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金属が酸の溶液に溶けるかどうかをイオン化傾向で説明できるのでしょうか。
電極電位の表を見ていて、水素より電位が高ければ溶けにくそうに見えましたが
http://www.inv.co.jp/~yoshi/kigou/ionka.html

でも銅は溶けるので、溶けるか溶けないかを判定する他の基準が存在するのか、それとも経験則に基づくのか、素人がわかるようにご解説いただけるとありがたいです。

A 回答 (1件)

一般に希酸と金属との反応は、イオン化傾向で説明することができます。

これは希酸が水溶液中で水素イオン(実際はオキソニウムイオンH3O+)に電離し、これよりもイオン化傾向の大きい金属を酸化させ、金属イオンとなって溶けると言う仕組みです。
一方、熱濃硫酸、濃硝酸、王水のような酸化性のある酸は、酸または酸による生成物が金属を直接酸化させることで、金属をイオン化させ、溶かすと言う仕組みです。希酸の場合とは溶ける仕組みが異なるので、イオン化傾向の大小で反応しやすいかどうかは説明できません。その例として、イオン化傾向が水素イオンよりも大きい、アルミニウムや鉄は、濃硝酸には溶けません。これは、アルミニウムや鉄が濃硝酸と反応して、表面に強固な膜(不動体)を作って、それ以上の反応を妨げるためです。金や白金は王水に溶けますが、銀は王水に溶けにくいです。これも同じ原理です。
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この回答へのお礼

明確なご回答をありがとうございました。

お礼日時:2007/07/21 21:13

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