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産業用コンピューターの使用環境(温度・湿度)について

産業用コンピューターのカタログにはよく使用環境を温度5-40℃、湿度20-80%とありますが、
これはその範囲であれば故障(エラー)率や経年劣化速度(?)はほぼおなじなのでしょうか。

オフィス環境(温度20-28℃湿度40-60%)と室内でも高温度(30℃以上)では
故障(エラー)率や経年劣化速度(?)がかわるといいますが、本当でしょうか。

また、コンピューターを設置する場所はオフィス環境がいいとの常識がありますが、
本当のところを教えてください。

仮に条件により違う場合、温度と湿度どちらのほうが悪影響が強いのでしょうか。

重ねて回答お願いします。

A 回答 (1件)

 まず、絶対条件があります。


 決して結露しないこと。湿気が水分となって部品に付着しているとか、水滴が付いている等というのは言語道断です。部品がなんか湿っぽいなんてのも×。水を掛けたのと同じで、一気に壊れます。回路が結露水でショートして焼損した等というのは寿命とかそういう議論の以前の話です。ショートする手前で収まったとしても、腐食で部品が急速に壊れます。
 この絶対条件を守るために、湿度基準が出てきます。温度や温度変化により条件が変わるので「ただし結露しないこと」という注意書きが必ずあるはずです。
 水は電気回路の天敵です。

 次に温度でしょうね。
 例えば、電解コンデンサには、10℃2倍速という経験則があります。これは、使用している時の部品温度が10度上がると、劣化速度が2倍になる(つまり、寿命が半分になる)ということです。注意点としては、最高使用温度以内の範囲での話であることだけは、誤解の無いように。これを超えると、この法則以上に急速に劣化します。
 資料としては、例えば、http://www.apiste.co.jp/enc/concept/images/enc_p …あたりを見てください。

 半導体も、率は違えど、温度が上がると、劣化速度も上がります。

 産業用と民生用の使用温度の差は、部品の品質・冷却性能などの複合効果によるものです。極端な話、使用場所の気温が100度でも、パソコンの中にクーラーが内蔵され常に内部温度を25度にキープする・・・なんて筐体があれば、平然と使えます。しかも、使用環境の気温による劣化速度の差はありません。(パソコンではあまり見ませんが、産業用機器の制御盤ではよく見る手段です。それ用のクーラーまでちゃんと部品としてありますから。)
 ただ、普通は、FANや冷却板等での空気流通で冷却効果を高めていますから、使用環境の気温が上がれば、劣化速度は上がると思われます。
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この回答へのお礼

はやばやの回答ありがとうございます。

勉強になりました。
制御盤用のクーラーも検討します。

本当にありがとうございました!!!

お礼日時:2010/09/24 09:41

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