとします。これを減資して
資本金1億円
繰越利益0円。
※欠損金は、見栄えがよくない。
繰越欠損金を減らせるので見栄えが良くなるが、債務超過
を回避できる分けでは無いので根本解決にはならない。
◯株主への払い戻し
資本金を取り崩して、株主へ返金
◯自己株式の消却(株式数を減らす)
自己株式を償却すれば、株式総数が減り1株あたりの利益が増えます。
配当が増えれば、株式の魅力がアップしますから資金調達が有利。
◯税務署所轄法人
資本金1億円以上は調査部所管法人(国税局)。1億円以下は税務署所管。
これは、税務調査を行う際に税務署の署員が来るか、国税局の調査部が
来るかの違いです。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5100865.html
(以前、私が回答した部分を参照下さい)
これがメリットとなるかは一概には言えませんが・・・・。
以上が、減資によるメリットになると思われます。
デメリットは、会社の信用。
資本金が多ければ”信用力がある”とは一概に言えませんが、詳しい経営実態
が分からない会社の場合、資本金の多い方が与信能力を高く評価される事が多
くみられます。
減資すれば、減資しなければならない”理由が何かあった”と考える人がいま
すので、マイナスイメージがついて来ます。
No.1
- 回答日時:
減資は「業績低迷の対策」とはいえないでしょう。
一般的に減資は、会社が多額の繰越欠損金を抱えて、これを解消する力が無いときに資本金と欠損金を相殺して、決算書上から欠損金を消す(あるいはその額を減らす)場合に使われます。
資本金と欠損金を相殺しても、自己資本合計額では変わりませんが、決算書の体裁が良くなるということです。
資本金が少なくなるということは、株主が持っている株式の価値が減る(あるいは無くなる)ということですから、株主の責任で欠損金を減らすことでもあるわけです。
さらに、減資したあと再度増資するとなると、株主は二重の負担を負うことになります。
ただ、減資してもB/Sの体裁が少し良くなるというだけで、会社の収益力や将来性が高まるわけではありません。
(銀行の自己査定が良くなるかもしれません)
減資をして株主に応分の負担をしてもらうと同時に、経営のやり方も変えていくぞという決意表明としては効果があるでしょうね。
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