こんにちは、踊る大捜査線を見ていて不思議に思ったのですが、警視庁捜査一課から出世して警察庁にいったりまた逆の場合がありますよね、警視庁は東京都の地方公務員で警察庁は国家公務員なのですから地方から国にいったりきたりして出世していくなんていうのは何だかおかしいように思うんですが・・・他の組織で言うと県税務課から国の税務課を行き来しているのと同じですよね、人事交流とは少し意味が違うような気がします。
さらにそれが仮に通常であるというなら警視庁以外の都道府県警も同じような扱いなのでしょうか?それとも警視庁は特別なのでしょうか?なるべくわかりやすく教えてください!よろしくお願いいたします。
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
簡単に言うと、国家公務員が地方自治体に出向しているからです。
通常、警視までが地方公務員で、警視正以上が国家公務員とされています。
警察庁だけでなく、各県警に出向して所轄署や県警本部に勤務します。
ですから、警視庁捜査一課長から、警察庁にいっても「出世」した事にはなりません。
警察庁採用のキャリアが、始めから警視正になるのではなく、警部補から始まり10年前後で警視正になります。
警察署の署長は、通常、警視ですから、県警採用では、永い間かかってやっとなれる役職に、警察庁のキャリアは10年足らずで就任してしまいます。
県採用でも、警視正のなる人もまれにはあり、小さな県警の本部長のポストが割り当てられているそうです。
No.1
- 回答日時:
大阪府警から説明すると、警察本部のトップは本部長で、その下が刑事部や交通部などの部署に別れ、それぞれに長がいます。
検視官や科学捜査研究所は刑事部の所属です。大阪府警や神奈川県警は警視庁に次ぐ大きな警察組織で、その本部長は警察庁 (警視庁でなく、国のお役所の方です。警視庁はいわば東京都警) のエリート (キャリア組) です。
階級は警視監で、この上は警視総監と警察庁長官しかありません。
2年くらい勤めるとまた本庁に戻るので、大阪府警本部長を長年勤めません。大阪府警では、本部長の下の刑事部長が地方の県警の本部長から (または本部長へ) 異動します (大阪府警刑事部長や県警本部長の階級は警視長)。
これも2年くらいの任期で、これらの人はいわば国家公務員で、ひとつの都道府県に留まらず全国に異動します。ノンキャリアで刑事部長まで出世する人は稀です。
参考URL:http://www.ne.jp/asahi/doiru/room/keisatsukouza. …
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