

内部留保とは会計的にいうとなんでしょうか?
派遣切り以降、企業の内部留保という言葉をよく聞きますが、内部留保とは会計的にいうとなんでしょうか?
企業がもうけたお金という意味であれば、繰越利益剰余金かと思いますが、
きちんとした定義を教えていただければと思います。
また、最近になって、内部留保を雇用や投資に使うべきであると民主党が主張しはじめましたが
皆さんはどう思いますか?
私は正社員の立場ですので、企業の内部留保は、将来の投資や開発研究に使うべきお金なので
投資はともかくとして雇用に使うべきというのはあまり理解ができません。
超優秀な人をたくさん雇うという意味での雇用なら理解できますが、新卒の数を増やすとか
派遣社員を正社員にするために使うというのは経営的に理解ができません。
(倫理的には多少理解できます。)
内部留保の定義、それをどう使うかについてご意見お聞かせください。
よろしくお願いします。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
内部留保の定義に関して特に言うことはありませんので
用途についての私見を述べます。
基本的にはkimi1980さんのおっしゃるように
>企業の内部留保は、将来の投資や開発研究に使うべきお金
だと私も思います。
その他に経営危機に備えて文字通り留保しておくべき部分や
株主や従業員に利益配分すべきもので過剰に留保しておくもの
ではないでしょう。
派遣社員の正社員化ですが、下記の場合に限り行うべきでしょう。
1)正社員と同質の労働を長期に渡って行っている
2)今後も継続的に使っていくつもり
派遣社員の本来のメリットは人件費の変動費化です。
固定費になっているのであれば同一賃金同一労働を有る程度は
認めてやるのも企業の社会的責任というものでしょう。
新卒雇用に関しても同様です。
現在の企業経営において社会的責任(CSR)をおおっぴらに
無視した経営を行うべきではないのは常識です。
内部留保は、あくまでも本来の使い方に沿って使うが、CSRにも
十分配慮すべきというのが私の主張です。
No.1
- 回答日時:
内部留保は、企業がもうけたお金という意味に違いはありませんが、正確には繰越利益剰余金ではありません。
利益から税金を控除した金額が当期利益として残りますが、これに何もしなければそのまま繰越利益剰余金で残ります。
でも実際はここからいろいろな利益処分を行います。
まず株主への配当と利益積立金への振り替え、役員賞与、特定積立金、たとえば配当平均積立金、特別修繕積立金など。
これらの処分をした後の残りが繰越利益剰余金になります。
従って、内部留保は繰越利益剰余金ではなくて、設立以来の税引き後の利益から損失を引いたものから社外流出の処分をしていない部分の累積金額ということができます。
上記の例では配当金と役員賞与は社外流出ですから内部留保には含まれません。
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