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1回ごとのメンテは面倒だったり時間がかかってもいいのですが、なるべくメンテの数を減らしたいものにとってはどのタイプのフィルターがいいでしょうか?
ただし、生物ろ過能力は高いほうがいいですし、水槽内のバランスが崩壊するリスクが低いことを望みます。
やっぱり外部フィルターになるのでしょうか?

A 回答 (8件)

No.3です。


> 底床はどれぐらいが理想なのでしょうか?
> 厚いほうが濾材としての機能は上がると思いますが通水性は失われるでしょうし、小型水槽の場合は厚くしたくても限界があるでしょうし。

・水量の少ない小型水槽には3cm厚程度。
一般的な高さのある水槽でも3cm~6cm厚程度、敷けばOKです。
(比較的に細か目の底砂ならば3cm程度、粗目の底砂ならば6cm程度です。)

> それと検索すると底面フィルターでも週1回ぐらいのペースで換水するケースもあるようですがこういうのはやりすぎということでしょうか?

・最初の水槽の設計次第です。
本気で取り組めば、ほぼ、無換水の飼育も可能です。
普段の管理は、2週間~4週間に一度ほどの自然蒸発分の補給のみ。
通常の水替えは3ヶ月~6ヶ月に一度、全水量の50%程度で管理できます。

無換水飼育の鍵は、嫌気性菌を上手に水槽内で繁殖定着させることです。
アクアリウムでバクテリアといえば、好気性バクテリアと嫌気性バクテリアの2種類が主役になります。

・好気性バクテリアの仕事は「アンモニア→亜硝酸→硝酸塩」へと硝化させることです。
好気性バクテリアの活躍はこれで終了するため、最終段階で硝酸塩が生成されます。
硝酸塩は無害ですが、多すぎると、コケが大繁殖したり、魚の成長が停止したりと様々な弊害が発生します。

・そこで登場するのが嫌気性バクテリアです。
硝酸塩は酸性物質ですから溜まりすぎるとpHが酸性化します。
嫌気性バクテリアは、水槽に溜まる硝酸塩を窒素に分解し、大気中に自然放散し、酸性化したpHを正常に戻すことが仕事になります。

嫌気性ですから、酸素量の多い水が通水すると働きません。
水槽の一部に水の流れの悪い場所を、意識的に作り、その場所に嫌気バクテリアの餌を設置する事により嫌気濾過が機能します。

硝酸塩は、窒素原子1個と酸素原子3個で構成される硝酸イオン(NO3-)です。
嫌気バクテリアも生きて行くには酸素が必要です。(だから酸素が水中に多いと働かない)
溶存酸素が少ないと、嫌気バクテリアは硝酸塩から、無理矢理O酸素をもぎとる生物です。
その結果、残されたN窒素は大気中に抜けて行く仕組みです。

一般的に、好気性濾過バクテリアは溶存酸素量2mg/L以上で機能し、嫌気性バクテリアは溶存酸素量1mg/L以下で機能します。

具体的な水槽レイアウトの例は、拙宅の例ですが、、、
・水槽の左右どちらかの半分に底面濾過設備、もう半分に硝酸塩を分解する嫌気菌の餌(バクトパワーやデニボール)などを設置。
・底面濾過器の上にウールマットを敷く。
・通水性を極力抑え酸欠状態にするために、デニボールの上にプレナム板(プラスチック板)を敷く。
・ウールマットの上に、中目の小砂利を5cm程度敷く。
酸処理済みの大磯砂やピュアサンドなど。

嫌気菌の餌の寿命は1年~1年半と、偶然、底面濾過器のメンテナンス間隔と一致します。
なお、嫌気性バクテリアが機能するには、水槽セットアップから60日~90日ほど必要です。
従って、水槽セットアップ後しばらくは、通常の水替えが必要です。
http://www.katch.ne.jp/~koikawai/e-shop-kaizen.htm
http://www.shopping-charm.jp/ItemDetail.aspx?tid …
http://www.eonet.ne.jp/~again/2006/aqua_kiso/dat …
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この回答へのお礼

すごいです!!!
今まで疑問に思っていたことまで解決しました。
本当にありがとうございます。
でも、教えていただいたとおりに行ったとしても成功するのだろうかという不安もあります。
知識と経験がある方だからこそ成功するような気が。
とはいえチャレンジしてみたいですね、無換水水槽。

お礼日時:2010/12/27 00:14

No1です。


>外部なら吸い口のストレーナーを水槽の真ん中より
上あたりで水を吸うようにすれば汚れにくいです。

>これはフィルターは汚れないでしょうが、水そのものはどうなのでしょう?

