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速いけど軽いパンチ
中学程度の理科の知識しかないのですが、パンチの威力って「動作に使用している体の質量×加速度=パンチの威力」ですよね?だとしたら「あいつのパンチは速いけど軽い」などということはあるのでしょうか?

A 回答 (6件)

 パンチの威力って「動作に使用している体の質量×加速度=パンチの威力」ですよね?



 いいえ、「動作に使用している体の質量×速度=パンチの威力」です。(加速度ではありません)
 パンチの威力は、主に足腰の筋力によって、前方に加速された胴体という重量物が持つ運動量を、腕を介して拳に伝える事によって生み出されます。
 胴体を前方に加速するためには、まず脚を前後に開いて前傾姿勢を採り、次に前の方の脚(軸足)の力を抜きます。
 すると身体は重力に引かれて、後ろの方の脚(蹴り足)を支点として倒れ始めますから、胴体が倒れ込もうとする力に合わせて、蹴り足で地面を蹴って、下半身を前方に加速します。
 この時、胴体が倒れ込もうとする力に対して、蹴り足で地面を蹴る力が強過ぎれば、前進する下半身に胴体がついて行けず、身体が後ろのめりになってしまいます。
 逆に、蹴り足の力が弱過ぎれば、身体は前に倒れ込んでしまいます。
 ですから、幾ら筋力があっても、「地球の重力」と「重力の働く方向に対する、身体の重心と蹴り足を結んだ直線の角度」によって決まる加速度でしか、胴体を加速する事は出来ません。
 加速度が一定と言う事は、胴体を加速して大きな威力を生み出すには、それなりの時間を要すると言う事です。
 そのため、ボクシングのストレートパンチの様に威力のあるパンチは、動作を開始してからパンチを繰り出すまでに時間がかかり、遅いパンチとなります。
 しかし、パンチの速度は遅くとも、胴体という重量物が持つ運動量を利用しているため、パンチの威力は大きくなります。

ストレートパンチの威力=胴体の質量×少し遅い速度

 一方、ボクシングのジャブの様に、相手を牽制するためのパンチは、威力が無くとも良いので、胴体を加速せずに、腕だけを動かしてパンチを繰り出していて、重力加速度の値に関係なくパンチを出す事が出来るため、速度の速いパンチを、短い時間間隔で打つ事が出来るのです。

 ジャブの威力=(前腕の質量+手の質量)×速い速度

 処で、以下のサイトによりますと、手と前腕を合わせた質量は体重の2.4%前後であるのに対して、脚部を除いた人体の質量は体重の85.4%の様です。

【参考URL】
 第 5 回 力学基礎 2
  http://www.kri.sfc.keio.ac.jp/report/gakujutsu/2 …

 いくらジャブの速度が速いと言っても、流石にストレートパンチの速度の

85.4%÷2.4%=35.58倍

にもなる訳はありませんから、ジャブは「速いけど軽いパンチ」になる訳です。
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体の質量×加速度=パンチの威力


この式は正しいとおもいます。

しかし、理論と実践は違います。
パンチの威力は訓練していないと威力があがりません。

こんな話があります。
プロのパンチをダメージ計で測ると針が2度振れる。
一度目の針の振れはパンチが計測器にあたった時。
二度目の針の触れはパンチが計測器に当った後、ダメージが浸透した時。

パンチが早くたって、
相手の皮膚に触れた位で連打したってダメージが通らないですよね。
それが「あいつのパンチは速いけど軽い」と言われるパンチなんです。
当っても威力が無いんです。
本当に威力があるパンチは拳を相手の体内にめり込ませているのです。
それが早くて重いパンチです。
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“あいつのパンチは速いけど軽い”ってことはありますよ。



簡単に説明しやすいポイントだけで言えば、次の2つの条件だけで
随分と“威力”というものは違ってきます。
1.パンチを出した方の条件
  a.腕が伸びた状態でパンチを当てているかどうか
  b.拳に体重を乗せて打てているかどうか
2.パンチをもらった側の条件
  a.受けたパンチに対して自分の体重・重心がどう乗っているか
   正面衝突の状態が一番効くのですが、
   正面衝突かどうかは必ずしも見えている動きに左右されません。
   ドンドン前に向かって行っても、軽く体を振るだけでも
   正面衝突の状態を外すことができます。
   一方で、「あんなパンチが効いたの?」というような場面を
   見る事になるわけです。

要は、これだからこう!というものがないので、やっていて楽しい。
ま、僕は既に過去形なんですけどね。


そうそう、上記は総論でして、各論で言えばボディーのある一部などへの
パンチは、打つ側のスキル(技術)が条件のほぼすべてとなります。



  
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   簡単ですが 体重が有利ではありません



   点数とちたければ 顔 ジャブ でいいですね
   KOしたいと思うなら柔道の一本背負いのように
   全身のバネを遅く一気にぶつける、、がセオリーですね
   
   まあ、インパクトの瞬間に手を握るだけで効果は2倍には
   なります
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そりゃありますよ。


同じ速さでも細い男とたくましい男では
運動量が違います。

また、パンチにはさまざまなフォームがありますから
それによっても違います。
鞭のように振ったら拳の移動は速くても
力は軽いです。
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単純にそのような数式で表されるようだったら簡単ですよね。

でも試合では他の要素も絡むのでその数式だけでは表せません。

ボクシングについてのパンチ力は、実戦の中でタイミング良く腰の回転力生み出す加速度が上手く拳に伝わる事だと思います。ゲームセンターにあるようなパンチングマシーン相手であれば、プロであればパンチ力にそんなに差が無いでしょう。例を挙げれば最近よく亀田長男はパンチ力が無いと言われますが、彼の場合はパンチを出してるだけで腰の回転力を使っていません。普通にパンチを出せばそれなりの破壊力はあるでしょうけど、実戦ではただ手打ちのパンチを出してるだけです。それのスピードがあれば質問者さんが疑問に思う「あいつのパンチは速いけど軽い」という事になるわけです。手打ちのパンチを数多く出せば最近の世界戦採点基準からすればポイントは取れますが威力は無いという事になります。

>「動作に使用している体の質量×加速度=パンチの威力」は戦うスタイルに大きく左右されるでしょう。亀田も及び腰のスタイルではなく腰をすえてパンチを打てば威力が増すという事です。パンチ力があると言われる選手はきちんと腰の回転力を生かして拳に力が加わるような打ち方をしています。動作に使用している体の質量×加速度とはその事です。
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