http://www.bio.mie-u.ac.jp/~kuzuha/open/NS.doc
を参考にNS方程式の導出を学んでいます。
2P目の(2)式となる過程が分りません。
微小体積におけるせんだん応力は実験式により、
τyx=μ(du/dy) :x軸に垂直な面のy方向のせんだん応力
τxy=μ(dv/dx):y軸に垂直な面のx方向のせんだん応力
と示される。平衡条件より、
τyx=τxyとなる事を加味すると、結局
★ τyx=τxy=μ(du/dy+dv/dx)
となる。....ここが分りません。何故この様な式が出てくるのでしょうか?他でも調べてみたのですが、よく分かりませんでした。
この辺りの説明をしているURL等ご存知でしたらお教え頂けませんでしょうか。
私は30代のコーティング関係の技術者です。学問を仕事としている訳ではありませんので、技術者レベルに対する説明で結構です。
よろしくお願いします。
No.1
- 回答日時:
いちばん簡単な説明としては、それが定義だという考え方です。
実験とは関係ありません。1Pの下の図の角度(α+β)の総和が、x-y平面での歪(τxy)という「定義」です(せん断歪は角度なので単位がない)。2Pの図ではαとβがdv/dxとdu/dyに置き換わっています。これは「工学ひずみ」と呼ばれる定義です。従って、その歪に弾性率μをかければ応力になります。
ちなみに弾性力学、連続体力学等で使われるせん断歪は「テンソル歪」では、工学ひずみの半分と定義されています。式ではε12=(dv/dx+du/dy)/2=となります。
ちなみに
この回答への補足
ありがとうございます。
歪が du/dy+dv/dx となるのは分ります。それにμを掛けたら何故τyxとτxyになるのでしょうか。
ニュートンの式より、
τyx=μ(du/dy) ★
τxy=μ(dv/dx) ★
なのだから、そのルールに従うと、
τyx+τxy=μ(du/dy+dv/dx)
となると思うのですが。2Pの上の方で★の様に書いていて、何故その下の(2)式では τyx=τxy=μ(du/dy+dv/dx)
となるのでしょうか??
>>その歪に弾性率μをかければ応力になります。
ここで言う応力とはτyx,τxyの事ですよね?
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>ニュートンの式より、
τyx=μ(du/dy) ★
τxy=μ(dv/dx) ★
なのだから、そのルールに従うと、
τyx+τxy=μ(du/dy+dv/dx)
となると思うのですが。2Pの上の方で★の様に書いていて、何故その下の(2)式では τyx=τxy=μ(du/dy+dv/dx)
となるのでしょうか??
まず資料中の★τ=μ(du/dy)の流体の例が困惑させていると思います。この式はdu方向の変形しか考慮していません。従ってdv/dx1=0が省略されています。逆に考えると、du方向だけであればその式なので、dy方向はτ=μ(du/dy)となります。お互いに独立なので、重ね合わせの原理を使えるので、それを足し合わせた解が2次元の歪になるとも解釈できます。
ちなみにτ=μγはフックの法則でニュートンの法則ではありません。ニュートン流体という流体の種類の名前です。
はx、y方向の歪や応力はσxx=Eεxxと
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