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論文などに酸化チタンの表面に銀や白金などを担持しているのをみかけます。
しかし、よく見るのは1種類だけ担持していまが、2種類担持
しない理由があるのでしょうか?

担持量の増加や何かしらの効果が得られると思うのでうすが、
意味が無いのでしょうか?

A 回答 (1件)

1.作製が困難である。

チタン化合物を後付けしたのち酸素処理などして作製しているので、複数の化合物を作るのはかなり困難であるという事実があります。
2.さらに、もし複数の化合物を表面に付加したとして、それらの化合物の物性を測定したり、構造を同定する事は非常に困難です。
しかもこれらを明確にしないと論文にも特許にも出来ないので、もし特別な性質を持った表面が出来たとしても、それが「公表」されるにはかなりの時間がかかると考えて下さい。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます!

ご回答からの質問となるのですが、

(1)2種類担持の作製は困難ではあるが、できれば効果の向上なども考えられるということで宜しいのでしょうか?

(2)「同定が困難である」とのことですが、ESCAやTEM、XRDの確認だけでは不十分なのでしょうか?

お礼日時:2010/12/12 17:27

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