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押入れを片付けていたら、HAWKと書かれた電磁石で鳴るスピーカー(2本)を発見しました。口径は30cm、センターキャップは元々付いてないタイプ。VC・FCと書かれた端子があり、それぞれテスターで計るとVCは4.1Ω、FCは971Ωの抵抗があります。恐らく、VCはボイスコイルで、FCはフィールドコイルだと思いますがどうやったら音が出るのでしょうか?ちなみにVCにテスターを当てたときに若干「カサカサ」という音がしました。多少磁化されているのかも知れません。ネット等で調べるとFCに300V~500Vの直流電圧をかけるというような記載もありますが、もっと安全で手短な方法は無いでしょうか?ご教授宜しくお願いします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
真空管アンプしかなかった頃の遺物ですね。
FCは高圧電源と出力トランスの間につなぎます、B電源のチョークコイルの代わりに使います、直接300Vなんて高電圧を直接繋いではいけません。
例えば直流抵抗が約1KΩですから電流を100mA流すとして100Vくらいでしょうか。
コイルの電流容量に合わせますが少なめでテストしてください。
このスピーカーを使うアンプはこの直流抵抗による電圧降下分、電源電圧を高く設定していたと記憶しています。
もちろん50mAでも動作はします、まずは低い電圧、電流から実験してみましょう。
今では懐かしく珍しいものですから大事に使ってくださいね。
若い頃に劇場のアンプ修理に行っては馬鹿でかいスピーカーにあこがれたものです。
早々にご教授ありがとうございます。おっしゃるとおりいきなり300Vは出来ないと思っております。確かに古い記憶ですが、真空管アンプの電源からチョークトランスの様な使い方で配線がつながっていたようには思います。しかしながら今となってはそのアンプも存在しませんので、どうやって電源を供給しようか悩んでおります。ご教授いただいたことを記憶して今一度情報を集めて、安全に取り組んでみます。
No.1
- 回答日時:
はじめまして~。
本物のハーク製なら お宝ですよ。
我が家には有名メーカーでは無いのですが、同様のユニットがあります。亡くなった父の話では9寸半のラッパと言ってましたので、おおむね20~25センチ口径のユニットと思うんですが、フォステクスのUP203Sの全面開口部と同様でしたよ。(現在のユニットの多くは、板の前から取り付けますが、昔のユニットは後ろ側から取り付けるのが一般的だったようです。)
VCの直流抵抗とインピーダンスは一致しませんので、ユニットとしてのインピーダンスは4~8Ωの可能性が高そうに思います。
FCの場合は抵抗値では無くて、直流電圧と電流容量でアンプの設計を行うはず。真空管アンプ時代では数十V~数百V 数A~数百mAでしょう。
アンプの規格により、FCの設計が違うバリエーションが多々有るのが当時の製品では珍しくありません。
本物の可能性も考えますと、その道の研究者が参加されているビンテージ専門ショップとか、アイエー出版等へ問い合わせてみる方が良いと思います。 NHKの放送博物館なども良いと思います。
よにかく そういった部類の歴史的価値が問われるスピーカーですし、当時のメーカー資料が現存しないらしく、研究家が少ないとは言っても存在しています。
真空管アンプでは、小型ポータブルでも200V程度の製品が有りましたので、中間の400V付近と考えますとかなり高級なアンプを前提としていたと思われます。
我が家のユニットは220~280V 200mAと書かれてます。アンプは存在しませんが、亡くなった父の話では当時最先端のGT管4本を使ったアンプがつながっていたそうです。(稼働していたのは、おそらく戦中から昭和30年代かと想像しますよ。)
ご質問者様の製品はどの位の年代でしょうか? 興味が尽きませんね。
早々にご教授ありがとうございます。ご質問の件ですが・・・私が高校生の頃に小学校の文化祭で使用していた物を譲り受けたと記憶しておりますが、その時には既に5年以上は経過していたと思われますので、今から42~43年前のものと推測します。クリーム色のアンティークな木箱(背面開放)に後ろから取り付けされておりまして、間違いなく「HAWK」と印字されてます。汚れもカビもなく綺麗なSPです。いきなり大きな電流や電圧をかけると壊れてしまうと思いますので、安全策をとって実験したいと思います。それとハッキリとは覚えていませんが、プリアンプに12AX7を6本、パワーアンプに6GB8を4本使っていたシステムだったように思います。そうそう出力トランスはLUXのOY-15と書いてあったように思います。
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