気にするほどではないですが、底砂の掃除も減らしたいと言う事でしょうか?
水替えの頻度はどれくらいにしたいのでしょう?
底面ならなおさら外部でも底砂の掃除は必要です
水の汚れ具合は餌のやり方である程度抑えられます
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メンテのしやすさは、おいといて、性能のみを考えるなら、形式は関係ありません。

浄化能力は、使用するろ材の量に比例します。

同じろ材を使った場合に半分のろ材の量で、倍の性能という浄化槽はありません。オーバーフローや底面が良いとされるのは、形式ではなくて、ろ材を大量に使う事が出来るからほかになりません。

外部フィルターでも、追加ろ過BOX等を用意して、ろ材の量を同じだけ確保できれば、底面やオーバーフローと同等です。


またろ材のそのもの浄化能力は、ろ材のサイズに反比例します。つまり細かくなればなるほど性能は上がります。最高性能を求めるならパウダー状のろ材と言うことになります。(一部外国製品にパウダーを使った製品があります)

ただ、ろ材が細かくなれば、その分目詰まりも早くなりますのでメンテが頻繁になります。プリフィルターなどを使って、事前に細かいゴミを取っておく必要もでてきます。

メンテをなるべく長くしないでも良いようにするためには、形式は何でも良いので、ろ材の量を沢山確保すればOKです。

底面なら小型水槽以外は、特注でパンチ板製の物を作ってもらってください。市販品は薄いので長く連結すると、吸い込み口近くしか水を吸いませんのでせっかく沢山ろ材を入れても役立ちません。

追加のろ過BOXもやはり特注になります。

オーバーフローは、水槽に穴を開けて特注で作るか、今あるものにサイフォン式の後付キットを使えば良いです。

以上の特注の製品は、私がいつも使うお店で、特注で受けてもらえますが、器用な人なら自作もできます。お店のHPに詳しくでてますので、見て作れれば作るとよいと思います。

http://www.netpc.jp/sakurapet/shouhin/sunoko/top …
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この回答へのお礼

大変参考になりました!
有難うございます。
ただ、濾材の多さと同時にそれを生かす流量も大切なんでしょうね。
奥が深い…

お礼日時:2010/12/27 00:11

こんばんは。



>1回ごとのメンテは面倒だったり時間がかかってもいいのですが、
私自身はメンテナンスに時間をかける事は大嫌いです

>メンテの数を減らしたい
当然でしょうね。

>生物ろ過能力は高いほうがいいですし、
ろ過能力が高いか低いか見分ける方法はご存知すね。

>水槽内のバランスが崩壊するリスク
こんなことは経験した事は有りません。

>どのタイプのフィルターがいいでしょうか?
どのタイプと聞かれたら、底面フィルターが最高でしょうね。

但しろ材となる底砂の見極めは大事です。
間違っても大磯砂は駄目ですよ。

外部フィルターや上部フィルター単体で、高いろ過能力が必要な海水魚飼育を長期に飼育することは難しい筈ですが、工夫した底面フィルターシステムでは水換えを不要で長期の飼育が可能となります。

この事だけでも底面フィルターが、オーバーフローシステムと同様の高いろ過能力を持ったシステムです。

参考まで。

参考URL:http://aquasystem-service.com/marin.html#sub13
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
底面最強ですか。
考えてしまいます、挑戦しようかなと。
ただ、URLを読むと、安価ということに加えて、時間と手間を充分かけられるということもショップで多用されている大きな理由なのではとも感じてしまいます。

お礼日時:2010/12/26 01:24

上部フィルターがいいかなと思いますよ


外部フィルターより表面積が大きいので詰まりにくいです
底面も優秀ですがメンテの際の安定を考えると少し不安です
下にひく砂利はそれ単体でもある程度の濾過をしてくれるのでフィルターメンテの際に多少補完してくれるかなと思います
外部フィルターでも水が出にくくなるまでメンテを伸ばす方もいますしほんとに人それぞれです
取水口に大きめで荒目のスポンジフィルターをつけたりごみを軽く濾す装置も色々あるので
それらでつまりを防ぐことも出来ますよ
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
上部フィルターはライトに省に制限が出るし、上がふさがれているぶんメンテの邪魔になるでしょうから避けたいです。
やっぱり外部になってしまうのでしょうか。(苦笑

