「のこぎりで挽く」とか、「煙草をのむ」とか、「座布団を当てる」とか、「たんこぶをこさえる」とか、今は一般には廃れた言い回しがありますよね。大抵は他の簡単な語に言い換えられていると思います。
それと同時に「鼻をかむ」とか、今でもまだ命脈を保っているものもあります。
でも、よく考えてみると今の若い世代からすると違和感があるのではないでしょうか。
そこで質問です。
この「名詞」にこの「動詞」という渋い組み合わせを思いつくだけ皆さんに挙げてもらいたいと思うのです。
もちろん、そういうのが載っているサイトがあるだろうということは予想できますが、それを掲載するのは「興を削がれる」ので、ご遠慮願い、皆さんの頭の中の語彙だけで答えて頂ければと思います。
締め切りは今月末ほどを予定していますので、よろしくお願いします。
No.34ベストアンサー
- 回答日時:
性懲りもなく出現。
○小股が切れ上がる
(正直なところ私にも具体的なイメージは湧きにくい表現の一つです。裾捌きの鮮やかさ、立居振舞の颯爽感などから粋筋よりは町娘、のイメージなのですが)
○首を傾げる(慣用句ではなく、特に女性の仕草を形容する表現として。「傾ける」では色気なしです)
○情に掉さす(誤用の例ではよく見かけますが、現実の使用頻度は少ない言葉のひとつです)
○人目を憚る→避ける
(トイレも事物の性質上隠語、言換えの多い言葉ですが、「はばかり」は流石に殆ど使われなくなりました)
○先方へ赴く→行く
(「赴任」等の言葉では生き残っていますが、動詞としては使われなくなりました)
○衣服を調える→そろえるor合わせる
○身をつくろう(最近では身づくろいをするのは猫くらいかもしれませんが)
○粟を食む→給料をもらう(やや苦しい)
(「食む」は「草を食む」が既出ですが、他にも「碌を食む」もありますね)
○産を破る→破産する(○○する、というのはかつては漢語を用いた安易な造語だったのかもしれませんが、多くは日本語として定着しています。ただ、特に漢語以外の外来語で乱発すると訳が分からなくなります。私の感覚では「サボる」は定着、「アジる」「ラリる」は殆ど死語、「ビニる」(コンビニへ行く)は??といったところです)
○荷を担う(担ぐ)→荷物を持つ
○些事に拘う(かかずらう)→こだわる
○鬼を拉ぐ(ひしぐ)→やっつける
(意味は「制圧する」に近いでしょうか。柔道の技に「腕拉ぎ十字固め」というのがありますが)
○敵を平らげる→やっつける
(同じ「やっつける」でも字義からは前者が動作、後者は平定された状態に力点があるように思われます)
○国を統べる→治める
(古語の分類になるかとは思いますが、「しろしめす」も良い響きの言葉です。古事記やブラウニングの詩を思い出させます)
最後の3語以外は前回のストーリーの続きを少し意識したのですが・・・両方混ぜるともう少しましになるかも知れません。
お邪魔いたしました。
「小股が切れ上がる」…小股というものが実体がないようで、安易に使えない語ですね。
「首を傾げる」…ぜひ、「小首」にしましょう。そうするともっと渋みが増します。
「情に掉さす」…「草枕」冒頭のイメージが強いのでしょう。「情」というと「絆される(ほだされる)」も使わなくなってきている言葉ですね。
「人目を憚る」…「憚る」という語の日本的な美学のあるニュアンスが、他の語を以て代えられないところですね。「はばかり」に限らず「ご不浄」も「雪隠」も「厠」も、全部古びてしまいました。
「先方へ赴く」…なるほど。個人的に「赴く」はよく見る動詞ですが、実際使うかというとそうでもないですね。
「衣服を調える」…「髪を調える」も同様に言わないんですよね。「縁談」にしても「夕食」にしても、この動詞の頻度が減少していることを示している気がします。
「産を破る」…うーむ、聞いたことがないです。勉強になります。「産を傾ける」というのも見聞せぬ表現ですね。外来語の動詞化は明治以降積極的になされているんですよね。これも興味のあるテーマです。「ジャズる」とか、どうかなあと思ったりするようなのがいろいろあって面白いところです。
「荷を担う(担ぐ)」…「になう」も荷物が名詞だとそろそろ使われにくいですか。「責任を担う」などはまだまだ健在かと思うのですが。それ以上に、どちらにも使える「負う(おう)」は歩が悪いようです。
