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中国は、今や、世界第二位の経済大国です。
中国元は、ほかの国同様、変動相場制に移すか、現在の3倍くらいに切り上げるのが、適当なんじゃないでしょうか?

A 回答 (4件)

3倍に切り上げたら日本経済も巻き込まれて壊滅します。


日本の貿易依存度は既に米中逆転しています。

特に米国との違いは部品産業が中国に依存していることです。
中国があるから日本の産業が一息つけているという側面もあります。
その中国の輸出産業が壊滅すれば、日本も只では済みません。

>中国元が、切り上がれば、日本国内の企業も助かり、失業率も下がります。
>もっと、中国元切り上げの圧力をかけるべきです。

従って長期的には仰せの通りですが、短期的には昨年の二の舞以上、
ギリシャやスペインのような失業率20%越えの醜い状態になることでしょう。
中国は未成熟な巨大市場なので、ゆっくりと元を上げていった方が
日中双方ともにメリットが大きいのです。

現状を言いますと中国経済はブレーキの利かないバブルに陥っています。
趙紫陽氏も来日した際に、中国バブルはいつはじけるのかが問題だと指摘しています。
中国経済の危険性を説いた本は幾つも出ているので、興味があれば読んで下さい。
各指数は日本のバブル期以上、今年に発生してもおかしくないほど緊迫しています。

このバブルは中国元を切り上げれば沈静化できるメカニズムになっています。
ところが中国元を切り上げれば輸出産業が壊滅します。
結局、中国元を上げるのも地獄、据え置きも地獄というジレンマです。

米国は金融恐慌以来、保護主義政策を強めています。
必ず中国元の切り上げを要求します。
今、トヨタのような露骨なバッシングを仕掛けることは予想できます。
米中の対立が今後先鋭化していく中で、中国は非常に難しい立場に立たされます。
対中依存度の高い会社は対策をしておいた方がいいでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
中国も、資本主義国の投資を受けれているんだから、変動為替相場制に移行するべきです。
グローバル化の恩恵だけでなく、応分の負担も引き受けなければいけません。

お礼日時:2010/03/20 17:31

ちょっと皆が言及していないネタです。



欧米諸国は中国人民元が実態よりも低く設定
されていると批判している。

この問題には2つの側面があります。

欧米各国が批判の根拠にしているのは、中国
経済の統計的な数字です。確かに、中国経済
の規模は世界第2位になろうとしている。

私は中国に年に何度も調査を目的に訪れてい
ます。確かに、高度経済成長を実感する光景
が随所に見ることができる。

人口が多いこともあり、その成長に圧倒され
ることもしばしばあります。この人口の多さ
で、世界は誤解をしている。

統計では人口が13億人、実際には15億人
がいるのではないかとも言われているが、
その内で先進国並みの生活水準を確保できて
いるのが、8000万人いると言われている。

中国の国内事情を考えると、圧倒的多数は
途上国並みの生活水準と収入となるので、
中国元の切り上げは経済混乱ではなく、社会
の混乱に展開する可能性がある。だから、
いくら大国として中国首脳が振舞っていても、
少数の先進国国民と多数の途上国国民を抱える
中国では、中国元高を実現させることは不可能
な状況なのです。

そこで第2の問題として、

欧米諸国はいずれも、リーマンショックに代表
される経済事情から、輸出を伸ばしたい。特に、
対中輸出は将来性の高い収入減となる。

これは経済的な問題だけでなく、政治的な問題に
発展している。統計の数字だけで議論している。
日本の経済発展の内容と質が中国の経済成長と
大きく異なるので、中国元高に耐えれる構造では
ない。

中国が大国として世界に振舞うからこのようなこと
になるのです。この根底にあるのは高度経済成長と
バブル気味の実態経済にあります。一部は日本の
1980年代後半のバブル経済の時と酷似している。

中国元高になると中国社会が混乱する。このことで
一番影響を受けるのは、中国との貿易を行っている
日本企業です。

日本は中国元に関して一切口を閉ざしています。
管財務大臣が口を滑らしたこともありますが、行って
はいけないことでした。それ以来、口にしていません。
貿易国として、相手国の為替について言及することは
タブーだからです。そのルールとマナーを破っている
欧米諸国の方が問題があるのです。

この回答への補足

自国経済のために、相手を動かそうとするのは、普通のことです。
中国元が切り上がれば、ほかの多くの国で助かります。
中国だけでなく、東南アジア諸国にも諸外国の投資が進みます。
日本国内の企業も、助かります。
中国は、中国だけのことを考えていてはいけないんです。
外圧しかないのなら、外圧ですね。

補足日時:2010/03/20 17:20
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まあ,おっしゃっていることはよく理解できるのですが,2つほどこちらから聞きたいことがあります.




(1)3倍という数字はどこからでてきたのか?
個人的になんで3倍なのかが気になりますね….根拠をお教えいただきたい.
(経済音痴な)私の知っている参考情報としてビッグマック指数があります.それによれば,中国元は-50%ほどの過小評価ということで,今の2倍程度にするのが妥当だと.
http://www.oanda.com/currency/big-mac-index
まあビッグマック指数自体が一種の恣意性がある指標なので,鵜呑みにするのは危険ですが.


(2)ドル売りの問題
今まで中国は人民元を安くするために「元売り・ドル買い」を続けてきました.ここで人民元の切り上げor変動相場制にすると,今までの逆のことをしなければなりません.つまり「元買い・ドル売り」です.そのため中国は手持ちの米国債を売って,ドルを調達しなければならないのです.3倍の切り上げとなると,かなりの額の米国債が売られるでしょう.真実ドル崩壊につながりかねないのですが,そこらへんはどういう対策を考えていらっしゃるのでしょうか?


別にこの2つの質問答えていただかなくてもけっこうです.むしろ私としては質問者様にもう少し冷静に考えてもらいたかっただけですので….そういう意図のある回答ということにしてください.

この回答への補足

1)「3倍」は、ある本に書いてあったことを、そのまま書いただけです。
このくらいに切り上げたら、中国のせいで、国内が空洞化している諸外国も、一息つけるらしいです。
あたりまえですが、企業は、賃金が安い国に移動します。

2)ドル売りと、米国債売りは別でしょう。
中国が、市場で、米ドルを売るだけです。
もちろん、中国だけでなく、ほかの国も、です。
また、あなたが忘れているのは、アメリカそのものが、中国元の切り上げを求めている、ということです。

補足日時:2010/03/20 15:48
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中国は今、管理変動相場制をとっています。


固定相場と変動相場の合の子のように、相場変動を国が管理するという姿勢です。
これからも、欧米の圧力をかわす程度にチビチビ上げるようにコントロールしていくようです。

今、変動制にすると10億人の国内の経済基礎を潰される可能性があるので、
世界各国の為替制度を勉強してこれになったのでしょう。

この回答への補足

中国元が不当に安いので、日本をはじめとする諸外国が、国内の空洞化に悩んでいます。
企業が、中国に流れ出てしまうからです。
日本の失業率も、高くなっています。
中国元が、切り上がれば、日本国内の企業も助かり、失業率も下がります。
もっと、中国元切り上げの圧力をかけるべきです。

補足日時:2010/03/18 15:17
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