お礼日時:2010/12/26 01:16

ご質問に単純に答えるならば「底面濾過器」。


底面濾過器は、濾過能力に優れ、一度セットすれば一年程度メンテナンスが不要です。
普段のメンテナンスは、底砂の上の目立つゴミを気づいたらピンセットなどで除去するだけです。
もちろん、放置しても、濾過機能に影響はほとんどありません。

それ以外のフィルターは、基本的に全て同じ。
なぜならば、他のフィルターには給水口があり、給水口にセットするストレーナースポンジにゴミなどが吸着されます。
この、給水口のストレーナースポンジだけは定期的(2週間~4週間)に一度、取り外して濯ぎ洗いする必要があるからです。
この、清掃を怠ると、吸水量が減少し濾過能力が低下する原因になります。
フィルター本体の清掃の手間は機種により大きく異なりますが、本体の清掃よりも、給水口スポンジなどの普段の点検と整備が重要です。

底面濾過器の濾過不良は、正しい設置を行えば心配いりません。
底面濾過器は、ちゃんと設置すれば、バランスを崩すリスクも低い濾過器です。
注意点は次の2点のみ。
・必ず、3mm~5mmサイズの小砂利(酸処理済み大磯砂など)を使用すること。
・底面濾過器の上に、薄くウールマットやプラマットを被せて、その上に小砂利を敷くこと。

フィルターは種類により様々な特性が有ります。
・水槽の大きさ
・飼育予定の生体の種類と飼育数
・底砂を敷くのか敷かないのか
・底砂を敷く場合は、底砂の種類
・水草水槽を目指すのか、それとも、岩をレイアウトした水槽なのか
どんな水槽を目指しているのかによって、最適なフィルターは変わります。

例えば
・60cm(57L)水槽に、メダカサイズの小型魚を5匹程度飼育するのならば、フィルターは必要有りません。
2ヶ月に一度程度の、水替えと、エアポンプによるエアレーションだけで十分です。
・逆に、どんな種類のフィルターでも、無理な過密飼育には対応できません。

フィルターの選択は、、、
・弱流域を好む金魚やグッピー、メダカの飼育水槽にセットするフィルターと、強流域を好むプレコやロカリアの飼育水槽にセットするフィルターも、水槽の大きさによっては異なります。
・美しい水草を主体とした、水草水景水槽ならば、水中からCO2の抜気し難いフィルターが向きます。
・アマゾン川のような茶色い「ブラックウオーター」を目指す飼育環境ならば、吸着濾過能力の低いフィルターが向きます。
と言う具合です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
底面フィルターについてまだ疑問があります。
底床はどれぐらいが理想なのでしょうか?
厚いほうが濾材としての機能は上がると思いますが通水性は失われるでしょうし、小型水槽の場合は厚くしたくても限界があるでしょうし。
それと検索すると底面フィルターでも週1回ぐらいのペースで換水するケースもあるようですがこういうのはやりすぎということでしょうか?
また、生物濾過が機能しきらないうちも換水の必要はないのでしょうか?

お礼日時:2010/12/26 01:13

>なるべくメンテの数を減らしたい



そういうことを考える人は 生き物の飼育をしないことです

PCソフトのアクアゾーン(まだ売ってるのかどうか知りませんが)
あたりがお勧めですよ
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この回答へのお礼

私の書き込みをよく理解されていないと思います。
面倒でなにもしたくない、片手間に生き物を飼いたいとは言っていません。
誰もが生活に携わる時間の多くを、最大限生き物の飼育にはかけられはしないでしょう。
色々な人がいて色々な考え方や生き方ががあるということを理解できないご意見はさびしいですね…。

お礼日時:2010/12/26 01:07

何を飼育されるかにも寄るかもしれませんが


水中ポンプでの上部フィルターも悪くないですよ
外部ももちろん良いですし最近のは掃除がしやすいように
タップが付いてるメーカーが多いですのでわりと簡単です
それに外部なら吸い口のストレーナーを水槽の真ん中より
上あたりで水を吸うようにすれば汚れにくいです。
バランスを崩しにくいのはろ過を2個使う事で1個が
バランスを崩してももう1個が維持してくれます
底面もろ過能力は高いですが、汚れや掃除、水質の維持
バランスなどから外部か上部をお勧めします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
上部フィルターはライトに制限が出てくるし掃除も開放されている方法に比べてしにくいと思うので避けたいです。

>外部なら吸い口のストレーナーを水槽の真ん中より
上あたりで水を吸うようにすれば汚れにくいです。
これはフィルターは汚れないでしょうが、水そのものはどうなのでしょう?
それと底床の汚れを手作業での処理で行う度合いは増えないのでしょうか。

お礼日時:2010/12/26 01:03

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