「些事に拘う」…これを(かかずらう)と読める人がいるのかどうかが考えものですね。「かかずらわう」とか、誤憶している人も多い動詞です。
「鬼を拉ぐ」…ひしぐ‥なるほど、これは「腕拉ぎ十字」くらいしか聞かないですね。動詞も珍しいですが、漢字も拉致くらいでしか見ませんし。
「敵を平らげる」…食べることについても「平らげる」と言うはずなんですが、そう言えばとんと耳にしませんね。
「国を統べる」…大統領の統、なんですが、意外にこの訓読みは忘れられがちですね。
ご回答ありがとうございました。あまりに多くまとめ出しがあると字数制限の都合で一つ一つについて書くことができなくなる虞がありますので、ご了承ください。
No.48
- 回答日時:
「在庫を捌く」べく、あと少しだけ。
○風呂をたてる
(前回の「操をたてる」で思い出しました。風呂についてはNO.7およびNO.9で触れられていますが、こんなシンプルかつ渋いものがまだ残っていました。さがせばあるものです)
○唇を盗む(動詞では「奪う」「求める」とも仲良しですが、「盗む」が最も渋いと判断しました。逆に名詞では「心を盗む」「愛は奪う」などいろいろありそうですが、「最近の風潮からとんと見かけなくなった表現として「唇」と「盗む」のセットを渋さ度の最も高い組合せと判断いたしました。)
以上をもって、今度こそ退場といたします(何か気の聞いた表現はないかと思ったのですが、流石に種切れです。「筆を擱く」は使用済みだし・・・)
この回答への補足
皆様、長らくお待たせしました。ついにこの質問も「幕を引く」時がやって参りました。
再度にわたってご回答いただいた方も、一度だけご登場の方も、まことにありがとうございました。この場を借りて謝意を表したいと思います。
得点に関しましては、本来なら「甲乙をつける」ことに戸惑いを隠せないのですが、ご覧の通りの結果とさせて頂きます。
ご協力ありがとうございました。
「風呂をたてる」…「戸を閉てる」など、まだまだたてるには面白いものもあるようですね。風呂は結構あるようです。「薪をくべる」時代は遠くなりましたねぇ。渋さ★★★★(最後なので少しサービス)
「唇を盗む」…えらく官能的なもので閉じましたね。まあそっち系で言えば「瓜を破る」などもあり、露骨なものを避けた表現が多く、いろいろなものがまだまだ在庫として眠っているような気がします。渋さ★★★
他の回答者と「水をあける」ほどの数を投稿して下さり、ありがとうございました。これにて「緞帳を下ろす」ことにします。
No.47
- 回答日時:
nabayoshさん、こんにちは。
んー、難しい漢字がいーっぱい!
全然読めなくて情けなくなりました。
渋い動詞ですね。。。
言葉知らずの私も考えました。
重複していましたら、お許し下さい。
「こうむる」
*被害を被る
*ご免を被る
回答もとより、お礼がとても素晴らしくて感動したので、
お邪魔しました♪
それにしても、立派な動詞辞典が出来ましたね。
「被害を被る」…おやっ、これはトートロジーだ。こういう言い方はしませんよね。「害を被る」でいいはずです。意外によくある誤用ですね。しかし慣用化してきてはいるようですが。
「ご免を被る」…これは渋いですね。「メートルを上げた」人が、「それじゃ、わたくしひっく、このへんでごめんを被らさせて頂きます」なんて言うケース。渋さ★★★
終盤にお断りする必要もないかと思いますが、「名詞と動詞」の組み合わせですから、動詞だけで判定しているわけではないのです。
ご回答ありがとうございました。
No.46
- 回答日時:
前回は星4つを頂けませんでしたので、「恥を忍んで」前言撤回です。
○操を立てる(義理をたてる、もあります。「操」という名詞の方が気息奄々の昨今です)
○事務を執る(「執務」という熟語としては現役です)
○忙しさに感ける→忙殺される(「忙殺」が状態を表わしているのに対し、「かまける」のほうは主体の精神的な状況にニュアンスが置かれており、少し意味は異なると思いますが、ぴったりした言い換えが見当たりません)
○節を屈する→妥協する、屈服する
○命を下す→命令する(「断を下す」の方が名詞がより渋いかもしれません)
○上司に諂う→おべっかをつかう(これもあまり言わないか・・・)
○神が見行わす→ご覧になる(「ユビキタス社会」などと称し、そもそも神についての概念である「遍在」という言葉がコンピュータに用いられるご時世です)
