
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
>>>小学生並みの質問かもしれませんが
いえ。そんなことはありません。
まず、「錬金術」という言葉を見聞きしたことはありませんか?
大昔のことですが、金以外から金を作るという夢の方法が研究されていました。
ところが、いくら実験を重ねても金は生成できません。
その理由は、中学で習う理科(化学)でわかります。
元素の周期表にある100個強の元素は、それぞれ他の元素に化けることができないということですね。
ところが20世紀になって、元素がほかの元素に化けることは可能であることがわかってきました。
詳細部分をはしょってイメージを書きますと、おおむね下記の3パターンに分類できます。
(あ)放射性物質は、放射能を出すことにより、ほかの元素に化ける。(崩壊)
(い)ウランなどの重い元素に他の元素や粒子をぶつけると、ウランの原子が割れて、複数の軽い元素になる。(核分裂)
(う)水素などの軽い元素同士をぶつけると、合体して他の元素になる。(核融合)
(い)と(う)は原子力と呼ばれます。
太陽で起こっているのは(う)です。
「燃える」というのは、従来は酸素と結合して熱や光を出すことを意味しました。
炭素原子 + 酸素原子2個 ⇒ 二酸化炭素 + エネルギー
しかし、今では、原子力でエネルギーを得ることも「燃やす」「燃える」と言うようになりました。
>>>太陽は何が燃えているんですか?太陽の燃料になるものは何でしょうか?
ほとんどが水素です。
軽い水素 + 軽い水素 ⇒ 重い水素 + 余分な粒子 + エネルギー
重い水素 + 軽い水素 ⇒ ヘリウム + 余分な粒子 + エネルギー
>>>以前太陽は水素爆弾か原子爆弾と同じと聞いたような気がしますが、
原理としては水素爆弾と同じですが、上記の反応式とは少し違うと思います。
>>>誰が着火したんでしょうか?自然発火なんですか?
自然発火のイメージです。
太陽は恒星の一種でありガスのかたまりですが、
恒星が誕生するとき、自分の重力によって、中心に向かってガスの圧縮が起こります。
すると、圧縮されたことによって温度が高くなります。
ある温度以上になると勝手に核融合反応が始まります。
高温に熱せられた金属に紙を着けたり近づけたりすると、紙が燃え始めますよね。
これは、ある温度以上になると紙が勝手に燃えるということです。
核融合もそれと似ています。
>>>そして何故、何億年も長きにわたって燃料が燃えつきなのでしょうか?
単純ですけれども、
燃料がたくさんあり、かつ、燃料を使うスピードが遅いということです。
ちなみに、夢の原子力発電として水素の核融合が研究されていますが、
何十年も経った今でも実現できていません。
その理由の一つに、核融合を発生させるための温度や圧縮度の発生が難しいということがあります。
この回答へのお礼
お礼日時:2010/08/08 00:41
みなさま、どうもたくさんのコメントを有難うございました。
どうも私の知能では、理解が難しいようです。ゆっくり考えてみることにします。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
太陽の中では強大な重力で押しつぶされた水素の原子核が合体してヘリウム原子核になり、そのときにほんの少しだけ余ったエネルギーが放出されます。
水素は陽子と中性子が1個ずつ、ヘリウムは陽子と中性子が2個ずつですね。
自然発火ですね。水素ガスが集まって、あれだけの大きさだとガスの原子同士の引力がすごいですから。
No.1
- 回答日時:
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