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とても困っております。アドバイスいただけますか?
エレベーターの駆動シーブ(綱車)とロープとの関係ですが、ロープのスリップを防ぐ為に・・・
充分なトラクション比を保つ事が必要とネットで知りました。

エレベーターは、かごとおもりのつるべ式となっている訳ですが、1~4までの条件別のトラクション比を求めて、
許容トラクション比を越えていなければロープはすべらないというものでした。


トラクション比 = 重い方の荷重 / 軽い方の荷重 < 許容トラクション比


1.満載のかごが最上階にある状態。 例)1.27
2.満載のかごが最下階にある状態。 例)1.28
3.無載のかごが最上階にある状態。 例)1.24
4.無載のかごが最下階にある状態。 例)1.23

例では1.28が一番大きいので許容トラクション比が1.28以上あればいいという事なのでしょうが、肝心の許容トラクション比の
求め方が全くわかりません。

資料にはシーブの溝がV溝アンダーカットで90°と105°があり、更にそれぞれにおけるロープの巻き付け角度によって許容トラクションは変わるという事ですが、

何をどうすれば許容トラクション比を求める事ができるのか、どなたか教えていただけますか?

宜しくお願い致します。

「トラクションについてですが」の質問画像

A 回答 (1件)

物理機械屋でエレベータは使うだけですが、気付いた点を。



トラクション比 = 重い方の荷重 / 軽い方の荷重、ですからある
エレベータに付いて単純に求めることができます。

しかし、許容トラクション比は単純ではないはずです。

エレベータの綱車とロープの間の摩擦係数が0なら、
トラクション比>1のものは重い篭は、ブレーキが作動してない限り、
下に全て滑り落ちてしまいます。
トラクション比>1、例えば1.28、でも落ちないのは、綱車とロープの
間の摩擦、巻き付け角度の増加による摩擦力の増加のためです。

綱車とロープの形状・大きさ・材質・潤滑、および巻き付け角度は
各メーカで異なる為、メーカ毎に設計指針として許容トラクション比を
設定しているのではないでしょうか。

また、トラクション比が大きいと、エレベータを駆動するための
動力が大きくなるわけです。1.24~1.28が実例値なら、許容比が
それから極端に大きな値、例えば2、ではないと思います。

過去に似たような質問有りましたのでURL貼っておきます。
http://www.nc-net.or.jp/morilog/m41783.html
許容トラクション比は見つかりませんでした。

この回答への補足

回答有難う御座います。
確かにメーカーによってさまざまですよね。

ちなみに私が見た参考値は・・・
綱車のサイズ設定はなく(法的にはロープ径の40倍です)φ12.5使用
90°アンダーカットでかご速度90m/min
巻き付け角度152.7°で許容トラクションは1.262でした。
105°アンダーカットでかご速度90m/min
巻き付け角度152.7°で許容トラクションは1.344でした。

質問時の参考例では 1.28が一番条件の悪い比でしたから105°を
使用しなくてはならないのだと思います。

許容トラクションは簡単ではなさそうですね。
メーカーとしても独自の設定があるでしょうから、簡単には
教えてもらえないでしょうし、困りましたが、もう少し悩んでみます。

有難う御座います。

補足日時:2009/10/09 16:56
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