「平成」を感じるもの

TVは何かと視聴率によって、TV番組の継続や打ち切り、主演の人気のバロメーターになっているようですが、そんなに重要なものでしょうか?
視聴率っていうのは、そもそも日本中の一部の家庭だけに設置されているらしく、20%も行けばまずまずの視聴率と言われるようですが、それで一体何人の人が見ているのか?とても不思議に思います。
何故こんなに視聴率を重要視するのでしょうか?

A 回答 (4件)

企業は商品や企業のキャンペーンの一環としてテレビの提供を行います。

テレビでのキャンペーンの成果が商品の売り上げに反映するには時間が掛かるし、テレビキャンペーンと商品売り上げの相関の分析にも時間が掛かります。そこで、テレビでのキャンペーンの一次指標として視聴率を使い、それが目標に到達しない場合は、見直しや打ち切りを考えます。
ただ、単純な視聴率だけでは営業資料として使えません。実際に放送局や代理店が営業資料として使うのは、性別、年代別(よくF1層などというのもその一つ)の視聴率です。

局側から見た場合、実際には番組が商品ですが、その番組の効能に当たるものが視聴率なのです。この薬(=番組)を使えば(=提供すれば)、これこれ病気が治ります(=視聴率が得られて宣伝できますよ)というわけですね。

テレビの視聴率の場合、母集団が十分に大きいので、200程度のサンプルでも大きなずれは生じません。さらに、視聴率の詳細な調査表には誤差範囲が併記されていますから、それをもとに判断すれば問題は無いのです。上記の性別・年代別まで分離した場合、特定の集団ではサンプルが数件と言う場合もありますから、それを念頭に議論することが必要です。
なお、極端な独裁国家などで標準偏差が0に成ってしまうような集団を対象にするなら、視聴率は一台調査すれば足ります。すべての家庭が同じ番組を見るからです。これが極端な例で、もう一方に全数調査というのがあり、母集団のばらつきと調査コストからサンプル数を決めています。一般的には真ん中付近は誤差が小さく、両端は大きくなりますから。20%より2%の方が誤差は大きくなると考えて良いです。

通常、視聴率という場合は、分母に設置台数を使いますから、視聴率10%と言う場合は、可視聴家庭の10%が見ていると見なします。一方、オンになっているテレビ台数を分母にした占有率というのもあり、こちらの方が試聴動向を表しているという議論もあります。
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統計学上では充分なサンプル数だと言う事ですね。



そして、民放はCMを流すことの収入によって成り立っていますので、
視聴率が高い=多くの人に見てもらっている=宣伝効果が高いと言うことになり、それを実績としてスポンサー料などが決まってくるわけです。

ですので、放送する側からすると重要なんですね。

最もそう言う意味ではNHKまでが気にしてるのは微妙な気がしますが。
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視聴率が高ければそれだけ多くの人がその番組を見ていると判断出来るからだと思います。


俳優/タレントの人気度も『視聴率が高い』=『その人のファンが多い』=『その人を出せばどんな番組でもそこそこの視聴率を得られる』というコトになります。
私は嫌いですが『SMAP』や『嵐』のメンバーが司会の新番組と無名新人のタレントが司会の新番組が同時に放送開始されたとして、どちらが視聴率が高くなるかはいうまでもありませんね。
新番組なので内容は誰も知りませんし、タレントの名前だけで視聴率が左右される事になります。

『一家に一台』の感覚で視聴率を量らないのも、アンケートなどと同じ方式で、『一部をサンプル』を基にしているからでしょう。
一人一人では無く、百人に一人が対象になったりとか、そういった感じです。
実際に%がどのように算出されるのかは判りませんが、おそらく『サンプル対象の全体の何%がテレビをつけていてこの番組を見ている』ということだと思います。

最終的には視聴率が高い=スポンサーを多く得られる=スポンサー料金が跳ね上がる=高収入ということになるので、テレビ局側からすれば、限られた一日の放送時間で出来るだけ視聴率の高い番組を放映したいわけです。
どんなに素晴らしい番組でも見てくれる視聴者がいなければ儲からないし、赤字となってしまうので『打ち切り』になります。
これは売り上げの悪い商品を企業が生産中止するのと同じ感覚ですね。

長々とすみませんでした。
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それ以外にスポンサー企業に示せる成績と呼べるものがないのです。


TV局はスポンサーに金を出してもらって番組を作ってます。
そのスポンサーがなぜ金を出すかというと、自分の会社ならびに商品を宣伝したいからです。
宣伝で金を出すからには、より効果を見込める番組に出したいものです。
その「より効果が見込める」ことを示すのが視聴率なのです。
視聴率が高い番組はスポンサーになりたい企業が殺到、CM契約料が上がります。
低い番組は逆にスポンサーがつかず潰れます。
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