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 JRでも私鉄でも、新幹線とか特急って例えば「ひかり119号」みたいに、必ず「名前+○○号」ってネーミングですよね?
 あれの「○○号」ってどういう基準で付けるものなんでしょうか。

 名前の方はイメージとかあるでしょうし、一般公募なんかもするみたいですから、まだなんとなくわかります。
 でも、○○号というのがあんまりイメージできません。朝早い方から遅い時間帯になるにしたがって、数字が大きくなっているのはわかるのですが、欠番が多すぎるように見えます。新幹線のこだまとかって、500を超える番号もありますよね。
 さすがに適当に番号を振ってる、なんてことはないと思うのですが。

 勝手な予想ですけど、その特急路線が開設されてから過去のダイヤとか全部記録されていて、朝早い順から1号2号……って付けていって、ダイヤ改正とかで新しい列車ができたら古い番号は消えて、新しい番号が増えていくとか。
 それで時刻も停車駅も全く同じだったら、番号が復活したりとか。
 全然わからないんですけど、なんとなくそう思って。

 鉄道に詳しい方、ご教授お願いします。

A 回答 (5件)

はっきり言って、会社によってバラバラです。


1.国鉄(昭和53年10月まで)
昭和30年代ぐらいまではそれぞれの優等列車ごとに列車名が付いており、番号で区別する考え方そのものがありませんでした。
ところが、コンピューターで指定券を発行するようになったために列車名を整理する必要が生じ、同じ区間を走る列車には「第一こだま」「第二こだま」というふうに数字を振るようになりました。そして昭和39年10月の新幹線開業に伴って複数本走る列車には、一部を除いて「○○号」と数字をつけるようになりました。
新幹線は列車番号をそのまま号数に振ったために下りが奇数、上りが偶数になったのに対し、在来線が当時上りと下りで同じ番号を振っていたのは、一往復の列車でそれぞれの列車名がつけられていた名残といえます。
2.国鉄(昭和53年10月から)
1.のとおり昔は新幹線と在来線で号数の振り方が異なっていたのですが、混乱を招くということと、コンピュータの処理能力の向上によって大きな番号でも処理できるようになったことから、在来線でも新幹線と同じルールを採用するようになりました。当時は51号以上が臨時列車で、数はあまり多くありませんでした。ただ、昭和60年以降から急行列車の格上げが相次いだために、同列車で50本以上の設定がある特急が出現し(「ひたち」とか「有明」とか)、臨時列車は81号からに振り直されました。「踊り子」のように季節波動が大きい列車では、季節列車(運転日があらかじめ決まっているもの)について70台の番号を振るものもありました。
3.JR以後
基本は2.と同じですので、各社の現状と例外について示しておきます。
○JR北海道
「スーパー」タイプと標準タイプは通算で番号を振る。夜行は「オホーツク」以外は別愛称。
○JR東日本
新幹線は1~299が東北、うち100台は山形直通、200台は各駅停車タイプにふる。300~499は上越、500~699が北陸だが、速達型にはそれぞれに1~、上越の臨時には一部2桁のものがある。
在来線は一般に「スーパー」タイプに1号から、標準タイプに101号から番号を振るが、房総特急は「ビュー」タイプも標準タイプも通算。「あずさ」は標準タイプのものに51号から番号を振る。「かいじ」が101号からになる。「はくたか」はJR西日本に倣う。
※例外:「白鳥」「つがる」は接続する「はやて」の番号に揃える。臨時も「はやて」に合わせているので番号がべらぼうに大きくなることもある。接続する「はやて」がないものは40台を振るのが基本。
○JR東海
新幹線は1~が博多直通の「のぞみ」(一部例外あり)、41~が東京-新大阪間の「のぞみ」、101~が山陽直通の「ひかり」、201~が東京-新大阪間の「ひかり」(301~は同区間の臨時)。351~が山陽「ひかり」(レールスターはここ)、401~が東海「こだま」で491~が新大阪を直通する「こだま」、500台が山陽「のぞみ」と臨時の「ひかり」。600台が山陽「こだま」となり、東海道・山陽新幹線上には同じ番号のものは1つもありません。10月の品川駅開業時にはこの原則も大きく変わることでしょう。
在来線は国鉄時代とほぼ同様で、「ワイドビュー」の有無は関係なし。大阪発着「ひだ」は併結相手に+20したものが号数となる。
○JR西日本
原則は「スーパー」タイプも標準タイプも通算で号数を振る。「文殊」は1往復だが号数が付いている。
○JR四国
国鉄時代と同様。併結列車が多いが、あくまでも同愛称で通算するため、号数が揃うことは少ない。
○JR九州
一時期JR東日本タイプになったこともあるが、現在は列車名ごとに1から号数を振るようになる。例外は「ハウステンボス」で、これは併結する「みどり」に号数を揃えている。「かいおう」は1往復だが号数が付いている。九州新幹線開業後はどうなるか未定。