○小雨に煙る(「夜霧に煙る」もあります。いずれも小説や映画の方が馴染みの深い表現です)
また最後に変なやつをひとつ。
○黴がくる→生える、生長する
(思わず「どこからくるの?」と聞き返したいような表現ですが、かつては結構使われていたような気がします。あるいは西日本の方言に近いかもしれません。なお、これを思い出したのは他の方のご質問で「虫が湧く」という題名のものがあったので連想した次第です)
再度の登場ありがとうございます。なんだかこちらが「だだをこねた」ようで申し訳ありません。前回の評価は少し厳しかったですかね。
「操を立てる」…そう、立てるものでしたね。「誓い」も立てるものですが、そのニュアンスに近いのでしょう。とんと聞かないので、渋さ★★★☆(3.5)。
「事務を執る」…「教鞭を執る」と比べても「ひけをとらない」ほどの渋さを持っています。意外なところに潜んでいるものですね。「不覚をとって」しまいました。いや、これはメモしておきましょう。「ノートを取る」(将来的に使われなくなりそう)なんてのもありました。渋さ★★★
「節を屈する」…倉廩実ちて則ち礼節を知る、という件を思い起こしてしまいました。曲げるという意味では「腰が屈する」など、まだまだ渋いものが出てきそうです。渋さ★★☆(2.5)
「命を下す」…下命という言葉もなかなか目にしないですね。下すと言ったら私にとっては「腹」か「判決」を日常で咄嗟に思い付くくらいです。渋さ★★★(「断」なら3.5)
「上司に諂う」…「ごまをする」なんていうのは現役も現役ですが、「阿る」「諂う」は使わない動詞ですね。ちなみに「便う」とも書けるんですよ。「阿諛追従」が利かない世の中になっているのかもしれませんね。渋さ★★(上司であるという必然性が少し)。
「神が見行わす」…これは神でないと使う機会がない動詞ですね。あとは皇室で出るか出ないか。明らかに機会語です。渋さ★★
「小雨に煙る」…ぜひ、「けぶる」と読みたいものです。詩的なものなので、文学と「縁を切った」人にとっては渋いかも、と思ってしまいました。渋さ★★★
「黴がくる」…まあ方言でしょうね。じわじわと迫るようにやってくるような感じがあってよいです。これは評価なしということで。今年は梅雨が明けるのが遅いようで、黴には十分に気を付けたいですね。不潔だと「虫酸が走る」なんてことに。
長々と「おだをあげる」ようなお礼を続けて参りましたが、もうすぐ締めきりとなります。ご回答ありがとうございました。
No.45
- 回答日時:
こんにちは。
久々に思いついたので。
「目を眇める(すがめる)」
というのがありますね。
矯めつ眇めつ、という言葉もありますが、「矯める」も「眇める」もたしか、片目を瞑って見定める、という意味だったような気がします。
この質問が気になってはいるのですが、なかなか思いつきませんね。
思いついたらまた回答しようと思います。
「目を眇める」…片目だけなんですね。両目を細くしていては、すがめるとは言わないのだということを知り、勉強になりました。渋さ★★★。
矯めつ眇めつ、ありましたねぇ。矯めるだと、「角を矯めて牛を殺す」なんて故事成語を思い出します。いや、殺すなどという言葉はこういう場所で出すのはそぐわないのであれば、「忌諱に触れる」のをおそれ、「験を担いで」やめておくべきだったかもしれません。
たびたびご回答ありがとうございます。
No.44
- 回答日時:
名詞からもいくつかアプローチしてみました。
解りやすいところで身体シリーズを。
○身を委ねる→まかせる
○肩を聳やかす→いからせる(「怒らせる」も余り使わないかもしれません)
○手に携える→持つ
そのほか、時節柄
○三賞に敵う
もありました。
動詞から追加で見つけたのは以下の組み合わせです。
○勇気が漲る→あふれる(イコールではないけれど)
○夕日に照り映える(「照り映える」の客体がなにかによって「夕日が」照り映える、の表現もありそうですが。日本語は助詞一つといえども「等閑に付す」訳にはいかず、難しいところです)
○怖気を振るう→怖気づく
○空気が澱む
○他人をくさす→悪口を言う
○敵方に与する→味方する
