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ウオノカイセンチュウ(イクチオフチリウス)と水温
ウオノカイセンチュウ(イクチオフチリウス)は、28℃以上の水温で死滅するという記述をネット上で見たのですが、本当ですか?

A 回答 (2件)

> ウオノカイセンチュウ(イクチオフチリウス)は、28℃以上の水温で死滅するという記述をネット上で見たのですが、本当ですか?


・嘘。
高水温で死滅するのは、寄生子(ホロント)や成虫、そして水中を漂う遊走子だけです。
ウオノカイセンチュウは25℃以下の低水温を好みます。
成虫は30度以上では、繁殖能力を失います。

しかし、30℃以上の高水温や2℃以下の低水温では、ウオノカイセンチュウのシスト(胞子嚢)の一部は休眠状態に入ります。
このシストは、条件が揃うまでジッと何年も長期間に渡り休眠状態を維持するため、簡単に死滅することはありません。

結局、過密飼育などせず、ストレスのない飼育環境で、魚の免疫力と体力を高める事と、飼育水の清水化を目指すことが白点病などの病気から魚を守る一番の対策です。
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この回答へのお礼

毎度、適切な御回答ありがとうござます。心から感謝いたしております。

「ストレスのない飼育環境で、魚の免疫力と体力を高める事と、飼育水の清水化を目指すことが白点病~対策」とは、ウオノカイセンチュウを死滅させることなく、水槽内で生かした上で、魚が白点病にかからないための対策、ということでよろしいのでしょうか?

よろしければ、ご回答をお願いします。

お礼日時:2010/11/01 10:19

No.1です。


・全ての魚の体表面は、ヌルヌル成分(ムコプロテイン)で覆われています。
このムコプロテインにはバリアの役割があり、病原菌や寄生虫から魚体を守っています。

・過密飼育を行ったり。
・水槽サイズよりも2サイズ以上大きな濾過器を取り付けると、水槽内水流が強くなります。
このような環境で、メダカや金魚などの止水域~弱流域を好む魚を飼育したり。
・反対に、急流を好むプレコやロカリアを止水域で飼育したり。
・十分な水あわせをせずに、魚の好適環境とは、かけ離れたpHや硬度で飼育したり。
・塩耐性の無い魚の水槽に、塩を使ったり。

以上のような体力や免疫力を消費する飼育を行うと、ムコプロテインの分泌量が減少し、魚体から薄膜化したり剥離する危険性があります。
もちろん、飼育の第一は、清水化により病原菌類の爆繁殖を許さないことであります。
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この回答へのお礼

よくわかりました。詳しいご説明に感謝します。

お礼日時:2010/11/02 22:20

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