沖縄県から米軍基地をなくすことは、実際のところ可能なのでしょうか？

Question

民主党が今回公約（マニフェスト）に掲げて結局失敗しましたが、
他の党ならできるとはとても思えません。（自民党は何十年も政権を握っていてもできなかった）
結局のところ永遠に沖縄県にあるような気がしてなりませんが？
そんなことはない、民主党じゃなくて他の党ならできるのでしょうか！？
できもしないことを言うのならまさに、ビッグマウスというか負け犬の遠吠え？（素朴な疑問です）

at9_am · Accepted Answer

> 沖縄県から米軍基地をなくすことは、実際のところ可能なのでしょうか？

米軍基地、というものは可能でしょう。が、その場合、自衛隊やNATO、国連軍、中国軍など別の軍が軍事基地を置くことになるでしょう。
遠い将来、地政学的な意味で戦略的に沖縄に基地を置くことが無意味になった場合にのみ基地がなくなる可能性があります。

> 自民党は何十年も政権を握っていてもできなかった

既に相当程度、返還されています。
沖縄県によれば、20年3月末現在で既に返還された面積は56平方kmであり、沖縄返還時の基地面積289平方kmの約20%に上ります。

今回の普天間が移設されれば、既存の基地・演習地の中に移転しますから基地面積としては更に大幅に縮小されますし、移転後に沖縄南部の諸基地が返還されることが決定していました（が、今回の騒動で水の泡になりそうです）。

また、普天間とそれに付随した合意の結果から言えば、
普天間基地　4.9平方km
キャンプ桑江　0.7平方km
キャンプ瑞慶覧　6.5平方km
牧港地区　2.7平方km
那覇港湾施設　0.6平方km
第一桑江タンク　1.2平方km
の、合計16.6平方kmの返還が予定されていました（辺野古への移転は基地内部なので面積は埋立地以外は増加しませんがどの程度か不明のため参入していません。ただし、最大で見積もっても2平方km以下、おそらく約1平方km程度です）。これは、残っている米軍基地の7%に相当します。

ということで、自民党政権では（あまり報道はされていませんが）縮小の方向で進んでいましたしそれなりに成果が出ています。

qaz_qwerty_me · Answer

>できもしないことを言うのならまさに、ビッグマウスというか負け犬の遠吠え？
「負け犬の遠吠え？」は負けた犬が吼えることを言うので、民主党の場合には選挙に勝ってしまったので「大風呂敷」が正しい認識だと思います。

>結局のところ永遠に沖縄県にあるような気がしてなりませんが？
沖縄という地理的条件や、アメリカ人が血を流して手に入れた土地ということから見ても完全に基地がなくなることはないと思います。　しかし、現状のように沖縄に集中し過ぎる基地の配置も問題なので、日米で協議をして本土に分散するのが現実的な解決策と思います。

sudacyu · Answer

今、現時点での現実論として言えば、日本から米軍基地をなくすことは、現状におけるアメリカの世界戦略を根底から覆しますから、「現状の国際関係」を前提にした場合、『ありえない』でしょう。

もし、日本が本気でアメリカの基地をなくす気なら、「現状の国際関係」自体を変えてしまう覚悟と、それを目指した長期の継続的な実行が必要です。

在日米軍・自衛隊予算と国際援助費の無駄を削れるだけ削って、３０００億円以上の資金を毎年継続的に、日本独自のイニシアティブのもとで、アジアの平和促進に注ぎ込み、アジア・インド洋周辺、特に中央アジアやイスラム圏を安定させ、ヨーロッパの北大西洋条約機構のようなものをアジア全体で構成出来るような環境を少しづつ作り上げていくのです。
　そうすれば、過去のソ連崩壊のような大きな出来事（例えば、中国で共産党政権が倒れるなど）が起きた時の国際関係の激変に、日本が主体的に関わることが出来るようになり、『日本に大規模な基地を持つことは時代錯誤』という未来を日本が演出できる可能性が生まれます。

