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なぜ当駅始発の列車がその駅から発車すると初めの数秒だけゆっくりなスピードで走るのでしょうか?
これには本当にも私は気になります。直通で当駅始発でない列車がその駅から発車すると初めの数秒間ゆっくり・・・でない、ようです。

A 回答 (4件)

主に2つの理由が考えられます。


1つ目は出発するホームが本線ではない場合、ポイントなどで速度制限がかかってます。
始発電車が出るホームと直通電車が出るホームが違う場合はこのケースです。

2つ目はその車両がその日初めて使用される場合、機能などをチェックするために行います。
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この回答へのお礼

細かい質問に対して回答してくれてありがとうございます。理由も十分りかいできました。

お礼日時:2009/12/13 21:49

ポイントの制限だと数秒程度では済みませんから、車両の検査ですね。



折り返しになる場合や、増結もしくは解放をした場合で、
ブレーキがきちんとゆるんでいるかの確認をしています。
すぐに止まってしまうようならブレーキがかかりっぱなしと言うことですね。
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鉄道従事員です。



あくまで私の会社では、と言う意味合いで呼んで下さい。各社ごと運転関連規則が少しずつ異なりますので、全てが恋うと断言は出来ませんので。

その駅始発の電車の起動が、ゆっくりとなる理由が2種あります。と言っても1つは始発駅に固定できない理由なのですが。

1.その日、初めて運用に着く、あるいは一旦パンタを落としたあと再度起動させたあとの初運用に着くとき

 その駅に引き上げ線(一旦電車をホームから引き上げて、降り変えsぢの準備をする線路)、または電留線(一時的に電車をしまっておく線路)がある場合、あるいはその駅始発の電車を、前日にホームに据え付けてパンタを降ろし、翌朝起動した場合など、正常に機器が動作するのか、点検をすることが義務づけられています。これを仕業点検と言います。

普通は電留線、車庫の線路、引き上げ線で行なうのですが、こうした設備がない、止めておける線路がないなどの理由でホームに留置してある場合、乗務員の行程の都合で電留線の時や引き上げ線にいるときは車掌が乗務しておらず、運転士のみでは点検が行えない内容などは、ホームに据え付けて車掌が乗ってから行なうこともあります。

こうした中で、ホーム上で行なった場合、お客様が巻き込まれて事故にならないよう配慮しなければいけないのが、ドアの動作点検と起動試験です。

ドアの動作確認は、実際に全開させ、その後スイッチ操作で途中まで閉めたり開けたりを数回繰り返し、最後に再び閉じて完了となります。この一連の操作中、不具合が有れば操作に追従できないという現象が出て発見できるからです。

しかしこのドア操作、ホーム側のドアを閉じたまま、反対側を行なった場合は問題ないですが、ホーム側の場合、開いた時点でお客様が乗り込んでしまうため、点検動作はお客様を挟む可能性が高いので、点検動作は出来ません。

そのため、乗車させるための開扉、発車のための閉扉において問題がでなければ、これを持ってドア試験正常と見なすこととなっています。

これと同様にもう一つが、起動試験です。起動試験は本来ブレーキを払って一瞬ノッチを入れ、直ぐにノッチをオフにしてブレーキをかける。これでほんの少し電車が前進すれば起動試験問題なしとなります。

しかし、ホームでの試験の場合、まずドアが開いた状態では電車は「戸閉連動装置」の機能で運転士がマスコンをオンにしても起動しません。また、しめた状態で起動試験をホーム上で行なうと触車事故が発生することもあり得ます。

そこで、発車する際、ゆっくり起動させ、これで起動できれば起動試験問題なしと見なすわけです。

その電車が、パンタを上げてから初めての運用に着くとき、発車時の起動が遅くなる理由のひとつではあります。

2.小雨時の空転防止
 雨が降り始めて時や小雨の時、線路の上側、踏面hに水と埃の膜が出来ることがあります。これが発生すると、思いっきりマスコンを回して起動させると空転することがあります。雨が降っていなくても時に発生するのですが、降り出したときや小雨時は、その発生率が上がります。

空転すると空転が検知され、空転防止装置が制動をかけます。これが発車直後の急停車の原因の一つです。

この急停車を防ぐ起動方法として、起動時にゆっくりと動き出させ、少し走り出してから改めてマスコンを大きく開ける、加速度を大きくする方法があります。起動時ゆっくるである理由として、こんな物もあります。

以上2点の可能性があるかと思い、書き込みました。
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この回答へのお礼

長々と書いた文章を読ませていただきました。とっても分かりやすいです。細かく丁寧に教えてくれてどうもありがとうございます。

お礼日時:2009/12/13 21:51

専門用語で「流しノッチ」と呼ばれるものです。



一部の会社・列車では、始発駅を発車する際にノッチ(加速)1の状態で少しだけ速度を上げ、
すぐノッチを切って低速の惰行状態でブレーキの緩解、電圧、機器異常等を確認します。
問題がないことを確認できれば再びノッチを入れて加速して行きます。

JR東海やJR東日本で流しノッチは行われていますが、JR西日本では行っていません。
また、JR東日本も首都圏路線では行っていなかったような気がします。
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この回答へのお礼

西日本は行われていないことも初めて知りました。他の回答者さんと同様ありがとうございます。

お礼日時:2009/12/13 21:52

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