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海外農地の囲い込みについて質問です。近年の実態と問題点について教えてください。
自分で調べたところ、海外農地囲い込みとは、主に先進国が発展途上国の農地を買い取り、食糧を確保することで、近年激増しているということは、分かったのですが、いまいち理解できません。
サウジが最初に海外農地の囲い込みを行ったのですか?
海外農地囲い込みについて詳しく教えてください。
あと、海外農地について書かれている本がありましたら、教えてください。
よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

 ミクロ的な部分ですが、マレーシアでは椰子のココナツが薬剤で枯れさせられてパームが新たに植えられている状況を目の当たりにしました。


 資本とかは分かりませんが、識者によると、多くの他の国でもプランテーションが同様の変化を見せているそうです。
ココナッツは、食糧にもなりますが、パームはそれほどではないようです。
 
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海外農地の囲い込みについては、4つのパターンに分類出来るようです。



これらの行動は21世紀の「新植民地」システムとして警戒されており、マダガスカルなどでは反対意見が多く頓挫している様です。


以下に4つのパターンを転載しておきます。

1)砂漠国で、もともと食料自給率が低い中東産油国が囲い込むケース。

2)食糧輸入を急増させている中国、韓国、日本によるもの。

3)バイオ燃料用に、ヨーロッパやアメリカ、日本、韓国、中国が、東南アジアやアフリカで、油ヤシやジェトロファ(南洋アブラギリ)、サトウキビ、トウモロコシをプランテーションで生産するパターン。

4)そして、もともとアメリカのアグリビジネスが展開してきたやり方、つまり「投資」の形をとって、バナナ、パイナップルなどの果物プランテーションを経営したり、大豆の生産・加工・貿易を支配するやり方です。

このうち、最近目立つのは東アジアと中東産油国であり、「グレイン」などの調べで面積が明らかなものだけで、日本の農地面積の1・6倍にあたる760万ヘクタールを超えているとのことです。

私も農業に興味があり、いろいろと調べているところですが、以下のURLの記事とその引用元が参考になると思います。

参考URL:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k= …
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりまして、申し訳ありません。
囲い込みにも様々なケースがあるんですね。
日本の自給率などを見ても、これからも囲い込みは
進みそうですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/28 00:51

 以前NHKテレビでこの現象を特集した際の議論を添付します。

基本的には、「金あまりの国、資本の先行投資」による現象で、地域エゴが見え見えです。事実、世界的な食糧飢饉の恐れは将来も多分にあります。サウジアラビアでの海外農地への投資は、穀物の安定供給策として合理的な政策として理解されていました。さらに、石油による利益の投資先として、穀物相場があります。今年の夏、熱波によるロシアでのトウモロコシ収穫量の減少が穀物価格の高騰を招くと投機家、グループが活動しております。
 しかし、資本と技術、社会的環境整備の不備を招いている国での、「農地の囲い込み」は国、投機家としての「品格のない行為」として国連で非難されたとおり、恥ずかしい行為ではないでしょうか。なぜならば、その国でも慢性的な食糧不足が起きているのです。日本商社にも過去の失敗が有名です。いたずらに危機感をあおり、利益を追求する人々や国にならぬよう、地道に国際技術協力と教育、投資に務め、日本が大好きな国や人々を増やすことが食糧の安定供給に必要と感じます。今の食生活を日本が将来も維持できるか大いに疑問ですが、エコロジーな生活とは、他の国と喜びと苦しみを共有することではないかと思います。さらには、食糧危機の本質的原因は、内戦や利にさとい人による買占め、食生活の変化に伴う畜産(穀物の飼料化)なのです。我々も子孫のためコツコツと努力したいものです。

参考URL:http://okwave.jp/qa/q5678309.html
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この回答へのお礼

早速の回答どうもありがとうございます!
食糧危機はどの国も深刻なんですね。
レポートを書く際に参考にさせていただきます。
それと、NHKテレビの番組名などわかりましたら
教えていただけると助かります。
よろしくお願いします。

お礼日時:2010/07/22 15:00

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