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日本生命で転換してしまった保険契約を、元に戻したいですがやはり不可能でしょうか?

平成18年に、日本生命の営業さんから勧められるままに「転換」をしました。
でも最近、保険関係の本で知って、契約内容を読みなおすとまったく信じられないものでした。
どう変わったか。

(1)転換前4%以上あった予定利率が、転換後は1.5%前後になっていた。
(2)転換前は数百万あった解約払戻金が、転換後は約5万円前後になっていた。

ということで日本生命に、契約を転換前に戻すようにお願いしました。
しかしならが契約書類にはんこを押してため、「絶対に元には戻せない」といいます。

当時の担当者とも話をしました。
担当者は「転換前の解約払戻金を転換後の新しい保険の頭金に当てると説明した」といっています。
では私は当時、なんのことか分かりませんでした。
ただその担当氏は「予定利率のことは確かにお話していなかった」とはいっています。

私としては「予定利率のことは聞いていないし、解約払戻金がなくなるとの認識はなかった。だから戻してほしい」というのみです。
やはり契約書類にハンコを押してしまうと、何をしてもムダなのでしょうか。
大手の保険会社が、本当にこんなひどいことを平気でやるものなのでしょうか。

A 回答 (5件)

(Q)元に戻したいですがやはり不可能でしょうか?


(A)不可能ではありませんが、そのためには、第三者(例えば、裁判官)を
納得させるだけの理由が必要です。

第三者が納得する理由とは……
(1)買った商品が不良品である。
(2)騙されて契約をした。
基本的には、この2つです。
(1)については、保険は金融庁が認可した商品であり、不良品とは言えない
でしょう。
となると(2)の理由となります。

質問者様は……
(3)転換前4%以上あった予定利率が、転換後は1.5%前後になった。
(4)転換前は数百万あった解約払戻金が、転換後は約5万円前後に
なった。
という二つの理由を挙げています。
(3)については、担当者も説明をしなかったと認めています。
(4)については、担当者は説明をしたと言い、質問者様も説明を
受けたことを認めています。
「何のことかわからなかった」のに、捺印したのは、質問者様の責任です。
となると、(3)が「だまされた」と言えるほど、重要な問題かどうか、
ということです。

質問者様は、保障内容が転換前と後では、どのように変化したのか
コメントされていませんが、保険とは、保障をする商品なので、そこが
メインです。

上記の(3)(4)に加えて、保障内容までが下がっている、不適切な
内容になっているならば、質問者様のおっしゃるとおり「ひどい」という
ことになりますが、
保障内容が充実しているならば、単純に「ひどい」とは言えません。

例えば、死亡保障1000万円で解約払戻金が500万円の保険が、
死亡保障一億円で、解約払戻金がゼロの保険に転換されたとして、
これを単純に「ひどい」と言えるでしょうか?

予定利率が下がることの説明がなかったことは、確かに問題です。
しかし、文面から拝察すると、日本生命の落ち度はそれだけです。
予定利率とは、銀行の利率とは異なる物です。
銀行の利率が、言っている利率とは違ったとなれば、これは大問題ですが、
保険の場合には、保障内容がメインなので、予定利率は二の次なのです。

文面から拝察すると、転換後の保障内容そのものについては、
コメントされていないので、問題がないようです。
となれば、全体的に見て、転換を不当とするだけの理由があるとは
思えません。

逆に言えば、転換後の保障内容に問題がある、
担当者の説明内容と保障内容にギャップがある、
または、担当者が転換後の保障内容を説明していない
ならば、それを証明すれば、
転換を無効にできる可能性があるということです。

ご参考になれば、幸いです。
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この回答へのお礼

とても冷静かつ親切な助言で、私自身の問題点や先入観もわかるようになりました。本当にありがとうございます。okwaveで質問するのは初めてでしたが、質問してみてよかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/31 00:51

残念ながら大手は平気でこんなことをやります。


金融庁の指導や保険法などではこのようなことは禁じられていますが、現場の教育が行き届いてないのが現状です。
まず解約金ですが、5万円になっているのは事実でしょうが、転換後4年弱でしたら転換に充当された数百万円の解約金は、まだ未経過残金として保険料として充当されていない6年強分のものがあるはずなので、元の条件に戻せないとしても、今解約すれば返戻金が5万円だけではないはずです。この未経過残金額は時間が経過するほど減っていきます。
どうせ元の条件に戻せないなら、他社に変更してから、この5万円と未経過残金(かなりあるはずです日本生命に確認してください)をもらうほうが、いいですよ。
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この回答へのお礼

なるほど、こういう対応法もあるのですね。参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2010/03/31 00:52

現状はとても難しいです。



>担当者は「転換前の解約払戻金を転換後の新しい保険の頭金に当てると説明した」
そうですね、頭金にあてることで掛け金を安くします。

>「予定利率のことは確かにお話していなかった」
というより担当者もわかっていなかったのでは・・・。

>大手の保険会社が、本当にこんなひどいことを平気でやるものなのでしょうか。
平気でします。むしろ営業はそれが仕事です。
ノルマの為にはお客様に対して不利な提案もします。営利目的ですから。

保険を貯蓄と考えていたら、きつい結果です。
ただ、保険を解約することはありますか?
満期を目的とした保障→満期を目的とした保障
という転換は客が損して営業のノルマになるという典型的な例ですが
満期を目的とした保険→終身保険
という形だったら、それほど悲観することはないと思います。
終身→終身という形だと、入院保障は強くなっているとは思いますが…。

今の時代、貯金は貯金。保険は保険(積み立て部分はいらない。保障のみ。掛け捨て)。
が最もムダのない選択肢だと思われます。

保険を解約していままで掛けていたお金の何十分の一をもらうより、安く掛け続けて保障を確保する選択肢もあるかもしれません。

終身保険と個人年金が1つずつあればよしとしましょう。
養老(満期があるやつ)はお金のムダですよ。
一度契約内容を確認してもらいましょう。(他社で確認してもらうと、他社のプランを進められちゃいますよ。ご注意ください。)
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今更ジタバタしても、しょうがないです。


どんな契約もはんこを押してしまえば、無効にすることはできません。
また、保険契約の転換はクーリングオフの対象外ですし。
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残念ながら契約書にハンコを押していますので基本的に元の保険に戻すことはムリです。


(1)残念ながら、予定利率の説明は当時どこの保険会社も行わないのが一般的な対応です。
(2)転換前は数百万あった解約金が転換後は約5万円になっていた。・・・「生きるチカラEXガンタイプ」に変更したのではありませんか?・・・疑問点?転換する時点で解約金が数百万あったのではなく元の保険は将来解約すれば解約金が数百万円になった。・・・ではないですか?もし解約金が転換時点で数百万あればその解約金を新しい保険料に充当していくことが転換なので、早めに解約すればするほど保険解約金が目減りしないことになります。解約金を元手に保障を厚くしていくのが転換です。数年で解約金数百万が5万円になることはないと思いますが?今解約したらいくらになるか冷静に保険の担当者と相談してみてください。
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