ドラムの楽譜通りの演奏について。
自分の中では,ドラムの演奏はできるだけCD通りに,市販されている楽譜通りに演奏したい,できるだけ完全コピーして演奏をしたいという思いがあります。
そこで,私はバンドで演奏する時は,必ず楽譜を購入して楽譜通り演奏しようと練習します。
ところが,ドラムの先生は,CD通りに演奏する,完全コピーをするなんてことは言いません。ドラムの先生は,ご自分がライブをする時,練習とリハーサルと本番とフィルインやキックや等,演奏を変えていて同じように演奏することはほとんどないとおっしゃいます。
そこで,ドラムを長年やっている方に質問です。
ライブでドラムを演奏する時に,楽譜通りに完全コピーやほぼ完全コピーで演奏することはないのでしょうか。
ドラムの演奏はCD通りに完全コピーなんてしないで,耳コピーなどで採譜して,自分のフィーリングやバンドの演奏を聞いて演奏を変えることが普通なのでしょうか。その方がドラムの演奏の力はつくのでしょうか。
まだドラムを始めて4年目なのでよく分かりません。教えてください。よろしくお願いいたします。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
市販のコピー譜って、どうやっても、CDと違うな~と思うことがよくあります。
どの演奏が本当?、やっぱCDでしょうか。
コピー譜をあてにせず、耳コピーですね。
耳がよくなるので、勉強と言う面で、いいことだと思います。
アーティストによるとは思いますが、録音時のプレイをライブでもぴったし同じにプレイする、ということは、あまり無いのではないか、と思います。
ライブなら、終わりの合図などだけ決めて、CDと違うプレイをする、なんて、よくあることですし、そういうのがライブの意義というか醍醐味かもしれません。
完璧にコピー(完コピなどと言われる)するのは、一般に言われるコピー演奏、コピーバンドとは別に、マニアックというか、別もののような気がします。
ビートルズのコピーなどで、いかに、本人になりきって、チョッとした癖まで再現して楽しむ・・なんてのがありますし、有名プレーヤーの難しい演奏をいかに忠実に再現するか競う・・なんてのもあります。
もちろん、どういう風にやるのがイイ、悪いはないです。
そういうのを技の引き出しとして身につけるのはいいことですし勉強になるのは間違いないです。
質問者さんがそれが楽しいならそれでいいことですし、バンドがそういうスタンスならいいことです。
何となくですが、打ち込みでドラムをやるのと同じことを生でやっても、あんまりな~という気がしないでもないですが。
4年プレイしていて、自分自身をドラムで主張したい・・なんてことはありませんか?
音楽って、自己主張、という面も大きいと思います。
確かに、他人が考えたアレンジですし、ドラムパターンを変えるとベースなど、他のパートに影響する、とかもあると思いますが、せめて、ソロ部分くらいは自由にやろう、とか考えてくるのではないでしょうか。
一般的にコピーバンドで楽しむ、ということなら、メロディ、コード、特徴あるフレーズ、などを同じにして、あとは、そこそこ勝手にやっても、「ああ、あの曲だな・・」と分かります。
あるいは、自分たちでアレンジを全く変える・・なんて遊びもできます。
素材として曲を借りて楽しみます。
4年間で、いろんなプレイを吸収してきたと思います、基本的なものは身に付いていると思います。
そろそろ、自分のプレイを考えてもいいかと思います。
ある意味、与えられたことをこなすだけより難しいかもしれませんが、考えて、考えて・・身についていきます。
ご回答ありがとうございます。
自分のプレイ。そろそろこういうことを考える時期が来ているのかもしれませんね。
「自由に考える」これは簡単なようで実はとっても難しい気もしています。
でも,「自由に考える」「自由に演奏する」ことが,難しくたのしいことなのかもしれませんね。
完全なコピーよりももっと幅が広がっていける気がしますね。
いろいろ考えるきっかけを与えていただきまして,ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
元プロです。
「何のためにドラムをプレイするのか?」って考えてみてください。
自己満足のためのであれば、完全コピーの精度を楽しめばいいと思います。
しかし、ドラムスはバンドの指揮者であり心臓部分です。ドラムスのレベルがバンドのレベルを決定する重要なパートであることは認識してらっしゃるでしょう。
また、非常に自己主張しやすい楽器で、ドラムソロの注目度は他のパートとは比較にならないほど充実していますね。
コピー曲を演奏する場合、他のパートや観客が、オリジナル曲のフルコピーを望んでいますか?自分なりのアプローチで表現して、何か不満を言いますか?フルコピーは時間や労力を要しますが、そこまでの価値を感じますか?
