
アメリカンフットボールの反則に関する質問です。
自陣のエンドゾーンの直前で味方のプレーヤーが一旦確保したボールをファンブルしました。
そのままだとボールがエンドゾーンを通過してフィールドの外に出て,こちらのセーフティになりそうだったので,リカバーしようと転がるボールを追ったのですが,敵のプレーヤーに意図的にブロックされてリカバーを阻まれ,近くに他の味方のプレーヤーがいなかったため,ボールはそのままエンドゾーンを通過してフィールドの外に出ました。
この場合,敵のプレーヤーの意図的なブロックは「スポーツマンらしくない行為」の反則にはならないのでしょうか?(敵チームはその次のプレーにおける攻撃権の確保を狙い,敢えてタッチダウンを避けました)
もっとも相手の「スポーツマンらしくない行為」の反則が認められてもこちらのセーフティとなり,次のプレー開始のこちらのキックが通常より5ヤード(?)前となるとは思うのですが。
いかがでしょうか?
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
最近、あまりフットボールをみていないので、ルールに対する記憶が曖昧なのですが、参考になればと思います。
ファンブルした時点でボールはフリーになるため、誰がボールを取りに行ってもいい状態になります。
このときのブロックは許されるはずです。
ただし、ボールに向かう選手に対して、後ろからブロックにいくのはイリーガル・ブロックをとられると思います。
通常、ファンブルした場合、ボール確保をすることを選手は訓練されているので、当然、ボールに複数の選手が飛び込んでいく状態になるので、ボールの近くでの接触については審判も判断ができないため、過度な行為(殴る蹴るの類)でなければフラッグは出ないでしょう。出るとすればボールから離れたところでのブロックに対してフラッグが出ると思います。
この場合の合法的なブロックは、簡単に言うとボールとブロックしたい選手の間にブロッカーがいれば合法的なブロックになるのですが、ファンブルの場合、ボール付近ではよほどのことがない限り難しいでしょう。できるとすれば、ボールと相手選手の間に自分が入って、自分はボールを触らないでボールに対して通せんぼするような感じになるかと思います。
アンスポーツマン・ライフ・コンダクトについては、笛が鳴った後のブロックでなければほぼ間違えなく出ないはずです。チョップ・ブロックなどが行われた場合にはアンスポーツマン・ライフ・コンダクトを宣告した審判もみたことがありますが、これは通常スクリメージでカップを作っている最中に起きるプレイで、ファンブル後のプレイでは起きづらいと思います。(まぁ、ファンブルに気づかないことも往々にしてありますが・・・)
仮に、プレイ後のアンスポーツマン・ライフ・コンダクトであれば、点を取られた側の35ヤード地点からのキックオフになるはずです。(セイフティーの場合には20ヤードからのキックオフで、反則による15ヤードの罰退が適用されるため35ヤードから)
(ファンブル前の時点での守備側が)あえてタッチダウンを避けるという点については、あまり考えられないと思います。仮に残り時間が少ない場合でも追加点(6点)の方が魅力的なはずです。攻撃側が残り時間をつぶすため、あえてセイフティーを与えるというのは戦略上考えられます。実際にNFLの試合でも何度か見たことがあります。
丁寧なご回答ありがとうございます。
もともと疑問を抱いたのは『アイシールド21』の確か泥門 vs 帝黒戦を読んでです。
シチュエーションは,『アイシールド21』でのそのものは忘れてしまったのですが,
・第4クォータの残り時間がわずかだけどあと1回は攻撃できる時間が残っている。
・ブロックした側が9点のビハインド。
・逆転勝利のためにブロックした側が次の攻撃権を是が非でも欲しいが,オンサイドキックはリスクが高いので避けたい。
のようなものだったと思います。(漫画だともう少し点差が開いていたような…)
それで気になったのがファンブルしたボールがフィールドが転がっているあいだはどちらにも攻撃権がないので,自分側に攻撃権がないにも関わらず意図的に相手チームのプレーヤーをブロックすのは「アンスポーツマン・ライク・コンダクト」にあたらないのか?です。
(アンスポーツマン・ライク・コンダクトの罰退は5ヤードだと思っていました。15ヤードですね。ご教授,ありがとうございます)
その後落ち着いて考えたら,おっしゃる通り偶発的な接触で結果として相手チームのリカバーを阻止したらそれは不問だろう。もし「意図的なブロックは反則」となると,その接触が「偶発的なのか意図的なのか」の判断が審判の胸先三寸となると,それは不公平。そうなるとやっぱり反則ではないのかなと思いました。
私もNFLの試合で相手の攻撃時間をつぶすためにセーフティで2点あたえるというのは見たことがあります。
『アイシールド21』では逆転のために必要なタッチダウン数は変わらないので,次の攻撃権の確保を確実にするためにあえてセーフティを選択だったような。
どうもありがとうございます。m( )m
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
関連するカテゴリからQ&Aを探す
今、見られている記事はコレ!
-
ラグビーの基本は「鬼ごっこ」? 元日本ラグビー日本代表の堀越正己氏が目指していたのは「チッチャー」?
世界中が注目するラグビーワールドカップ2019がいよいよ来年日本で開催! そこでインタビュアーの水島裕氏と『ひるおび!』のコメンテーターとして縁のある立正大学ラグビー部監督の堀越正己氏に、ラグビーを始めた...
-
隣の枝がはみ出してきたら切ってもいい?最もやってはいけないことは?
「隣の木が越境してきて困るが、勝手に切ってはいけないと聞くし…」そう思っている方も多いだろう。実は、2023年4月1日に民法が改正され、この「越境枝」のルールが大きく変わった。 教えて!gooでも「境界から出て...
-
弁護士が解説!あなたの声を行政に届ける「パブリックコメント」制度のすべて
社会に対する意見や不満、疑問。それを発信する場所は、SNSやブログ、そしてニュースサイトのコメント欄など多岐にわたる。教えて!gooでも「ヤフコメ民について」というタイトルのトピックがあり、この投稿の通り、...
-
弁護士が語る「合法と違法を分けるオンラインカジノのシンプルな線引き」
「お金を賭けたら違法です」ーーこう答えたのは富士見坂法律事務所の井上義之弁護士。オンラインカジノが違法となるかどうかの基準は、このように非常にシンプルである。しかし2025年にはいって、違法賭博事件が相次...
-
釣りと密漁の違いは?知らなかったでは済まされない?事前にできることは?
知らなかったでは済まされないのが法律の世界であるが、全てを知ってから何かをするには少々手間がかかるし、最悪始めることすらできずに終わってしまうこともあり得る。教えてgooでも「釣りと密漁の境目はどこです...
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
日大アメフト部は廃部ですよね⁉...
-
アメリカンフットボール。 時計...
-
自分はラグビーを初めて悩んで...
-
木村太郎氏を識者と呼ぶのはお...
-
日本大学のアメフト部の監督が...
-
ラグビー エアモールのオブス...
-
ラグビーでタックル後のボール...
-
ラグビーのタックルの成立条件...
-
ラグビーのルール2つ教えて下さ...
-
下記のラグビーのルールを教え...
-
なぜ昔はボックスキックをしな...
-
ラグビーにおけるクイックスロ...
-
アメフトのスクリメージキック...
-
ラグビーのルールに詳しい方お...
-
モールとオブストラクション
-
ノットリリースザボールとアン...
-
ラグビーのルールについて教えて。
-
アメフト
-
ラグビーワールドカップ 日本vs...
-
ラグビーのルールを教えてくだ...
おすすめ情報