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父の葬儀の3日後、家族で近くの神社のに参拝してしまいました。
少なくとも初七日、四十九日を終えてからではないと参拝してはいけないことを後で知り、
あわててそこの神社にそのことを言うと「神に仕えている神主や巫女はよくないが一般の方は問題ないです」とのことでした。
私たちを安心させるためにそのようにおっしゃられたのかはわかりませんが、やはりよくないのでしょうか?また、参拝してしまったことでよくないことが起きるというのはあるのでしょうか?

A 回答 (2件)

もう参拝してしまったのですから、仕方のないことです。


それで罰があたるなんてことはないのですが、これからのために参考として。

仏教で喪の期間が四十九日であるように、神道では五十日を喪の期間とします。

この期間はいわゆるハレの席への出席、慶事(結婚式など)を行うことは避けるととされています。
正月の祝いや、お祭りなどは一年間は避けることとされています。

さて神社への参拝ですが、本当ならば五十日間は避けるべきことではあります。
人の死を穢れとしているのは仏教ではなく、神道なのです。

日本古来の神道では人間の死は穢れであり、その親族は穢れを周囲に移さないように家の中に籠り故人への祈りに費やすための期間を「忌」としていました。

でも、こんなことで罰をあてる神様もいらしゃらないと思いますし、最近では初七日があければ問題なしとされる神社もあります。

気になるようでしたら喪が明けてから改めて参拝なさって、神様にお詫びなさればいいのではないかと思います。
こういうことは気持ちの問題だと思いますので、知らなかった故に喪の間に参拝なすったことですからとっくに許されていると思います。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。
仏教と神道のこと、とても勉強になりました。
sakireiさんのお返事で少し気持ちが落ち着きました。
喪が明けたら神社にお詫びに伺おうと思います。
ありがとうございました

お礼日時:2010/10/11 20:55

あなたの家が神教であれば問題ないのですが、仏教であるなら神社に参拝


したのは間違いです。参拝してしまった事は仕方がありませんが、生きて
いる者には影響はしないが、亡くなられた方に対して影響があるからと言
う言い伝えもあります。良心的な神主さんだったため、あなた方を不安に
させないように気配りをされたのでしょうね。

神社の方が言われたのは、深く考え過ぎないように安心させるために言わ
れたのだろうと思いますよ。そう言うしか神社側は言えなかったのだろう
と思います。

仏教でも宗派によって考え方は違いますが、ほとんどの宗派が葬儀をして
から1年間は喪に服すように言われています。
喪に服す期間は亡くなられた方から見て配偶者、兄弟姉妹、子供は1年間
と言われ、孫や親戚等は四十九日法要まで喪に服すと言われています。

初七日が過ぎれば喪が明けると言う事は、どの宗派でもないと思います。

不祝儀には「御霊前」と「御仏前」を書きますが、御霊前は四十九日法要
までに使用し、四十九日法要以降は御仏前と書きます。
四十九日法要までは死者は「霊」として扱われ、四十九日法要から「仏」
として扱われます。つまり初七日では霊ですから、当然の事ながら喪明け
はされていない事になりますよね。

僕の祖母が他界した時に喪明けが気になったので、我家の菩提寺に相談を
したら、「あなたは孫になるので四十九日法要が終われば喪明けですが、
御両親と同居されているので、御両親が1年間の喪に服されているのです
から、同じように1年間は喪に服された方がいいですよ」と助言を頂きま
した。

今回の事は菩提寺に全てを話し、言われた事に従われた方が良いですよ。

鳥居をくぐったり、神様の前に出なければ大丈夫と言う人も居られます。
しかし鳥居をくぐらなくても、その先は神様の領域ですから、喪に服して
いる期間は神様の近くには寄らない事が仏教での教えだと思っています。

不幸があった時は喪が明けるまで、子供が産まれたら御宮参りの時までは
神社に行ってはならないと聞かされています。
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この回答へのお礼

早速のお返事ありがとうございます。
詳しく書いていただいてとても参考になりました。
どうして参拝してしまったのか本当に後悔していますが、
今後このようなことがないよう気をつけたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/11 20:47

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