A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
No2でかなり複雑な回答をされているようですが、簡単に説明するとオキソ酸(オキシ酸ともいう)は酸素原子を含む酸で、これに対応する酸は塩酸(HCl)のような酸素を含まない酸です。
したがって、オルト酸(すべての水酸基が脱水されていない形で存在する酸)である亜リン酸「P(OH)3」などもオキシ酸に含まれます。
正確には、オキシ酸は酸素原子を含む化合物で、酸素以外の原子を少なくとも一つ含み、酸素に結合している水酸基からプロトンを放出してその共役塩基を生じさせる化合物と定義されています。

No.2
- 回答日時:
オキソ酸に対応する言葉はオルト酸です。
簡単な例ではオルトギ酸エチル(H-C(OEt)3)とギ酸エチル(H-CO-OEt)が挙げられます。
極端に単純化するとヒドロキシ基のついた原子にオキソ基(=O)が存在する酸がオキソ酸です。
ですからテトラヒドロキソアルミン酸やトリヒドロキシアルミはオルト酸です。
ヘキサシアノ鉄酸には酸素は含まれないのでオキソ酸ではありません。
安息香酸は典型的なオルト酸の例です。
一般には、「可能なら」オキソ酸はオルト酸と水中で平衡にあります。
硫酸(HO-SO2-OH)はS(-OH)6とは平衡にはなれません。
SF6が安定ですから原理的にはS(-OH)6も考えられるべきなのですが熱力学的にあまりにもエネルギー的に不利なので、考えに入れません。
硝酸(HNO3、H-O-N(=O)2)も窒素が五配位になれればオルト酸になれるはずですが、この形は極度に不安定で考える余地もありません。
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