ゴルフと丹田について。
丹田でスイングをする。すると,腕の存在を意識することなく,簡単に正確な鋭いスイングをすることができるというのは本当でしょうか。体幹部の根幹が丹田で,どれだけ丹田に意識を集中して全身をニュートラルにして動作することができるか。ゴルフの究極はここにあるのでしょうか。そればできれば,小手先の意識は必要なくなるのでしょうか。他のスポーツにおいても達人の域に達すればこのようなことをおっしゃられています。私は以前,短距離走で日本選手権に出場したことがあり,その際,丹田に意識を集中して練習していました。走る際の姿勢は自然とマイケルジョンソンのように腰の入った前傾姿勢となり,脚及び腕の存在を感じることが全くなくなり,丹田に軽くコツコツと力を加えるだけで爆発的な走りができていたのです。そうなれば筋肉がはち切れそうな位にピッチが上がり,それと共にストライドも伸び,短期間でとてつもなくタイムが縮み,結果,大きな大会に出場することができた次第なのです。
こういう感覚でゴルフをされている方がもしおられるなら是非感覚的な説明でも結構ですので聴かせていただきたく質問いたしました。
A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
まだ、回答募集中だったので回答させたいただきます。
丹田についてですが、ご存知かと思いますが
「意識した筋肉は緊張する=パフォーマンスが落ちる」ことがあります。意識を丹田に行かせたら他の部位は無意識になりそこにメリットがあると私は考えています。
丹田を意識することが一番体のパフォーマンスを発揮できる(減少分が少ない)ということです。
もう一つは丹田は体の中心であるということでそこに意識すればパフォーマンスがでる・他の部位とも連動性が一番高い部分であることも言えます。
ただ、私は丹田さえも意識しないのが本当のベストになると考えています。
右手側にあるものをとるとき、人間は無意識のうちに右手を最効率で使いそれをつかみます。
最も人体が高パフォーマンスを出すのは無意識だと感じています。(体の緊張感0で先に挙げた減少も0になりますからね)
私はスイング時に体の一部を意識することを極力減らしています。
(1)「あそこにボールを届ける」と弾道をイメージして打ちます。
(弾道のイメージとは風景によく広告などにあるあの弾道を描くのです)
すると体の外側に意識が行き、自然と体は最適な運動をしてくれます。
(2)さらにいい状態だと究極的には何も考えません。
長年ゴルフをやってると、ルーティーンは確立します。どこに打つべきかもそんなに考えないでできます。そのようなとき、スイングはもはや作業になり考える必要がないのです。ただこれは相当訓練が必要ですし、簡単なことではありません。
(1)に関してですが車の教習所などを想像するとわかりや憂いかもしれません。
教官に注意され体はがちがちに緊張します。その時のパフォーマンスは低いですが、自分ひとりで運転すると注意されたことが無意識のうちにできるようになってます。教官もそれを期待し最初は中止すると思います。それと一緒です。
ご参考までに。
No.4
- 回答日時:
アイアンはボ-ルに フェ-スがきれいに当たれば まあそれなりに
合格点でしょう
しかし ウッドはその他の余計な回転が邪魔です
そこで 丹田ではないですが よく ドライバ-を へそで打つと
表現します すると うまくいきます
No.3
- 回答日時:
「丹田」は古くから精神や力の
集まるところとして語られてきました
ところが、局部の話だけでは
本来の中国の医学(漢方)からすると
片手落ちなのですね
「経穴」と言う言葉が有ります
体全体の「バランス」を司ると言われます
御質問の結果について
このバランスが正常である場合という
条件が付きます
色々と見識を深くされて
発見された機能がよりよく働くよう
御研究なされる事を願っております
アドバイスまで
No.2
- 回答日時:
まず、腕の存在を極力「無」にして、正確に鋭いスイングにすることは可能ですし、ボクも日々練習しています。
「手が消えた!!」…この瞬間に放たれたボールは記憶にも記録にも残る結果をもたらしてくれますが、毎回すべてのショットに適応するまでには時間がかかります。
ボクはコレを基礎と考えるか?到達点と考えるか?だと思います。
さて、丹田についてですが、きっと貴殿のゴルフに大きなヒントとして役立つことでしょう!
ボクは剣道をしていましたが、丹田と正中の概念は大いに取り入れています。
ただ、大きな捻転を使うゴルフでは、丹田だけでは足りないと思います。
この辺りのご指摘は、#1(jimmy35)さんはさすがと言える回答で、納得です。
もう少し細かく言うと、下丹田のおへその下は回転の起点としても非常に有効なのですが、これに上丹田でボールを捉える感覚が加わるべきだと思います。
俗に言う、「胸と背中」で打つ…ですね。
さらに足の裏(底丹田)ですね。
レッスンプロの藤井誠氏は、足の裏と腹筋が繋がっているとも教えられています。
そして、おなかは切り返しのスイッチとも伝えていらっしゃいます。
ボクが伝えたいことは、捻転を利用したスイングには…
・ドッシリとした下半身(足の裏で大地を掴み)で上体を捻り…
・足の裏→下丹田でさらに捻転の深みを創って…
・上丹田でボールを捉える
このようなスイング理解が必要だと思います。
すると当然…
・両足の間にある「正中」→「軸」の大切さが解ります。
・「軸」を大切にすると→「股関節」の大切さが解ります。
すると回転がスムーズになり、下丹田を意識すれば自然と「前傾が壊れない」ことも発見できるはずです。
丹田の意識だけでも充分ではないか?との声もありそうですが…
小さなスイングの時は丹田の意識だけでも、充分腕の意識もなく弾けたボールやローテーションを感じることができます。
しかし、長いクラブを持ったとき、尾てい骨や背中側への意識を怠ると、前身ごろでスイングしてしまいがちになり…
・左サイドでボールを打ちに行ってしまう
→ せっかくの捻転を壊す結果となる
→ 引っ張ることでタメと勘違いしてしまう
しかし、このスイングでも結構飛びますし、この動作に伴い、右手を縮めて伸ばすことでヒットタイミングを取ることで飛ばしの満足感を得ているゴルファーが多いことも現実です。
また、レッスン書に出てくる「おなかを回してフィニシュまで振り抜く!!」ということを実践し、要するに丹田で直線的な動きを円形にしてウマくいっているケースもあります。
(残念ながら腕の意識は残りますが)
長くなってすみませんm(..)m
「丹田」…ボクなりにまとめます。
底丹田で地面を掴み、下丹田で捻転の深みを作り、中丹田でボールを捉える。
さらに飛ばしという意味では、足の裏で大地のエネルギーを感じ、おなか→胸と背中→クラブヘッドへの効率の良いエネルギー伝達!!
