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齊藤孝氏の著書『読書力』を読んだところ、斉藤氏は本を読みながらボールペンで線を引き、いろいろと書きこむそうです。普段、意識しないのでこれを読み気付かされたのですが、学校の教科書には落書きをするものだと思います。実用、自己啓発の分野もするかもしれません。だけど文学作品となると筆を入れるのは気がひけます。高い読書力を持っている人は、「名作」や「名著」といわれる本の新刊でも、その本に直接、書き込むものでしょうか。

A 回答 (3件)

ご自分の本で、他の人が読まないのならそれもあるかもしれませんが、書き込みのある本ほど読みにくい本はありません。



自己啓発本を読むのが好きな方が本を貸してくれたことがあります。
感想を聞かれることもあるので必死に読もうと努力しましたが、その書き込みが邪魔で、内容がまったく頭に入ってきませんでした。
他人の書き込みは新しく本を読むものにとっては読解を妨げる障害物です。
ほら、ここがいいんだよ、ここがポイントなんだよ、みたいな強調線がハエのように鬱陶しいです。
何度も何度も読み返したら、また違う発見があるかもしれないのに、前に出した結論がひらひらしていたら見過ごしてしまいます。

高い読書力を持っていれば、書き込みなど不要。
読んだその本にではなく、自分のノートにわかりやすくまとめればいいだけです。
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この回答へのお礼

本に書きこむとしたら、それは100%自分のためです。本に筆を入れたら、人には見せないでしょう。齋藤氏が実践している読書界のようなところで、共通の本について議論する場所であれば別ですが。

説明が不足していたようです。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/31 02:58

齊藤先生の読み方は、本を「消耗品」とみなしてのことなんでしょう (ある意味、商売道具ですから)。


夏目漱石なんかも、かなり書き込みをしたみたいですね。
私は学習用の本以外では、ほとんど書き込みしませんが、思想的な本の場合は、反論すべき箇所などに印をつけるのも分りやすいとは思います。
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この回答へのお礼

なるほど、反論のある考えには、印をいれると。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/07/28 23:26

3色ボールペン方法は、あくまで斎藤氏の提唱する方法であり、絶対ではありません。

線引き、書き込みを否定する人も多いです。「整理学」(中公新書)の加藤秀俊氏などがそうで、今から40年以上前の本ですがいまだに色あせない名著です。たとえば「記録するのは記憶しないですむためである」という考え方。「忘れないようにメモする」ではなく「憶えなくて棲むためにメモする、忘れることも、記憶違いもあるから」は、ビジネスの世界では常識で、私も日々取り入れ、なるべく記憶に頼りません。「ここは大事だ」と線を引くなど、愚の骨頂です。読んだ本を全部、いちいち読み直しますか? 
斉藤氏のいうのは、「同じ内容を違う表現で言い換えているところは同じ色で」「筆者の意見と対立する意見」「筆者の意見」などに分けて線を引くと、文章の組み立てや話の運び方には一定の「定石」があることが分かってくる、ということで、いずれ卒業するべきやり方です。

すなわち、高い読書力を持っている人は、もはや書き込みなどはしていません。もっとも、「この部分は○○という本の○ページで詳しく否定されている」など、後から自分で付け加えた「注釈」は別ですが。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

>「忘れないようにメモする」ではなく「憶えなくて棲むためにメモする、忘れることも、記憶違いもあるから」は、ビジネスの世界では常識で

質問者のほうにそのような認識がないので、勉強不足を感じます。
なるほど、考えてみると、斉藤氏の方法は筆の表現が前提になってる気がしますね。斉藤氏のように執筆活動をする人には有効かもしれません。ビジネス一般に通用する考えではないかもしれません。
参考にいたします。

お礼日時:2009/07/28 23:07

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