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180系のハイラックスサーフに乗っています。
20インチのタイヤをはめているのですが、適正な空気圧が分かりません。
ご存知の方は回答をお願いします。

表記サイズは、285 50R20 116H XL M/Sです。

A 回答 (1件)

180系サーフの 標準タイヤは、



「265 70 R 16」 というサイズのものです。
このタイヤの 「ロードインデックス値」(耐負荷荷重指数)は、
「112」です。

一方、ご提示のタイヤの 「ロードインデックス」は 「116」。


・・・ただし、規格が違います。

標準のは 、JATMA (社)日本タイヤ協会による規格で、
その規格のタイヤ ロードインデックス 112 とは、

「空気圧を 2.4kgf/cm2 入れると、1本あたり 1120kgの重量に耐える」・・・というものです。

また、ご提示のタイヤは、サイズに 「XL」 とあり、
これは 「エクストラ・ロード」規格のタイヤです。

その規格でのロードインデックス値は、条件が 「空気圧 2.9kgf/cm2」です。
その空気圧の時、116のロードインデックスのタイヤは、1本当たり 1250kgの耐荷重能力があります。

たとえば、「112」というロードインデックス(以下、LI値)、JATMA規格では 「1120kg」ですが、XL規格では 2.9kgf/cm2入れないと 1120kgは得られません。
JATMAと同じく 2.4kgf/cm2入れただけだと、「965kg」の耐荷重しかありません。

こちらの表で検証してみてください。 ↓

http://www1.bbiq.jp/rd-tire/lo-bar.html#対荷重強化タイヤ

この表の他に、JATMAやヨーロッパ規格表もいっしょに載ってます。


ハイラックスサーフの指定空気圧が 2.4kgf/cm2となっていれば、
そのタイヤの許容MAX空気圧を指定しているということです。
(そもそも、その値で設計してますから。)

が、サーフの指定標準空気圧は「2.0kgf/cm2」 です。

・・・ということは、その空気圧下での耐荷重能力は・・・
残念なことに、JATMAの表では、「LI値」、99までしか載ってません。

ですので、各LI値ごとに「2.4kgf/cm2」の時と、「2.0kgf/cm2」の時の耐荷重値を比べて、「LI値が112のタイヤの 2.0kgf/cm2時の耐荷重値」を推測してみます。。。

だいたい、89.55% ~ 90.24% になりますので、ザックリと、
「2.4kgf/cm2」時の 90%の能力・・・と考えてイイのでは?

すると、「1120×0.9=1008」 という数値が出ます。
(あくまでも、推測値です。)

この耐荷重能力、XLタイヤでは 何kgf/cm2の時に発生するでしょうか?

さっきの表に戻ります。
XL規格でのロードインデックス、「116」の段、横へ見ていくと、
「1008kg」をオーバーする最も近い値に「1040kg」があります。
その数値の真上をズッと登ると、対応する空気圧が読み取れます。

・・・「2.3bar」 ですね。 
このbarは、kgf/cm2と読み替えてもいいでしょう。(厳密にはチョット違いますが、ほんのチョットです。)

というわけで、そのXLタイヤが、標準タイヤの空気圧(2kgf/cm2)と
同等の能力を発揮する空気圧は、「2.3kgf/cm2」 ということになります。


以上、長々と申しましたが、わからなければ、そのXLタイヤの最大許容空気圧、2.9kgf/cm2 入れとけば間違いありません。
(決して、ドアのトコに書いてある指定空気圧=2kgf/cm2で済ませてはイケマセン。低すぎます。)
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
車屋に聞いても分からなかったので、本当に助かりました。

お礼日時:2010/12/05 05:58

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