→この際、ヘッドビハインドザボールとして、上丹田(眉間付近)とヘッドとの引っ張り合いも重要となるはずです。
…ということで、1点だけで究極のスイングができるか?は個々の違いとなる…としか言いようがありません。
しかし、ある程度の基礎スイングを習得したあとであれば、丹田(下丹田)を意識することで、捻転や左サイドの壁や前傾の崩れ、打ち急ぎや突っ込み等を軽減し、「ナイスミス」を増やすことに繋がると思います。
ボクは練習場では、ネイスショットより、基礎から延長したナイスミスを重視しています。
「丹田」について長々と書いてしまいましたが、出来ればこれを念頭に下の一枚の写真を見てください。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/headlines/images/2 …
昨日8アンダーをマークした石川プロのスイングです。
すべての丹田が満たされ、正しいグリップに正しい腕のローテーション(特に左腕)がスイングの結果として表れていることが理解できるはずです。
最後に腕への意識を軽減する練習方法として…
・両グリップを離して練習する
→ 体軸回転、クラブヘッドの回転、ローテーションを習得でき、トップの位置からすぐ回ることの大切さが理解できます。
→ 後に、シャフトの撓りの有効活用や慣性を活かしたり抑えたりするスイングへの道にもなります。
・トップで3秒止めてボールを打つ
→ これが常に出来るようになると、雑誌のレッスン記事も小手先ではなくそのプロの伝えたい深みをも酌み取る世界観が養えます。
ホント長くなってすみません^^;
この一部でもなにか参考になれば…
No.1
- 回答日時:
それも一つの方法という事です。
「ヘソ付近の大きな筋肉の接合部をどのように使うかを意識する」ということであれば、それでもいいと思います。(別に前面部でなくとも良いという意味です)ゴルフについて、洋の東西問わず「この方法、only one」を探そうとする傾向は多いと思いますが、残念ながら無駄な徒労に終わると思います。ゴルフスイング自体が奥が深い上に、人体という底知れぬモノへの無駄な決め付けをしているようなものなんですよ。確かにヘソ付近(腰も)は大きな筋肉の接続部分ではありますので、スポーツ全般において重要な役割をしているとは思いますが、その意識のもっていき方も筋肉構造によって大きく変化すると言わざるを得ないんです。例えばそのように言い切ってしまうと、あなたがたとえで出したマイケル・ジョンソン氏とエチオピアのマラソン選手とが趣味で同じ競技を行うに当たり、同じ筋肉を使うと考えてしまう危険があるんです。
ゴルフにせよ他のアスリート種目にせよ(比較的陸上競技はその種目によって使う筋肉が単一な傾向はあります)人の体の筋肉構造が一人一人違う以上、決定的な方法は存在しないというのが正解と思います。
いい例が一昔前のプロ野球界の助っ人ピッチャーでしょう。(助っ人という表現もそろそろやめた方がいいとは思います)「上体投げで、少しも下半身が使えていない」とどれだけの選手がつぶされてしまったかという事です。彼らの多くは背筋を力点に使う傾向が大きいんです。ボディターンスイングもここから生まれたと思っています。背筋を力点に、足を軸に使えばあの方法になりますからね。
ちなみに日本人の場合、海洋系の筋肉の持ち主は背筋を力点に使う傾向があります。(水泳に都合のよい筋肉構造)内陸系の筋肉の持ち主は足を力点に使う傾向があります。(道具・地形を鑑みた農作業に都合のよい筋肉構造)この二つではゴルフスイングの方法から180度異なると言っていいと思います。(ヨーロッパはどうかと言えば狩猟と水泳ですから日本で言うところの海洋系が多くなるのは仕方がないかと思います。投げ槍や弓を引く時に上体で力を出して足でコントロールしようとするはずですから)
また、残念ながらゴルフではあまりいい傾向とは言えないのですが、道具の歴史上、海洋・内陸両系とも腕についてはひじを曲げた時に力が入りやすい(上腕二等筋)筋肉構造をしている傾向があります。古来からある日本のこは引いたときに切れるようにできているでしょう。それに比べて西洋のこの場合押したときに切れる道具が多いんですよ。
ヘソを中心に考える方法は悪いと思いませんが、腹筋側だけではなく背筋側で考える方法もあっていいと思います。また、中心に対する筋肉フィーリングも人によって違いますので、言葉で断言するのは危険です。つまりあなたには通用する方法であっても他人に通用する方法という保証はどこにもないということと思いますね。
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