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無線そのものに対して全くのド素人です。

実は、職場の同僚と、その同僚の旦那のお父さんの話になりました。
そのお父さんの趣味が無線らしく、自宅とは別に離れがあって、
そこが『無線部屋』になっているそうです。
機器もものすごくいっぱいあり、何と自宅の庭には巨大な鉄塔(アンテナ?)もあり、その趣味にかける費用は軽く1000万円を超えるらしいのです(鉄塔だけで1000万円と)。

更にこのお父さんは、無線仲間の中では位が高い位置にあるそうです(無線仲間に位がある事も初めて知りました。意味不明ですが)。
更に更に、無線仲間に会うために、海外旅行も頻繁に行っているとか…。

正直、話を聞いていて何が何だかわからなくなりました。
別に無線という趣味をどうこう言うつもりは毛頭ありませんが、
このお父さんの行動や「位」というものがどういう事なのか、知らない分非常に興味がわきました。

どなたかわかりやすく解説してくれませんか?
補足が必要なら、答えられる範囲でお答えします。

A 回答 (3件)

アマチュアで位が高いといえば


1. 無線にかかわる国家資格のうち上位の資格を持っている。(ただし1級アマチュアは、現在はそんなに取得が困難な資格ではない)
2. アマチュア無線をはじめた時期が古い
3. 日本アマチュア無線連盟の役員をやっている
4. DXCCのオナーロールを持っている

くらいが思いつきます。多分4だと思います。

アマチュア無線で多いのは、無線機を自分で作ることを趣味としている人と、どれだけ多くの国と交信できるかを追っている人です。

 前者は最近結構下火。30年くらい前がエレクトロニクスの最先端は通信工学でしたから、趣味の電子工作=アマチュア無線だった時代があったのですが、今となっては電子工作はロボット系のほうが規制が少ないし、大会なんかが多くてはじめやすいので、無線機工作に入ってくる人があんまりいないという事情があります。

 後者は無線で交信し、交信証明書(QSLカード)というのを集めます。
アワードというのがあって、たとえば日本の全市町村と交信するとか、背世界の6大陸すべてと交信するとかのルールがあって、それを達成すると賞状みたいなものがもらえます。スタンプラリーの無線版です。

で、一番有名なのがアメリカのアマチュア無線連盟がやっているDXCCというもので、全世界のエンティティ(「国と地域」にほぼ近い)と交信するというものです。
国も大きいところならばいくらでも交信できるのですが、エンティティは国じゃないけど強い自治を持っている地域とか、本国から大きく離れている離島とかも1つと数えられるため、アマチュア無線を許可していない国やら、定住者のいない離島、軍事的またはや宗教的理由で一般人が入れないところなど、常識で考えたら交信できないところが結構あります。
そういうところは、無線をするためだけの探検隊(エクスペディッション)が入ったり、たまたま現地に行った軍隊やら国連職員やらがアマチュア無線家だったりするときだけ、交信可能になります。そういうレアな交信先を追いかけていくわけです。

アマチュア無線の「DXCCエンティティ」解説
http://ceindex.hp.infoseek.co.jp/ham/jd1/jd1repo …

DXCCはクラブ形式になっていて、100エンティティと交信すると入会が認められ、未取得エンティティが9以下になると「オナーロール」の称号がつき、勲章みたいなのが購入できます。

現物はこんなの
http://ja7ic.dxguy.net/mydxcc/MyDXCC.html

日本のアマチュア無線家は出力に対する違反が多く、それをあおってしまうDXCCにはアマチュア内部でも批判的な人も少なからずいます。この解説はDXCCに対するこの記述はちょっと批判的な部類。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/DXCC
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

丁寧に回答して下さり、ほんのちょっぴりですが、無線が趣味の方に対しての理解ができたように感じます。

無線=単に電話やメールなどと方式が違うだけの通信手段程度しかなかったですからね。。。

お礼日時:2009/08/30 21:40

おそらくは1アマの二桁コールの人ではないかと思いますが、位というのは正直OMさんと言うくらいしか解りません。



されているのはDX(長距離通信)かCW(モールス)など考えれますが宇宙通信もされている人も居るかも知れません、私も若い頃に年間300マンくらい使っていたことがありますが今ではDXもしないし近距離通信ばかり・・・

