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カブトムシのさなぎ室が壊れてしまいました。
何度か土を湿らせて人口室を作ってみましたが、次の日には崩れていてダメです。
どのように人口室を作ればよいか、教えて下さい。

A 回答 (1件)

カブトムシの蛹室(ようしつ)が壊れた場合は、土で人工蛹室を作れば良いのですが、次の日に壊れているのは、幼虫にまだ自力で蛹室を作る力があるからです。


その場合は、放っておくと、自力で蛹室を作って蛹になります。また体力的に自力で蛹室が作れない場合は、マットの表面に半身を出して蛹になります。それまで1~2週間かかる場合もあります。
マットの表面で蛹になった場合は、蛹になって1週間くらいしてから人工の蛹室に移せばよいです。
蛹になる直前の幼虫を「前蛹(ぜんよう)」と言いますが、蛹室が完成しても前蛹の中期までは、普通の幼虫同様にかなり動きますので、人工蛹室に入れた場合は、違和感を感じて自力で移動しようとします。前蛹後期になり、口も足も動かさないようになり、体がオレンジ味を帯びて油でギラギラした感じになると、クネクネはしますが、移動はせず人口蛹室におとなしく座ります。
幼虫が前蛹状態を経て、蛹になる段階では必ずしも蛹室を必要としません。
平らな板の上や狭いプリンカップなどの相当な悪条件でもサナギになります。
問題は、サナギから成虫になるときです。このときは蛹室がないと、上羽根が閉じず、また下羽根が伸びない羽化不全となります。平らなところで羽化が始まると、脱皮した成虫がコロンと仰向けにコケてしまい、そのまま羽根が固まりますのでみにくい羽化不全になります。
従って、人工蛹室に素直におさまらなくても気にすることはありません。サナギから成虫になるときに、「人工」であろうと、「本物」であろうと、キチンとした蛹室におさまっていれば良いのです。
人工蛹室は、少し傾斜させて、サナギがリクライニングシートに座ったような感じになるようにしてください。
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