(「漢語or外来語+する」ではなくて、「一字の漢字(動詞)+する」にも「食指の動く」ものが結構あります。「嘉する」「閲する」「賀する」などですが、なかなかベターハーフに恵まれません。ご質問者に月下氷人の「労をつとめて」いただけるとありがたいのですが)
また最後に変わったやつを。
○竜が蟠る→とぐろをまく
(「竜蟠虎きょ」などともいいますが。「きょ」は変換できなかったのですが、足偏に「居」です)
(補足)
「響もす」ですが、私は「とよむ」という古語は存じませんでした。「どよもす」と読むものと思っておりました(辞書を引いたところ当初は「とよもす」だったものが「どよもす」に変わったもののようです)。
聊か「鼻につく」ほど登場し、本スレッドの「沈黙を破る」のは本意ではなく、「身の程を弁え」てこの辺りで「骸骨を乞う」方がよいかと思いますが、如何でしょうか。
「骸骨を乞う」ですか。私は有能な方を馘る、「馬稷を斬る」ような真似はできません。「荼毘に附す」のはこの質問が「幕を引いた」後でも遅くはないかと。それにしてもお礼が遅くなりました。「詫びを入れ」なくてはなりますまい。
「身を委ねる」…委ねるという動詞は意外に使われないのかもしれませんね。口語では出てきにくいという面はあるかもしれません。渋さ★★。
「肩を聳やかす」…「窄める」などと比べても断然渋い動詞を「肩」との組み合わせで選んでくれましたね。渋さ★★。
「手に携える」…携帯電話と言いながら、携が「たずさえる」だということを屡忘れて「ケータイ」と言っているのもなんだかですねぇ。渋さ★★。
「三賞に敵う」…返答が遅れた所為で六日の菖蒲になってしまいましたが、敵と書いて「かなう」という表外読みがまた渋いですね。これは相撲という限定された場での言い回しなので、渋さを測定するのはちょっと難しいです。
「勇気が漲る」…「みなぎる」は基本的には水ですね。そこから力とか若さなどにも意味が広がっていったと考えられます。「滾る」なども思い浮かびます。渋さ★★。
「夕日に照り映える」…助詞の使途は難しいですね。この「に」はなんとも美しさがあります。渋さ★★。
「怖気を振るう」…勇気を奮うとは言うものの、そう言えば逆もまたあったと思わせる「盲点をついた」いい例だと思います。渋さ★★★。
「空気が澱む」…これは最近では雰囲気を意味して復活しているように感じます。そういうこともあって渋さ★。
「他人をくさす」…ああ、これは言いませんね。くさすというのはなかなか出てこないところです。渋さ★★★。
「敵方に与する」…高校の漢文の授業で使って以来、ほとんど使用しないところですね。渋さ★★。ちなみに「食指が動く」「労をつとめる」は共に★★★と評価します。
嘉する→?、閲する→歳月、賀する→?、なかなか「壺にはまる」ものがないものです。
「竜が蟠る」…蜷局を巻くことをこういう風に言うとは。失念していました。まあ、竜が登場するケースが稀なのでアレですが。渋さ★★★。「踞」は「うずくまる」で変換できますよ。
返答遅くなり申し訳ありませんでした。本当に探せばまだまだあるものです。ご回答ありがとうございました。
No.43
- 回答日時:
本件に回答するにあたっては、
・名詞を決めて、それにあった渋い動詞を探す
・逆に動詞から決める
の二つがあるように思われます。
他の方のご回答を拝見するに、大部分の方は前者のようですが、私は前者でアプローチすると皆慣用句になってしまいそうで、専ら後者の方法に拠っています。
頭の中から古典・小説・詩・映画・歌などを引っ張り出し、私なりの「渋さ」で篩いにかけ、選び出した動詞にぴったりした名詞があるかをチェックしています
(「情に掉さす」などはその好例です。因みに「産を破る」は「山月記」が出典です)。
原典に当たったり、辞書を引いたりするのは反則と理解しておりますので、ときに推敲不十分で不適切なものがあればご容赦ください。
○衆に擢んでる→優れる
(「衆」から動詞を探せば「(博愛)衆に及ぼす」などもありました。教育勅語ともなると解る人は少ないでしょうが、表現としては辛うじて生き残っていると思います)
○雨に濡つ→濡れる
(そぼ降る雨、であればバリバリの現役ですが)
○分別を弁える→持つ、理解する
○他人を貶める→悪口を言う
○時流に抗う→抵抗する
○胸がふたがれる(慣用句の領域に属するかもしれません。出典は「落葉」(「海潮音」)です)
○感情が迸る(これも「感情」である必然性はないので、星一つかな?)
