プロが教えるわが家の防犯対策術!

いつも色々な方の質問も読み勉強させていただいています。
その中からの疑問です。

(1)低床の中にもスラッジが溜まるそうで、かき混ぜることで確認できるとのことですが、水換えの際にかき混ぜてでも念入りにスラッジを取り除いたほうがいいのでしょうか?
(2)今では飼育水がアンモニア→亜硝酸→硝酸塩と変化してゆくことを理解していますが、ということはこの3つが同時に検出されることはないのでしょうか?
あるいは硝酸塩の試験薬でテストし、硝酸塩が検出されるということは、アンモニア・亜硝酸についてはまったく心配する必要はないのでしょうか?
裏返して言うなら、仮に硝酸塩がゼロなどと測定された場合、水が相当汚染されていて、亜硝酸あるいはアンモニアが検出される可能性大ということでしょうか。

A 回答 (1件)

> (1)低床の中にもスラッジが溜まるそうで、かき混ぜることで確認できるとのことですが、水換えの際にかき混ぜてでも念入りにスラッジを取り除いたほうがいいのでしょうか?



・いえいえ。
念入りに取り除く必要はありません。
本当にザックリと底砂から舞い上がるスラッジを除去するだけで充分です。

> (2)今では飼育水がアンモニア→亜硝酸→硝酸塩と変化してゆくことを理解していますが、ということはこの3つが同時に検出されることはないのでしょうか?

・いいえ。
水槽内では、絶えず「アンモニア、亜硝酸、硝酸塩」は発生しています。
ただ、濾過バクテリアが水槽設備中に繁殖定着し、しっかりと硝化作用が機能していれば、試薬や試験紙で検出できる限界値以下の濃度にしかならないと言うことです。
測定限界値以下ですから、安全な水槽です。

> あるいは硝酸塩の試験薬でテストし、硝酸塩が検出されるということは、アンモニア・亜硝酸についてはまったく心配する必要はないのでしょうか?

・硝酸塩が検出されたと言うことは、アンモニアと亜硝酸を硝化する濾過バクテリアが水槽内に存在している証拠です。
ですが、濾過バクテリアも生物です。
突然、調子を崩し、アンモニアや亜硝酸の硝化力が激減する危険性もあります。
したがって、油断してはイケマセン。

> 裏返して言うなら、仮に硝酸塩がゼロなどと測定された場合、水が相当汚染されていて、亜硝酸あるいはアンモニアが検出される可能性大ということでしょうか。

・水槽立ち上げ初期(立ち上げ1年未満)で、アンモニアや亜硝酸が検出される場合は、硝酸塩の有無に関わらず何か問題があります。
・水草類を育てることにより、硝酸塩を減らすことは可能ですが、水草類だけで硝酸塩を0には出来ません。
・水槽立ち上げ後、9ヶ月以上経過し、アンモニア、亜硝酸、硝酸塩のいずれも検出されない可能性は偶にあります。
この場合、多くが底砂を厚めに敷いた水槽。
底砂の深部に嫌気性バクテリアが自然繁殖し、硝酸塩を窒素ガスに分解し、大気中に自然放散する嫌気濾過が運良く機能している水槽です。
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この回答へのお礼

いつも有難うございます。
丁寧かつ詳細なご回答に納得です!
またまた勉強させていただきました。

お礼日時:2011/02/26 11:14

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