そのような遠大な計画に対して、巨額の出費を持続し続ける堅い覚悟を国民全体で共有できるならば、いつかは可能になるのではないでしょうか。

日本が主体的に関わらず、軍事大国のイニシアティブに受け身で対応を続け、結果論で『現実的に、これしかない』という選択を続ける限り、本当に「日本に都合のよい結果」などありえるはずがありません。

krya1998 · Answer

平和ボケといわれますが、見解を結論的に一応投稿します

アメリカの覇権の維持でしょう。
　アメリカの国内事情、景気対策と失業対策。国内問題からのことでしょう。
　そりゃぁ、かの半島の伝えられる独裁社会主義国などが脅威です。いざとなってアメリカ軍が守りますか？
　結局自衛隊やこの国民がやらされますね。むしろ外交問題できちんとやっていく努力もしなければ。
　アメリカが極東の外国をどうして守るか。それはメリットがなければやらない。当たり前です。

morinosa11 · Answer

日本国の周辺には　、虎視眈々と日本を狙ってる国があることを考えれば

米軍基地は必要でしょう。

日本に徴兵制でも出来て自衛隊がもっと強固になれば、

米軍に頼ることはないでしょうが、、、。

暢気な日本人の「性善説」をまともに持ち出すような　暢気なノー天気な

考えの日本人が増えないことを祈るのみです。

nakiusagigasuki · Answer

そういえば昔ソ連の脅威を声高に煽り立てていた人が多くいましたが、今度は中国の脅威を煽り立てているようです。あっちが駄目になればこっちを持ち出してお忙しい事何よりでございます。

防衛省OBの太田述正という施設局長が冷戦時代のソ連脅威論はまったくのウソであったという重要な証言をしていますが、今度は中国脅威論で媚米の方は飯を食う方針のようで何よりでございます。

まあどう考えても、日米がお得意先であり、世界中のメーカーの製造工場になっている中国が戦争するわけないのですが。

実際元統幕議長来栖弘臣や中川八洋などに煽られて北海道から九州に移住した宗教団体や個人もいたんですがその後どうお過ごしでしょうか？

今度は中国脅威論に煽られて九州から北海道に移住する人が出ないことを切に祈っております。

juyjuy · Answer

沖縄から米軍基地をなくすのは実は簡単なのです。

国内の県、いくつかが米軍に訓練場、飛行場、居住地などを提供すれば、アメリカは不便な沖縄より喜びます。

ただ海兵隊については佐世保の近辺という条件付きです。

いま辺野古で検討されているヘリコプター部隊は揚陸艦で運ばないと動けない部隊です。その揚陸艦は佐世保を基地としています。アメリカにとって長崎県か佐賀県に海兵隊を展開できれば最高のロケーションのはずです。

今回、これに地元は反対したとも言われていますが、アメリカではなく辺野古に利権を持つ人たち（日本の）の影響と外務省・防衛庁のサボタージュによってろくな説得が行われなかった事もたしかです。

佐賀空港か、長崎空港を一部拡張して普天間の代わりにし付近の自衛隊基地やその周辺を整備し海兵隊に貸与することで普天間は一年でなくなります。辺野古の埋め立てもなしで・・・。

あと大きいのは嘉手納ですがこれくらいはあってもいいんじゃないですか？

アメリカに「日本も財政危機だから土地代や従業員の給料はアメリカも少しずつ払うように」と徐々に言っていけば１０年で佐世保・横須賀・横田以外の基地はほとんどなくなります。

そのためには外務省の人事を的確にできる党が必要です。アメリカを恐れない人材が必要です。
新党大地の党首ぐらいしか無理ですかね・・・。

sotom · Answer

沖縄の在日米軍基地の存在意義を考えましょう。中国に対する脅威があるから、
基地が存在します。即ち、その脅威が脅威でなくなれば、米軍基地の撤廃が可能
になります。要は、中国の占領下になれば撤廃できるわけですね。

逆に、日米安保体制を放棄した場合、どこが日本を護ってくれるのでしょう。
独自で護れるなんて夢物語を紡ぎ出せるとすれば、それは狂人ですね。

kumap2010 · Answer

自民党は出来なかったんじゃなくてそもそもやろうとしてなかったと思いますが。
全政党が基地を拒否してるわけじゃないんですよ。

日本の立場が悪くなるのを無視すればどの政党だって出来ます。
政府が拒否すればそれまでですから。

社民党あたりはやれるんじゃないですかね。
あそこは左翼なのでアメリカなんかくそくらえって感じの方針ですし。

外交を保ったままの基地移設じゃなきゃ日本の経済的ダメージは大変なことになると思いますけどね。

debukuro · Answer

日本に対する脅威が解消されるまでは基地としての沖縄は必要です
同様に北海道も重要です
北海道では宗男さんが友好関係を築いておられるのでそれほど心配はないでしょう
だから基地をどうこうではなく日本全体で基地のある地域の人たちを支えていくことが重要です
そのことを無視しているのか無知からなのか基地をなくせと叫ぶのはナンセンスだと思います
日本から米軍基地をなくす絶好の機会があったのにそれが出来なかった現政権の主張が嘘だったということが明らかになりましたね

沖縄県から米軍基地をなくすことは、実際のところ可能なのでしょうか？