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昔も今も、雨戸には落とし込む錠が付いていますが、これはもともとなんと言われていたのでしょうか。ご存知でしたら名称を教えてください。

A 回答 (4件)

雨戸の「落とし」、今日分かっている範囲で、一番古い言い方は「サル」あるいは「コットリ」です。



コットリは、雨戸を滑らせて所定の位置まで持って来ると、木片が自分の重みで敷居に開けた穴にコトンとはまり込む、その音から出来た呼び名だと言われていますが、サルの方はなぜサルなのかは分かっていません。ですが、このサルが後に猿錠などといわれるようになったとされています。

実は、このような装置は一般的に「締まり」と呼ばれ、錠、あるいは錠前とは一線を画しています。

これまでのご回答にあるような「カンヌキ」「上げ下げ錠」「内掛け」「栓錠」など、あるいは現代の「クレセント」や「エアータイト締まり」などは、いずれもどことなく錠というイメージがありますが、単に締まり装置であるだけのものはあくまでも「締まり」であり、さらに、これらは室内側からの締まり装置ですから、総称して「内締まり」と呼ばれています。

それでは錠とは・・・、こうした締まり装置に、さらに鍵(キー)などで操作をする者を判別し制限する判別装置が組み込まれたものを「錠」というのが正しいそうです。

とはいうものの、コットリやサルなど古い時代の雨戸締まりや倉の引き戸などにも、実は、屋外から雨戸に開けた小さな穴から金属製の鉤を差し込んで、こうした締まり装置を引き上げる、錠に似た考え方の締まり装置もあったということですから、話はややこしくなります。

参考文献:「錠と鍵の世界」赤松征夫著・彰国社
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猿錠ってのは、いわゆる内締りのかんぬきの総称です。

厠なんかの木製扉、歌舞伎門の横のくぐり戸についてる奴。それ以外には、単に「かんぬき」とか、「上げ下げ錠」「内掛け」「栓錠」なんて言い方もありますね。
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#1です。



失礼しました。
「雨戸錠」は現代の商品名みたいですね。

昔は、「猿錠」または略して「猿」と言っていたみたいです。
上につくのは「上げ猿」、下につくのは「落とし猿」と言うようです。
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この回答へのお礼

なるほど「猿」ですか。智恵が働く、ということでしょうか、知りませんでした。

即座にお答えいただきありがとうございました。

お礼日時:2010/01/03 12:24

そのものずばり、



「雨戸錠」

だと思います。
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この回答へのお礼

さっそくお答えいただきありがとうございます。
ただ、木製だった錠に金偏はないのでは、と考えています。

お礼日時:2010/01/03 11:56

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