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なぜ日本文学は恋空に敗北したのか。

100万部の恋空に対し純文学の読者は多く見積もっても数十万人。

A 回答 (7件)

質問者さんは、昔からある古本屋さんに行ったことがありますか。

今流行りの「本」なんて大看板が出ている漫画本やDCを置いてある古本屋ではなくて、本当の古本屋です。そこでは、所謂ベストセラーはゴミ扱いです。古本屋も商売ですから、売れる本をゴミ扱いする筈がありませんね。良い本は金になります。だから古本屋が商売として成り立っているのです。

でも、マスコミに話題になるようなパッと出の本は、花火のように勢いよ打ち上げて、それで終わりです。大衆はあっという間にそんな物忘れてしまいます。だから、観光地のお土産屋さんみたいに、一回きりのお客さんを相手に、大衆文学の出版社は、そのゴミを売るためにマスコミで大宣伝をして、よらずぶったくりの商売で金を儲けようとします。不思議なことに、それに釣られる一回きりのお客さんは後を断たず、幾らでもゴミを買う鴨はいるようですね。

でも、古本屋さんは生き残りのために本気で商売していますから、ゴミは結局ゴミであることを承知しています。だから、そんなゴミは二束三文で雨ざらしの店頭に並べて、相変わらずの馬鹿を当てにしていますが、本当に金になる本は、雨に濡れないような店内に並べて売っているのですよ。

先日、愛知の岡崎の在る古本屋さんで良い本を物色していたときに、中年のご夫人が今評判になっている本を探しにきて店主の親父に聞いているところに、偶然に出会いました。店主は最初
 「無いよ」
と素気なく応えましたが、一寸した沈黙後に、さすがの店主もその突っ慳貪さにバツが悪くなったようで、そのご夫人に、
 「流行りの本は新刊書屋さんに行かなくては手に入りませんよ。そう言う本は、直ぐに皆から相手にされなくなってしまうので、古本屋に置いていても商売にならないんですよ」
と諭しておりました。

まあ、行きずりの観光客相手の一回きりでの商売でも十分儲かっているようで、線香花火のようなパッパッと燃える上がるゴミの新刊本を大手の出版社は相変わらず生産して、結構商売を続けていられているようですね。大手の出版社に取ってはマスコミ様々なんでしょうね。

今度、新刊本の普通の本屋さんを覗いてみて下さい。あれだけ膨大に並んでいる本のどれだけが5年後10年後には誰にも相手にされなくなっているか。実際、この古本屋の親父の言っているように、ほとんど皆ゴミ箱にいっているか、古本屋さんの店頭の雨ざらしになっているんですよ。
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売り上げの多寡がその作品の価値ではありません。
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「純文学の読者は多く見積もっても数十万人。


?
国語の教科書には純文学が載っており
好きになる生徒はクラスに何人かいるので、
1000万人はいるでしょう。
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売上で言うなら。


最近の純文学で言えば村上春樹さんの1Q84も三冊で300万部突破してなかったっけ?
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クオリティと売り上げは無関係。


AKB48より売れなくても名曲はたくさんある。

質問者がそう信じたいのであれば、所詮、「恋空」レベルなのでしょう。
文字を読める人間が、自らのレベルを貶めています。哀れですね。
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短期的な売り上げだけで判断しちゃだめですよ。


それに、100万部なんて100人に一人しか読んでいません。

ところで、今時、タイタニック観たいですか、あれほどの大ヒットでしたがね。あるいは、今時セカチュー観ますか
大衆文学の位置づけというのはこういうところになるのです、消費してそれでおしまいです。純文学と比べた場合、読者としての忠誠度が全く違います。
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何をもって「勝利」「敗北」とするかで全然状況が変わります。


売り上げだけなら純文学なんてライトノベルなどに太刀打ち出来ません。
カネを稼ぐなら純文学なんてラノベに勝てません。

ただし、後世でも評価されるという点ならラノベや流行りのケータイ小説は塵同然です。

大衆文学は一時期はワッと売れますが、そのうち忘れ去られます。
所詮は消耗品なので。
100年たっても評価されている本は純文学として残されますが、
1年もたたず評価が突っ込みの嵐になった本はだたの紙資源です。
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