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Q…減数分裂が始まる直前の細胞のDNA量に対し、減数分裂が終わった直後の娘細胞のDNA量は何倍になるか

という問題で、答えが「四分の一」になる理由がよく分かりません。

A 回答 (3件)

減数分裂では2回の分裂が続けて起こり、1個の母細胞(DNA量:2n)から最終的に4個の娘細胞(DNA量:n)ができます。


減数分裂に先立ち、核内でDNAが複製されるので、分裂の始まる直前の母細胞はDNA量が4n(つまり普通の細胞の2倍)となっています。
だから問題の答えは n÷4n で4分の1なのだと思います。
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馬の回虫は2本しか染色体がありません。

つまり,2n=2です。この例で説明します。

II → XX → II ・ II → I ・ I ・ I ・ I 染色体
2    4    2   2   1  1  1  1 DNA量

2n=2本の細胞は分裂する前には,DNA合成期にDNAを複製して,染色分体を作ります。この時点でDNA量は倍加します。(染色分体は4本となります。)

次に分裂期に入ります。
第一分裂をします。染色分体は2本になりますね。続いて,第二分裂が起こります。染色分体は1本になりますよね。

染色分体4本から始まって,1本となりますから,DNA量は1/4となります。染色分体の本数に注意すれば間違えることはありません。
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こんにちわ。


生物関係の実験を少ししているものですが、専門家とは言えないので、一般人と言うことにしました。

減数分裂に限らず細胞が分裂する時は、分裂中の分裂期と分裂していない間期と言う時期があります。
DNAは間期の間に合成され、DNA量は2倍になります。
減数分裂に関してのご質問ですが、減数分裂前の細胞はDNA量を2倍体の状態で保持しています。そして、分裂を始める前の間期の間にDNAは合成され、DNA量は4倍になります。その後、減数分裂第一分裂が始まり、この分裂を終える時、核1個あたりのDNA量が2倍体の状態にになりますが、細胞は2つに別れていないため、細胞としてはまだ4倍のDNA量を保持しています。
第一減数分裂後第二減数分裂までの間期の間に細胞が2つに別れ、それぞれの細胞は一つずつ核を受け取って、細胞自体のDNA量も2倍体の状態になります。そして、この第一、第二減数分裂間の間期では、DNAの合成は起こらず、速やかに減数分裂第二分裂が始まり、この分裂を終える時、核1個あたりのDNA量が1倍体の状態にになりますが、細胞は2つに別れていないため、細胞としてはまだ2倍のDNA量を保持しています。
第二減数分裂後の間期の間に細胞が2つに別れ、それぞれの細胞は一つずつ核を受け取って、細胞自体のDNA量も1倍体の状態になります。
この一連の流れが減数分裂ですので、減数分裂の始める直前の細胞のDNA量が4倍であるのに対し、減数分裂直後の娘細胞のDNA量は1倍であるため、四分の一になります。
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