長くなりましたが、だいたいこんなところです。
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この回答へのお礼

なるほど、確かに近年になるに連れて特急自体が多くなっていったんですね。
同じJRでもそこまで細かく違っていたとは驚きです。
じっくり読ませていただきました。
すごく詳しい回答、どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/04/09 11:07

1往復しかない列車の場合、○○号という番号はつきません。

(例えば東海道線の「あさかぜ」、「さくら」、上越線の「あけぼの」など。)
2往復以上あるとき、区別するために番号がつけられます。
昔は下り1,2,3,...号、上り1,2,3,...号という番号のつけ方をしていた時代もあったようですが、今では下りは奇数番号、上りは偶数番号と決まっています。
歌の名前の「あずさ2号」は、当時の新宿発2番目の「下りあずさ2号」で、今これに相当する列車は「あずさ3号」だと思います。
新幹線のように運転区間や停車駅パターンの複雑な路線では、必ずしも出発時刻順ではなく、運転区間と停車駅パターンごとに番号枠が決まっているようです。
例えば、東京・博多間の「のぞみ」は1号から始まって、比較的小さい番号がついています。
専門家に聞いたことはないのですが、時刻表を見ると、停車駅が少なく、走る距離が長い列車ほど小さい番号がつく傾向があるようです。したがって、「のぞみ」→「ひかり」→「こだま」の順に、番号が大きくなっていきます。同じ「ひかり」でも停車駅が多い列車(例えば静岡や浜松に停まる列車)は大きい番号になります。同じ停車駅パターンの列車同士では、出発時刻順に番号がついています。
季節的に増発される列車なども番号が大きくなる傾向があるようです。
参考になりましたでしょうか。
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この回答へのお礼

新幹線は複雑ですよね。
ひかりやのぞみでも新横浜に止まったり止まらなかったり。
それで番号の枠なんですね。
実際に乗るときには単に「何時発どこどこ行きのひかり」とかしか考えてなかったです。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/04/09 11:07

ある程度の規則性はあります。


また定期列車や臨時・季節列車によっても違ってきます。例えば新幹線(東海道・山陽)でも東京から博多と東京から大阪への列車では違うし。
停車駅のパターンとか。
もっと厳密に言うと列車番号も違うはずです。

何年も前は上り、下りとも1号、2号。
その後、上りが偶数、下りが奇数。
「あずさ2号」は当時2本目の松本行き?下り列車。
現在は番号が違います。
ちょっとズレますが列車名も消えたかと思うと復活することもよくあります。
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この回答へのお礼

列車番号は以前忘れ物したときに、駅員さんがそんな単語を口にしてたのを記憶してます。
廃止された特急の名前が復活するというのは、子供の頃に乗った上越線の「とき」が新幹線の名前になったのも、似たような例でしょうか。
あれって上越新幹線ができるときに無くなったんですよね?
どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/04/09 11:06

下りは奇数、上りは偶数で発車順につけるのが一般則かと思います。



ただし、新幹線などは、より区別をつけやすくするために、
(東海道・山陽新幹線の場合でいうと)
「のぞみ」「ひかり」「こだま」の種別ごと、また行き先別などで区分をしていると思われます。
(実際の時刻表を見ているわけではないので列車名は適当ですが)
東京発博多行きの「のぞみ」は1号、3号...
東京発新大阪行きの「ひかり」は101号、103号...
東京発名古屋行きの「こだま」は401号、403号...
といった具合に。
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この回答へのお礼

番号がかけ離れて付けられる理由、これでわかりました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/04/09 11:05

たしか下りが奇数で上りが偶数だと記憶しています。

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この回答へのお礼

早速の回答をありがとうございました。
下りが奇数で上りが偶数、言われて初めて気が付きました……。

お礼日時:2003/04/09 11:04

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