プロが教えるわが家の防犯対策術!

またまた教えてください
最近寒くなって来てオオクワの越冬準備が必要かと思いご教授頂きたいのです。
成虫ではなく幼虫についてです。
現在15頭程のオオクワ幼虫を菌糸ビンにて飼育しています。
状況は「冷やし虫家」で温度調整し10月末まで25度、11月に入り22度まで下げている状況です。
自然に任せれば「冷やし虫家」から出して自然の温度で越冬させれば良いと思います。
しかし、せっかく持っている「冷やし虫家」を使い冬の間も菌糸を食べさせて、可能な限り大きな個体にさせたいと思っております。
この際、何度位が適温なのでしょうか?
現状の20度を超えるくらいでしょうか?
また、加温をして冬を越すとそれだけ早く蛹化するのでしょうか
弊害も出てくるのでしょうか?
宜しくお願いしますm(__)m

A 回答 (2件)

>この際、何度位が適温なのでしょうか?


「冷やし虫家」で温度管理をキチっとできるのであれば、下記のとおりをお勧めします。使わないともったいないです。幼虫も大喜びです。
一週間に一回温度設定を変えるだけですから簡単です。
11月末には、二本目のビンに移されましたでしょうか?
オスは、1500ccに入れないと、温度管理をしても大型は期待できません。メスは800CCで大丈夫です。
10月と11月は24度で飼育します。22度は少し下げすぎですが、幼虫が冬を感じるには至ってないので、こっそり23度に上げて下記のとおり再スタートすれば大丈夫だと思います。「冷やし虫家」を使う場合の標準は以下のとおりになると思います。
12月初旬24度
12月7日23度
12月14日22度
12月21日21度
12月28日20度
1月4日19度(このあたりで幼虫に冬を感じさせながら、かつ餌も食わせます。)
1月14日~2月14日18度
2月22日20度(ここから春を感じさせます。)
3月1日22度
3月7日24度
3月14日26度
3月21日27度
これでたいていの幼虫は蛹化準備に入りますので、一番大きなオスが蛹になったら23度にします。この温度をキープして成虫にします。それに前後して、次々蛹になるのが出てきますが、無視します。もちろん無視といっても見殺しにするわけではありません。自然に成虫になります。
ひとつの小屋で飼育する以上、やはりVIPに焦点を当てざるを得ません。

最低のときに18度にするのは、低すぎるような気がしますが、こうするとセミ化が防げます。ここから27度まで持っていくとどんなに鈍感な幼虫でも蛹化スイッチが入ります。
最低が20~22度だと冬を感じ損なって、温度を上げても蛹にならない幼虫が出てきます。確かに餌の食いは良く、キノコも出なくて良いのですが、セミ化させては元も子もありません。また、幼虫がかわいそうです。8~9割くらいはセミ化してもよいから、必殺の巨大成虫を得るというなら別ですが・・・
19度以下になると幼虫は餌を食べる量が減りますので、幼虫は、「今は冬だな・・」と感じていると推測できます。
それ以下でも冬眠するわけではなく13度以上では餌を食べるとの研究結果があります。また20度以下では蛹にならないという研究結果もあります。
そうすると、19度以下にして冬を感じさせるが、18度以下にはせずに、ある程度餌も食べさせて少しでも太らせる。
そして、20度以下をキープすれば蛹にはならないので、春先まで20度以上にはせず、夏に向けてかなり急激に温度を上げれば、蛹化スイッチがはいるというわけです。
ここで一点問題になるのは、キノコが生えてくるということです。
18度では頻繁にキノコが出てきますが、一日の温度の上下が激しいと、キノコがよく出てきますが、18度一定であれば、それほどでもありません。
プロのブリーダーでないのであれば、だいたい以上のように温度管理をすれば、そこそこの大型固体が出ると思います。
二本目に入れるときに30グラムを超えていればVIPと思うべきです。
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この回答へのお礼

毎度毎度ありがとうございます、早速メモを取りました。
温度設定こまめに調整して行きます。

お礼日時:2009/12/05 01:10

書き忘れましたが、必ず「温度計」を買って、VIPのビンの近くに置いて、実際の温度を監視してください。

設定の誤差があるので注意してください。
VIP以外の幼虫は、多少、場所による温度ムラがあっても仕方がありません。
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