他にも肯う(or肯んずる)、訪なうなど使いたい動詞はあるのですが、相方の名詞にぴったりしたものがなく、残念ながら没となりました。
そろそろ在庫払底で、今回はあまり出せませんでした。
たびたびありがとうございます。「ご精が出ます」ねぇ。
>本件に回答するにあたって
アプローチ分析ありがとうございます。私としては、ふと思い付いたようなものが意外に渋かったりするので、そういうケースでもいいんですよ。いえ、別に方法は人それぞれ、どちらがいい悪いということではございません。こちらと致しましても「檄を飛ばす」ような真似をするつもりではありませんので。
>頭の中から古典・小説・詩・映画・歌などを引っ張り出し
これだけ出るということは、「学がある」方だなあと思います。
「衆に擢んでる」…ほう、これは動詞も渋いですが、単漢字の名詞「衆」もなかなか出てくるものではないですね。渋さ★★★★。
「雨に濡つ」…そぼ降るもあまり聞いたことが。「濡れそぼつ」「そぼ濡れる」なんかも頻度は高くないかと。この動詞だと助詞「に」がなんとも生きている感がありますね。渋さ★★★。
「分別を弁える」…漢字で「わきまえる」を書くと読めない人は多いでしょうね。しかし、総合的にはそんなに渋くはなっていないような。渋さ★★。
「他人を貶める」…これも漢字で書かれると「おとしめる」と読めない若者はおおそうです。渋さ★★。
「時流に抗う」…動詞の渋さもさることながら、名詞「時流」もなかなか。渋さ★★★。
「胸がふたがれる」…海潮音でしかお目にかからないような言い回しですね。渋さ★★★。
「感情が迸る」…割と使いますね。情動的な表現は精神の時代と言われる現代では意外と頻度が高いように感じます。渋さ★。(予想通り)
在庫が枯渇しましたか。でもまだまだ物色すればありそうな気配がありますが……。
No.40
- 回答日時:
再々挑戦です。
そうですか、厳しくね。
腰を切る・・・ゴルフではよく使いますが、球を打つ直前に『腰を切り』ます。
芝を読む・・・これが出来ないと球が穴に入りません。
一般的ではないですね。
鋏を入れる・・・もう出てますか?
目が曇る
鼻の下を伸ばす
「腰を切る」・「芝を読む」…ゴルフの専門用語となるとわかりませんなぁ。「腰を切る」は製菓業でも術語としてあるようですね。「芝を読む」は意味はわかりやすいですね。最近になって「空気を読む」という言葉が人口に膾炙しているようですので。「読む」では「鯖を読む」なんていうのもありますね。慣用句ですが渋いかもしれません。双方平均して渋さ★★。
「鋏を入れる」…いえ、まだ出ていないと思います。盲点ですね。すぐ鉄道を思い浮かべます。入鋏省略、なんて切符に書かれることも少なくなってきましたから、廃れてきてますね。他の場面でも鋏だと、安易に「-で切る」と言ってしまいそうです。渋さ★★★★。
「目が曇る」…「眼鏡が曇る」はまだ使うんですが、コンタクトの時代になったからには将来危ういですね。「顔が曇る」なども使わなくなったかもしれません。渋さ★★★。
「鼻の下を伸ばす」…これは「鼻の下」で名詞扱いになるんでしょうか。「鼻の下が干上がる」というのもあるそうですよ。これは慣用句としても廃れてきていると思いますが、「伸ばす」の方はまだまだいけそうな気がします。渋さ★。
厳しくと言いながら4つ星が出るくらいですから、私の評定もいい加減なものです。
3度目のご回答ありがとうございました。
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