まずは自己満足も重要なので、フルコピーにチャレンジすることは否定しませんが、他のメンバーや観客は、曲をあなたなりに解釈し、主張を織り交ぜ、オリジナリティーにあふれたあなた自身の自信にあふれるプレイをきっと望んでいますよ。
譜面とにらめっこしながらガチガチのプレイをすることだけは避けてくださいね。
ご回答ありがとうございました。
元プロの方からご回答いただき,たいへん感謝いたしております。
なるほど,おっしゃるとおりですね。
自分自身の演奏。それができるようにはなりたいと思っています。
その為には,ドラムの演奏のいろいろな引き出しが必要になってきますね。
自信あふれるプレイ。そうですね。この自身が必要ですね。
完コピーは,おっしゃるとおりミスをおそれたりしますから。がちがちになるときもあります。
もっと自由に,もっとオリジナルに演奏することなのですね。
だんだん分かってきた気がします。
ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
あ。
別にベテランドラマーじゃなく、ドラム演奏経験のあるギタリストですが…。下の回答でも触れてますが、
「楽譜通りに完全コピー」するということはある程度以上の熟練者なら
殆ど無いと思っていいのではないかと思います。
何しろ(DTMが普及した最近はまた違うのかもしれませんが)ドラム譜自体が
あまりCDどおりとは言えないことが多いので…。
ドラムの場合は、人によって楽器自体の構成がおおきくことなるばあいがあり、
例えば細かいシンバルの種類まで含めた絶対的な表記法というのはないはずです。
タムにしても、ティンパニと違い、鳴っている音程を楽譜に載せているわけではなく、
採譜者の裁量でどの音程の位置に音符を置くかは決まるわけですし…。
なので、CDどおりの演奏をするなら楽譜以上の情報をCDから読み取る必要があるわけです。
これはドラムに限らない話なのですが、「市販の楽譜」って言っても、
元のバンド自体がその楽譜をみて演奏していたわけではなく、
誰かが耳コピーしたものを楽譜に落としているわけなので
ある程度以上幅を広げたいなら耳コピーは必須だと思ったほうがいいんじゃないかと思います。
ましてや、ドラムを始めて3年以上も経っているなら完全じゃないにしろ耳コピーできると思うので。
それを踏まえた上で、CDどおりに演奏するというのは、演奏の力を付ける上で有効だとは思います。何にしろ、人の技を盗むことから始まる部分は大きいと思うので。
あと、ライブで演奏するときに毎回同じ演奏をするかは…人によるんじゃないかとはおもいます。ギタリストとしては、あまり毎回違うと大変だし…
ただ、「譜面どおりに演奏する」みたいな意識でやっている人はオリジナルやっている人だと少数派なんじゃないかなと思います。
ご回答ありがとうございました。
耳コピーの重要性や自由に演奏する重要性がわかりつつあります。
皆様のお陰です。
また,このご回答を参考に演奏の幅をできる限り広げたいと思っています。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
補足です。
ご質問にちゃんと答えていなかったでしたね。
>ライブでドラムを演奏する時に,
>楽譜通りに完全コピーや
>ほぼ完全コピーで演奏することはないのでしょうか。
そんなことないです。
完全コピーでライブやるバンドだってあります。
ただ、ライブだと、ベースやギター、Voなどが
若干変えてきたりすることがあるので、それに呼応して
若干の修飾はしたほうがいいかもしれませんね。
まあ、「ほぼ、完全コピー」ということでいいと思いますけど。
>耳コピーなどで採譜して,自分のフィーリングやバンドの
>演奏を聞いて演奏を変えることが普通なのでしょうか。
>その方がドラムの演奏の力はつくのでしょうか。
これはこれで力がつきますし、
楽譜どおりやるのでも力はちゃんと付きますよ!(^^)
答えを言えば、「どちらもできることが望ましい」ということだと思います。
ドラムに限らず、社会に出ればなんでもそうなんですけど、
「これは完全に誤り」というのはあるのかもしれませんが
「これが完全に正しい」というのは意外と無かったりします。
あまり、固定観念に縛られずに、自由に発想したほうが
上達すると思いますよ(^^)
こんかいのご質問の例で言えば、
「これは完全に誤り」というのは、
『何の根拠も示さずに「楽譜なんて重要じゃない」という意見を言う』、ということです。
「これが完全に正しい」というのは意外と無かったりする・・・、という部分では
「どちらの方法でやってもその経験が生かされて上手くなれるので、どちらの
練習方法が正しい、どちらかじゃないとダメ、ということはありえない」
ということです。
お互い頑張りましょう(^^)
