プロが教えるわが家の防犯対策術!

アコギを弾いて30年ほどになり、これまでに10万円以下のアコギを4本使ってきました。

このたび新たにアコギを購入することにしたのですが、近くのショップでギブソン、マーティン、ヘッドウェイ、ヤイリなど数本試してみて、新品のギブソンJ-50(Japan Limited)が気に入り約27万円で購入する気でいたところ、店員さんから「1968年製のJ-50が約29万である」と言われ弾いてみました。

同じJ-50でも新品とはだいぶ異なる音で、しっかりとした迫力のある低音とネックのにぎりやすさ、後はピックガードの色合いなど見た目も気に入ってしまいました。
ただし、ブリッジ下から15cmほどクラック修復の跡があり、フレットは摩り合わされて少し低めになってます。
ペグやピックガードなどはオリジナルのままで、クラック修理の際にブリッジはいちど取り外したそうです。

店員さんは「2万程度しか違わないならヴィンテージの方がいいですよ」と言うのですが、どうしても少しでも高いほうを売ろうとする営業トークの感も否めず、答えを保留して帰って来ました。

予算的にはどちらでも良いのですが、ヴィンテージは持ったことが無く、またかなり激しい弾き方をするため、今後長く付き合っていく事も考えると高価なだけに迷ってしまいます。

どなたか似たような葛藤を経験した方がありましたら、アドバイスなど宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

私も貴方と同じ様に悩み、今までに安いもので数万円から高いもので100万円前後までのギターを数十本のギターを購入しました。


J-45は今まで2本買って2本とも売りました。

高級なクラシックギターやMartinD-45やなどを買う時は同じ様に非常に悩み
ましたね。
数店の楽器屋を周り数十本、のべにして数時間弾いたでしょうか。


新品は密度があってフレッシュな音がします。下手な中古より鳴る場合がありますので侮れません。何より本体に傷がないですしフレットも減ってません。

ビンテージはやはり現行の新品より大抵高いですが、乾いていてなかなか深みがありしびれました。
ビンテージはやはりその時代の音がする事が魅力ですね。木材も良い場合がありますし。

結局私は「その時代の音」は必要ないと考え現行を買いました。
現行Martinというのは色々批判もある事は知っていましたが、私は基本的に人の意見は無視です。



ビンテージつまり中古を買う際の注意点は「掘り出し物はない」という事です。店主に普通に審美眼があれば全ては適正価格で売られています。
1968年製のJ-50が約29万というのはまあ安い部類です。
60年代のJ-50は40~60万しても普通は当たり前ですので何か理由はあるのでしょう。


私は基本的に楽器屋の意見は全く信用していません。
弾いていて「気持ち良い~~」と感じるかどうかです。
ずっと弾いてると一体どれが良いのかわけが分からなくなりますので頭を冷やし日を置いてまた弾きにいきます。


私は「○○の方が良いですよ」などと浅はかに言う輩の言葉は信じません。
楽器というものは「こっちの方が良い」という事はないのです。
ある程度以上のレベルの楽器になったらその人の好みですから。
自分に応えてくれる楽器がその人にとっての一番であり、ある人にとっての一番が別の誰かにとっても「良い」とは限らないのです。
「こっちを買うべきだ」なんて人がいたら大嘘ですよ。

ある意味女と同じです。
「へ,あんなのが良いの?」と周りが思ってもその人が「良い」と信じられる楽器でしか演奏は出来ないものなのです。


ただ邪道な考えですが楽器を売る事を考えると値段の下がらないものが良いですね。
ビンテージJ50は大変人気がありますから新品でも売れますが。
60年代ものは今でも馬鹿みたいに人気があります。ただの中古なのにね。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お答え下さってありがとうございます。
なるほど「掘り出し物はない」というご意見、専門家のご意見としてとても心強いです。
かくいう私も「楽器屋の意見は全く信用していません」とまでいかなくても、営業トークとして懐疑的に聴くほうなので即決を保留した次第です。

また「自分に応えてくれる楽器がその人にとっての一番であり・・・・」というご意見も共感できます。
自分自身、周りから笑われようと9800円のアコギを8年も気に入って使った経緯もありますので、やはり自分中心で考えるべきだとは思います。
今回の場合、どっちも気に入ってしまったのが運の尽きで・・・悩ましいところです。

お礼日時:2009/12/11 19:20

 そのビンテージはちゃんと調律はあってますか?


 使用する弦のサイズで解放弦でチューニングして各フレットで音程とれてますか?

