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サメ・エイはどうして大きいの?
魚類の中で、サメ・エイといった軟骨魚類の種類が、他の硬骨魚類とくらべて大きくなるのはなぜでしょうか?
もちろん硬骨魚類でもカジキ類・チョウザメ・ピラルクーなど一部の種類は大きくなりますが、ほとんどの種類が全長1m以下の大きさ程度と思われます。しかし、サメ・エイなどの種類は全長1m以下のものが少なく他の種類より相対的に大きくなるものが多いように思われます(全長1mが大きいか否かの境目というのは私の主観ですが)。

A 回答 (2件)

軟骨魚類であるエイやサメにもコビトザメやダルマザメなどサイズが1mに満たない小さいものもいますが、確かに全体的に小さい種類のものは少ない気がしますね。



ちょっと興味をもったので調べてみたところ、硬骨魚類は浮力調節に気体の詰まったうきぶくろを用いますが、軟骨魚類はそれの代わりに肝臓に脂をためることで浮力を得るようです。脂のほうが気体よりも比重がかなり高いため、一定の浮力を得るためには気体よりもより多くの脂を必要としますね。
そのため、軟骨魚類の肝臓は巨大だそうです。
参考URL(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B0%BE
もしかすると、この大きな肝臓を持つために小型化が難しいのかもしれませんね~。

逆にいえば、浮力を保つ必要のない底生タイプの軟骨魚類は、肝臓を大きくする必要がないので割と小型のものが多いのも納得です。

また、記憶があやふやですが、たしか軟骨のほうが硬骨よりも比重が軽いため、大型化するうえでは軟骨のほうが硬骨よりも有利だとも考えられます。


しかし、過去にはシロナガスクジラよりも大きなリードシクティスという、硬骨魚類でありながら魚類史上最大の魚もいたことから、硬骨魚類でも大型化はできたようです。

もしかすると、単純に現在の海の生存競争において硬骨魚類が繁栄したため、軟骨魚類の得ることのできた生物学的地位(専門用語でニッチ)が今のサメとエイのような立場しかなかったのかもしれませんね。


憶測だらけのいい加減な回答で申し訳ありません(><;)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
以前からサメ・エイといった軟骨魚類に興味があったのですが、この大きさに関する謎が明白にならず、モヤモヤしておりました。
「憶測だらけのいい加減な回答」?いえいえとんでもない!学術的な回答を頂き、ありがとうございます。

お礼日時:2010/09/07 09:49

軟骨なので骨の成長が止まらない

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
御礼遅くなり申し訳ありません。

お礼日時:2010/09/07 09:42

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