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
ドラムほど、実際にCDなどで演奏されているフレーズと市販の楽譜との乖離が激しい楽器はないでしょう。ピアノと同様に、クラシックやマーチングのドラムをやっているセットドラム経験者ならば、「本当に完璧に楽譜通りにドラムを叩くことができる」のですが、そのようにして生み出されたフレーズは原曲とは似ても似つかない別物です。原曲の雰囲気を完全にぶち壊す楽譜も珍しくありません。
なにが言いたいのかというと、本当にドラムが上手くなりたいのであれば市販の楽譜などあてにしないことです。せいぜいヒントにする程度にとどめつつ、「間違ってるんじゃないのか?」との疑いを常に持つことです。
耳コピして完全コピーを目指すのは、特に初級から中級にステップアップしようとしている(私自身を含む)人たちには実に有効なトレーニング方法になります。音を聞き分ける力、音符の長さの把握、フレーズの幅、手順の幅、ダイナミクスの幅、さらにはチューニングや奏法の工夫など、ゴールが無いのです。でも、それを追求する過程で先人たちの感性やフィーリングに触れ、リズムやビートの捉え方を学び、自分のスタイルに積み上げていくことができます。つまり、耳コピは自分の実力を伸ばすためのとても良いトレーニングになることは誰にとっても疑いようのない事実なのです。
そしていろいろなジャンルの曲をコピーすることをお勧めします。いわゆるバンド系の曲が取り組みやすいでしょう。次はアイドル系です。聞いている限りは特に難しいフレーズなどなく、演奏していてもつまらないんじゃないかと思いますが、果たして「曲のフィーリングを殺さずに完全コピーできますか?」を実践してみると、実に難しいことに気づかされます。さらに演歌。特に難しいフレーズはありませんが、「本当に再現できるんですか?」と言われたら、売れっ子バンドのプロドラマーでもそう簡単には再現できない「雰囲気」の壁にぶち当たります。単に音符の長さ同行では済まされない、独特の世界観を醸し出すことができてこそコピーです。そこまで追求できてこそ身になるのです。
しかし、完全コピーを「最終目的」とするかどうかはバンドのスタイルや方針によってまちまちです。むしろ完コピを目指す方が圧倒的に少数派でしょう。例えばビートルズのコピーバンドの一流派は、ちょっとした演奏ミスをもコピーの対象として「ミスを限りなく忠実に」再現することを目指します。そのような完コピの追及を美徳とする流派がいる一方、自分たちなりにアレンジしてカバーしている人たちもいます。一概にどちらが良い悪いなど決めつけようがありません。個人の趣味で「コピーの度合い」を決めるのです。正解なんてありません。
別に今の時点でご自分のスタイルを固定しなければならない理由はありません。ご自分の演奏の幅を常に広げるように多くの音を聞いて見て再現しながら、自分にとって好ましいスタイルを構築していけば良いと思います。
ご回答ありがとうございました。
耳コピーの重要性が改めて分かりました。
また,市販の楽譜をヒントにする程度というのもとてもよく分かります。
自分の演奏の幅を広げることが,私自身の目的でもあります。
もっと自分なりの演奏や表現に力を入れてみたいと思っています。
皆様のお陰で,もっと自由に楽に自信を持って,何より楽しんで演奏できるような気がしています。
ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
時間に余裕があればコピーするのもいいと思います。
僕はできればコピーしたいんですけど、ライブでやる曲が難しすぎて
コピーなんてとてもできません。
なので、いつも簡単にしてごまかしています。
上達するには、コピーするのもとても良いと思います。
なぜそういうフレーズになっているのかも勉強できますし。
むしろ、上達するには、完全コピーのほうがいいとさえ思います。
自分の思い通りに叩くというのももちろんいいので、
どちらでもいいと思います。
両方やってみれば、両方のよさがわかるし、デメリットもわかると思います。
あまり深く考えずに両方のアプローチでやってみるのはどうでしょうか?(^^)
がんばってください。(^^)
利用法に挑戦することも必要ですね。
今まで,コピーばかりを意識していましたが,もう少し幅を広げたいと思っています。
自分の演奏を自分の表現を試して見たいと思っています。
今練習に入った曲がありますので,この曲で自分なりのドラム演奏をしてみようと思っています。
その曲のCDを聞きながら,耳コピーしながら,市販のドラム譜をヒントに,自分なりの演奏を自分なりの表現を楽しみたいと思っています。
皆様ありがとうございました。
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