交信できた方と取り交わすカードなども1000枚単位で印刷していたけど今思えば独身で時間を持て余していたので出来たと思います、また鉄塔も自動で高くなったり低くなったりする物が有りました(スイッチの操作は必要)無線機の設置された部屋はシャックといい、宝の詰まった部屋ですよ、アンテナの向きなども今ではパソコンで相手局を自動追尾くらい出来るのでは無いかな・・・

私がしていた当時はパソコンはせいぜいパケット通信くらい(今のネットの無線バージョンと言えば解りやすいかな)もちろん、5インチのフロッピーでよいのかな、そんな物を入れて初めて使える物で非常に高価でした。

ただ私も以前はしていたのですが長いこと近距離ばかりなので現在の事情は欲解りません、詳しいことは月刊誌のCQ紙などを読めば解りやすいかも(今も有ると思います)

質問者も興味が有れば4アマの試験を受けて開局されたら如何ですか、モービルで開局するだけでも楽しいですよ(144/430は地区にもよりますが使えないことが多いけど)
その様なベテランの人がいれば入りやすいかと思います、しかし、凝ってしまうと非常にお金も掛かります(一番はアンテナに)自宅でされるのでしたらTVI(テレビに対して混信すること)などの恐れがあり、町中の住宅街だと運用周波数に注意が必要です(だからアマ無線家は田舎の高いところにあがりたがる)

出来るだけ少ない出力でアンテナは高い方がTVI等の心配が減るしより長距離が可能になる為です(周波数によれば夏はEスポ等も楽しみの一つ)

Eスポとは直線的にアンテナから出た電波がスポラディクE層で反射して地球の裏側など通信可能に成る現象です、50メガ辺りから下の周波数だと夏場は可能性が高いです、また詳しくは記憶していませんが太陽の活動に関係しているとも言われていたはずです。

色々と書籍を手に入れて読んでみれば楽しくなり気がついたら従事者免許と局免を取得してCQ出しているかも(CQとは不特定の人を呼び出す時の符号)

こんな感じで興味が有ればQ符号だけでも覚えて下さい、知らないと何を話しているかも解らないでしょうから・・・

この回答への補足

申し訳ありません。
興味が出てきたと言っても、単に知らない世界を垣間見た程度の興味でしかありません。
つまり、どう転んでも無線の世界に飛び込むことはなさそうです(^^ゞ

>知らないと何を話しているかも解らないでしょうから・・・

残念ながら、まさにその通りです。。。

補足日時:2009/08/30 21:35
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/08/30 21:35

無線仲間で格上というと、アマチュア無線の究極の目標と言われる月面反射通信(EME)をされているのではないでしょうか、たとえばこんな方のような設備じゃないかな


http://www5a.biglobe.ne.jp/~jh2clv/1kwapplicatio …
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
なんだかよくわかりませんが、彼女の話をイメージすると、
まさにそのまんま、というお部屋でしたね(^^ゞ

実は、彼女の旦那の実家なんてこれっぽっちも興味も無ければ知らないことだったんですが、このときの話の流れで実家の位置が判明しました。

我が家から車で10分圏内の、周囲に田んぼがある住宅地があります。
その中の1軒に、およそ不釣り合いな巨大な鉄塔があり、そこが実家だったようです。
「○○市の○○という地区で、大きい鉄塔がある家っていうと、結構有名ですよ」
というヒントですぐにわかりました。

近いうちに、改めて御近所を通りかかってみたいと思います。

EMEをちょっと調べました。
やっぱりよくわかりませんが、なんだか壮大なスケールですよね。
位についても、信号を聞き分けるテクニックみたいなものがあるんですね。

何だか知らなかったことを知ることができてやや興奮気味です!

お礼日時:2009/08/29 23:27

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