 もし、”そんなの関係ないよ、雰囲気出てればいいんだよ”
 ということならビンテージ

 もし、レコーディングに使いたいなら新品(又はちゃんと調律したもの)

 という観点で お考えになればよろしいんではないでしょうか。 
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

とりあえず自分でもチューニングを確かめてみましたが、気持ちの悪い音ではありませんでした。
雰囲気ではなく純粋に「好きな音」かどうかで選んでますので、それが新品とビンテージの同じ型番という葛藤を生んでしまいました。

お礼日時:2009/12/11 19:34

自分も今まで数十本のギターを所有しましたが今は10本ぐらいに減らしています。


というのも中年になり身内や友人や親しい人間が他界していくたびに自分の寿命や死んだ後のことを意識するようになり、これらの自分のギターはオレが死んだ後はどうなるんだろうと考えると、とくに市場的に価値のないものは今のうちに手放してしまおうと思い始めたからです。

仮に家族を残して自分が死んだとき家族は大量のギターのやり場に困るでしょう。しかしギブソンのビンテージ等ならそれなりの値段で売れるし、誰か知り合いのギタリストに託したり、その手の業者に渡るにしても将来に渡って杜撰な扱いをされることもないでしょう。
自分が購入したギターは高いのも安いのも含めてすべて思いのこもった大事なものですから、安く売り飛ばされてどうなっていくか分からない運命を辿るであろうものより、それなりの人のもとへ行き大事に扱ってくれると思われるギターだけに絞ろうということです。

まあこれは自分の“思い”の問題ですから楽器選びの要素としてはあまり参考にはならないとは思いますが。

しかし29万の69年J-50っていうのは修理歴があるのでということでしょうがまた安いですね。
単純に69年の方が音も見た目も気に入ったのならそちらで良いと思います。
最初の方も書かれていますが、ビンテージに掘り出し物はありません。全てその楽器の相場と個体の状態を判断されて相応な価格で流通しているはずです(真っ当な業者であれば)。ということはもし買ったはいいけどやっぱりしっくりこなかったので売りたいとなっても、またそれに近い価格で売れることでしょう。しかし新品だとほとんど弾いてなくても売るとなるとただの“中古”となり、定価の3割程度の下取りをされて終わりになります。

ちょっと下世話な話になりましたが、こういう方向からも参考になれば。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。
ギターではありませんが、あるものを大量にコレクションしているのでその「思い」は判ります。

修理歴とボディ全体にある傷の多さが安い理由だそうです。
ウェザーチェックもものすごいですし。

売ることはあまり念頭に無いのですが参考になりました。

お礼日時:2009/12/11 19:30

Gibsonアコギ使いです。


個人的には60年代のビンテージ物3本手を出したのですが、
ここ山野楽器輸入代理時代終了前後までに、
それらを手放して同じモデルリイッシュー新品に交換しています。

ビンテージ物を手放した理由は、
・ブリッジの浮き、ボディのふくらみを今後自分のメンテ範囲で止められる自信が無かった
・ピックアップ後付けをすることがしにくかった、穴をあけたくなかった
・生音を活かす機会が減ってきた(ピックアップで拾ってプリアンプ通し録音が多くなった)
からです。

今では使われない貴重な材や経年変化で得られる音は確かに存在します。
自分がそれを聞き分けられていたという自己満足は充分に得られたので、
もういいかなという本音もあります。
J-50ビンテージ値段は楽器ショップが勝手につけるものなので、
納得いくいかないという観点でみるしかないでしょうね。
でも本当に当時のJ-50が好きで程度が良い物もまだあるとは聞きますので、
音が好きならそういうのを選ぶしかないと思います。

新品でもビンテージでもブリッジサドルのトラブルはあります。
ファイバースコープでボディ内部から覗けられれば、
修理の出来不出来も見られていいんですがね。
コレクターで無い限り、
音を左右するところのトラブルに容易に手を出すべきではないと思います。

新品Gibsonで嫌なところは、
今の国内代理店サポートのまずさくらいでしょうか。
そのJapanLimitedというのが、
ほとんどの工程が日本の職人さんによる製作だったらいいつくりのギターだろうに。。。とちょっと妄想を抱いています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お答え下さってありがとうございます。

ヴィンテージから現行品にシフトされた方のご意見も参考になります。
私が気になるのも経年劣化による「音を左右するところのトラブル」が頻発する可能性とクラックでして、買ったもののメンテに怖ろしく金がかかる怖さを危惧してます。

どっちも好きな音がしているので、そのあたりは選択のポイントになりそうです。

お礼日時:2009/12/11 19:27

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!