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2月の韓国旧正月のころに、家族(夫、妻、子0歳9ヶ月)3人で韓国にいきます。(子が小さいので連れて行きたくありませんが、どうしても行かざるを得ない状況ですので、これに関してのご意見はご遠慮ください。)

航空マイレージが大人二人分あるので利用しようかと思いますが、乳児で席が必要ないにも関わらず子の分で約15000円の航空運賃が必要とのことでした。どうやら大人の運賃の10%がかかるそうです。

となると、エコ割料金の大人が同乗する場合は10%で数千円ですみそうです。もしかしたら、乳児料金を考えると、今マイレージを利用するのはお得じゃないのかも?と思いましたが、ご経験者の方の経験談を教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 質問者さんの出発地や目的地、ご利用予定の航空会社、マイルを貯めておいでのプログラムといった情報が分からないため多分に仮定や推測を含んでしまいますが、最大公約数的に回答するならば、2月の旅行で特典航空券を利用するのは得でないように思います。

正規割引運賃は年間でこの時期が最も安いためです。
 マイルを使う機会が今後当面ないなら、今回のご旅行でマイルを消化するのも一法ですが、近いうちに別のご旅行の機会があるならマイルはそちらに回してはいかがでしょうか。

 ご質問中に「エコ割」とありましたので、利用航空会社はANAと仮定して試算します。ANAの韓国線で最も安い運賃は参考ページ[1]の「スーパーエコ割」です(*1)。今年の旧正月は2月ですが、ご覧頂いて分かるように1月4日から2月25日までは最安期間です。
 マイルを貯めておいでのプログラムは、とりあえずANAマイレージクラブ(以下AMC)と仮定して話を進めます。1月4日から3月5日までは必要マイル数が少なくて済む「ローシーズン」で、東京/大阪/名古屋⇔ソウル往復の特典航空券は12,000マイルで引き換えられます。これで航空券の値段を割り算すると
東京(成田)⇔ソウル(仁川) 1マイルの価値 2.11円
東京(羽田)⇔ソウル(金浦) 同 2.78円
名古屋⇔ソウル(仁川) 同 2.11円
大阪(関空)⇔ソウル(仁川) 同 1.95円
大阪(関空)⇔ソウル(金浦) 同 2.36円
と求められます。
 1マイルをいくら分で使えたら「得した」と言えるかはいろいろな考え方がありますが、競争が激しく航空券が安い東京-大阪をローシーズンに往復した際の1マイルの価値が2.00円(*2)であることを考えると、上記では羽田-金浦が辛うじて納得できるくらいで、他はあまりお得感がありません。

 出発地が東京/大阪/名古屋以外なら、一転して特典航空券の価値はぐっと上がります。韓国行き「エコ割」では、国内線の乗継ぎ区間は(割引はされるものの)別買いしなくてはなりません。これに対し特典航空券なら国内線乗継ぎ区間の距離も合算して必要マイル数が決まるので概ね有利です。例えば仙台→名古屋→ソウル→名古屋→ソウルをスーパーエコ割+国内線乗継ぎ運賃で利用すると53,800円かかりますが、特典航空券なら14,000マイルです。名古屋からの単純往復に対し2,000マイルの追加で済み、このときの1マイルの価値は3.84円と計算されます(*3)。

 他にANA便の特典航空券に交換できるプログラムで、日本でも会員の多いものにユナイテッド航空「マイレージ・プラス」があります。こちらの必要マイル数は年間を通して20,000マイルです。AMCと単純比較はできませんが、15,000マイルで日本国内の往復ができることを考えると、閑散期の日本-韓国往復でマイルを使うのは得策でないでしょう。

 親御さんが特典航空券を利用し、子供さん(乳幼児)の航空券を別に購入する場合ですが、ANAの国際線予約・案内センターに確認したところ「エコ割の幼児運賃も単独購入可能」との回答でした。ただし乳幼児単独の航空券はANAのWebサイト(ANA SKY WEB)からは予約できず、予約・案内センターか支店での予約・発券になるそうです。
 質問文中の情報(普通運賃の幼児運賃)と異なるため戸惑っておりますが、もし子供さんの航空券を単独購入されるならば、質問者さんでも再度確認頂ければと思います。

参考ページ
[1] http://www.ana.co.jp/int/fare/main/kt/kr/index_s …

*1 「エコ割ユース」は適用対象外と推定されるため除く。
*2 「超割」運賃(片道10,000円)で計算した値。「特割1」運賃を基準にすれば1マイルの価値は2.20円から2.80円の間となる。
*3 乗継ぎでなくアシアナ航空直行便の特典航空券に引き換えることももちろん可能。地方発ソウル行きの航空券は成田発着や関空発着に比べて値段が高いので検討価値がある。ただしアシアナ便の特典航空券に引き換える場合はシーズン区分がなくなるため、2月という閑散期の利用でも17,000マイル(旅程の総距離601~1600マイル)/20,000マイル(同1601~2,000マイル)と必要マイルが多くなる。できればやはり閑散期でないときに使いたい。
*4 マイレージ・プラスは「必要マイル数は多いがマイルの加算条件はよい」なので、必然的に1マイルの価値はAMCより低い数字で出る。

参考URL:http://www.ana.co.jp/int/fare/main/kt/kr/index_s …
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この回答へのお礼

大変丁寧にご教授くださり、本当にありがとうございました!!
お礼が遅くなりましたこと、心よりお詫び申し上げます。。。

すごく参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/31 16:34

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